骨折の顛末＠石堂山

恥ずかしい話ですが記録しておきます。 先週くじゅうに行き、来週も再来週もくじゅうで忘年登山の予定が入っていたので、くじゅうの雪景色を見たかったけれど、あえて南の方へ。 石堂山を1号目から登っていたところ、5号目と6号目の間で、木の根につまづいてこけました。ポキって音がして、激痛。あー折れた！とすぐ分かりました。テーピングで靴ごと左足首を固定（靴から足を抜くと腫れて戻せなくなると予想）しながら、どうしよう・・・と悩む。 1号目登山口に自力で戻るのは無理。 MAPを見ると、6号目まで10分、6号目から6号目登山口まで10分とある。それならば6号目登山口に降りてタクシーを呼ぶしかないな、と思い、激痛の足を引きずって、ストックと膝やお尻をフルに使って20分のところを1時間くらいかけてなんとか降りました。 が、そこからタクシー会社に電話したところ、6号目駐車場がわからない、林道は難しい、怪我をしているのであれば、救助を要請すべきと、拒否られてしまいました。6号目から1号目の登山口まで、車で1時間40分、とGOOGLE　MAPは示している。どうしようかな、と考えつつ、しばらく足を引きずりながら、林道を降りてみると、建設現場の小屋があり、西米良駐在所の電話番号が記載されていたので、電話して相談してみることに。 駐在所のおまわりさんも、6号目駐車場がわからんと言う。現在地を把握したいので、一旦110番にかけて、ということで、結局110番（＞＜；) 110番したけど、やっぱ現在地が広く指定されていて特定できない、と。 石堂山は、山開きなどの時に、イベントがあるので、役場の方とかは、6号目駐車場をご存知と思います・・・と言うと、役場に一旦相談しますので、待機して、と言われたので、寒いので建設現場の小屋に入っても良いでしょうか？と言うと、緊急事態だから良いですよ、と許可を頂き、入って待ちました。 「防寒着ありますか？」「はいあります」 「食料は？」「あります」 「携帯の充電はどう？」「モバイルバッテリーあります」 「1人で冬に登山されるくらいだから、ある程度の経験あるわけね？」「・・・・え？」 というやり取りの後、役場の方と、パトカーが来て、西米良診療所へ。役場の方が1号目から車も回収してきてくれて、病院に持ってきてくれました。レントゲン機器がメンテ中のため簡易固定だけして貰って、本日近所の整形外科へ。左足首骨折、および骨を繋いでいる筋が伸びていて、これ以上無理して伸びると手術です、と言われました。リハビリ期間も入れて、1ヶ月半は登山禁止・・・山は逃げないというけれど、くじゅうの雪いつでも見れると思っていたのに・・・ 西米良の皆様、本当に優しい方ばかりで、本当に感謝です。治ったら、石堂山にリベンジして、お礼に行きたいと思います。以上骨折顛末でした・・・