生駒市の境界点を巡る 枚方市-京田辺市の巻

2018.12.17(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 11
休憩時間
32
距離
7.1 km
のぼり / くだり
215 / 393 m
1 44
52
19
47

活動詳細

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生駒市は周囲を11の自治体に取り囲まれています。したがって、生駒市との境界上で周囲自治体が接する3市町境界点(村はありません)は11箇所です。生駒市の東西南北を巡ったので、今度はこれらの境界点を巡ってみようという、お馬鹿な企画です。11境界点のうち、交野-枚方は北端と共通、斑鳩-平群は南端と共通で、既に終了しています。残る9箇所を巡ることにしましょう。 まずは有名な三国境、これは枚方-京田辺境界です。大和・山城・河内の三国境界として知られています。生駒高山から京田辺市天王に至るてんの道の途中です。出発はやはり高山八幡宮のてんの道道標からでしょうか。途中農道でわかりにくいところがあって、高船からのほうがわかりやすいはずですが、10年ほど前に通っているから覚えているでしょう。 ただし、その時の経験で三国境は一筋縄ではいかないということを既に知っております。地図の境界点付近に三国境という掲示がありました。ところが、境界標を辿ると、案内掲示の「三国境」と違うらしいのです。つまり、地図の自治体境界がここでも不正確らしい。今はどうなっているか。とにかく出発しましょう。 結果はというと、当然、3府県境は道沿いではありません。しかし、現在掲示はなくなっているのですが、「三国境はこの付近です。正確な府県境は・・・」という案内程度はあっていいような気もします。

交野山・国見山 まず、昔の三国境資料の復習、2007/02/24というタイムスタンプがありました。こんな立て札が立っていました。
まず、昔の三国境資料の復習、2007/02/24というタイムスタンプがありました。こんな立て札が立っていました。
交野山・国見山 立て札右の掲示は、日本昔話風。しかし難波の国なんてものはないんですけど。
立て札右の掲示は、日本昔話風。しかし難波の国なんてものはないんですけど。
交野山・国見山 ところがそのそばにはこんな地図、北が右で見にくいですね。原図は何を使ったのだろう?
ところがそのそばにはこんな地図、北が右で見にくいですね。原図は何を使ったのだろう?
交野山・国見山 見やすいように北を上にしました。今回探索ではこれを持参。
見やすいように北を上にしました。今回探索ではこれを持参。
交野山・国見山 さらに、この見解が正しいという趣旨の新聞記事が掲示されています。何新聞でしょうか?京都新聞くさいが確認はしていません。洛南タイムズあたりかもしれない。
さらに、この見解が正しいという趣旨の新聞記事が掲示されています。何新聞でしょうか?京都新聞くさいが確認はしていません。洛南タイムズあたりかもしれない。
交野山・国見山 久保氏説に従って進んだ三国境には久保氏作成の掲示
久保氏説に従って進んだ三国境には久保氏作成の掲示
交野山・国見山 この境界標が真の三国境とのこと、3種類の境界標が立っていますねえ。さてここまでは昔の記録です。これらのデータを元に再訪問、次からが今回のデータです。
この境界標が真の三国境とのこと、3種類の境界標が立っていますねえ。さてここまでは昔の記録です。これらのデータを元に再訪問、次からが今回のデータです。
交野山・国見山 傍示バス停から天満神社へ向かいます。途中の道標。
傍示バス停から天満神社へ向かいます。途中の道標。
交野山・国見山 天満神社につきました。
天満神社につきました。
交野山・国見山 灯篭を支えているのは天邪鬼かと思っていたら力士さんだそうです。
灯篭を支えているのは天邪鬼かと思っていたら力士さんだそうです。
交野山・国見山 道路壁と一体化したてんの道道標、ここから東へ進みます。
道路壁と一体化したてんの道道標、ここから東へ進みます。
交野山・国見山 ここを進みます。なんか入りにくい。人間はいいだろうと解釈します。
ここを進みます。なんか入りにくい。人間はいいだろうと解釈します。
交野山・国見山 昔ここは、どう行くのか迷いました。左へ進みます。
昔ここは、どう行くのか迷いました。左へ進みます。
交野山・国見山 かなりヤブヤブしています。
かなりヤブヤブしています。
交野山・国見山 ありゃ、倒木だ。迂回するしかない。
ありゃ、倒木だ。迂回するしかない。
交野山・国見山 迂回ってこんなんですよ。泥道だー。
迂回ってこんなんですよ。泥道だー。
交野山・国見山 変な道が終了しました。この道の北は大阪府と分かります。
変な道が終了しました。この道の北は大阪府と分かります。
交野山・国見山 その先は通せんぼ、東からの進入禁止です。入っていけないところを歩いていたのか。
その先は通せんぼ、東からの進入禁止です。入っていけないところを歩いていたのか。
交野山・国見山 ここまでの天王道って通れないんですね。でも知らないから通ってしまった。(実は知っていました。悪いやっちゃ)
ここまでの天王道って通れないんですね。でも知らないから通ってしまった。(実は知っていました。悪いやっちゃ)
交野山・国見山 普通はこの道を来るんですね。高船口からここへ来ます。
普通はこの道を来るんですね。高船口からここへ来ます。
交野山・国見山 天王道入り口ですが、地図通りだとこの掲示はおかしいのです。ここは地図だと生駒市のはずなのです。すでにおかしい。
天王道入り口ですが、地図通りだとこの掲示はおかしいのです。ここは地図だと生駒市のはずなのです。すでにおかしい。
交野山・国見山 ここで東に入る道がありそうです。実はこれが三国境へ向かう道ですが、北から入ることにします。
ここで東に入る道がありそうです。実はこれが三国境へ向かう道ですが、北から入ることにします。
交野山・国見山 この掲示は昔なかった。この西付近に三国境の掲示があったはずですが見当たりません。
この掲示は昔なかった。この西付近に三国境の掲示があったはずですが見当たりません。
交野山・国見山 南を見ると、東南へ進む道があります。これが、境界です。ここを進みます。
南を見ると、東南へ進む道があります。これが、境界です。ここを進みます。
交野山・国見山 境界標があります。
境界標があります。
交野山・国見山 道の両側というのは珍しい。道はどちらに属するのでしょう?
道の両側というのは珍しい。道はどちらに属するのでしょう?
交野山・国見山 順調に境界線を辿っています。
順調に境界線を辿っています。
交野山・国見山 この付近です。確かこの斜面の上ですね。
この付近です。確かこの斜面の上ですね。
交野山・国見山 確かここでした。久保氏作成の三国境標識は失われているようです。34°46′37.7″4N、135°43′47.33″Eに決定。
確かここでした。久保氏作成の三国境標識は失われているようです。34°46′37.7″4N、135°43′47.33″Eに決定。
交野山・国見山 もう少し南へ行ってみましょう。境界標は続いています。引き返して朱智神社をめざすことにします。
もう少し南へ行ってみましょう。境界標は続いています。引き返して朱智神社をめざすことにします。
交野山・国見山 分岐のお地蔵さん
分岐のお地蔵さん
交野山・国見山 この道標で東へ向かいます。
この道標で東へ向かいます。
交野山・国見山 ありゃ、でかい倒木。迂回しかありません。
ありゃ、でかい倒木。迂回しかありません。
交野山・国見山 迂回といっても何がどうなって道はどこなのよ?
迂回といっても何がどうなって道はどこなのよ?
交野山・国見山 迂回して振り返るとこうなっていたのですか。見通しがきかないのでわかりにくい。
迂回して振り返るとこうなっていたのですか。見通しがきかないのでわかりにくい。
交野山・国見山 天王社(朱智神社)に到着です。
天王社(朱智神社)に到着です。
交野山・国見山 本殿は一部修理中ですね。
本殿は一部修理中ですね。
交野山・国見山 狛犬がいます。
狛犬がいます。
交野山・国見山 向かいにももう一匹。
向かいにももう一匹。
交野山・国見山 牛神様がいます。
牛神様がいます。
交野山・国見山 右の角が折れています。お労しや。
右の角が折れています。お労しや。
交野山・国見山 この灯篭はでかいです。
この灯篭はでかいです。
交野山・国見山 朱智神社由緒
朱智神社由緒
交野山・国見山 この灯篭もやたらとでかい。
この灯篭もやたらとでかい。
交野山・国見山 朱智神社を後にして下ってきました。ありがたそうな名前のお寺があるので寄ってみます。柘榴にも極楽寺がありました。
朱智神社を後にして下ってきました。ありがたそうな名前のお寺があるので寄ってみます。柘榴にも極楽寺がありました。
交野山・国見山 ところが山門の鍵がかかっている。通用門も施錠されています。残念ながら入れません。
ところが山門の鍵がかかっている。通用門も施錠されています。残念ながら入れません。
交野山・国見山 途中の民家。これは火事よけのおまじないでしょうか。
途中の民家。これは火事よけのおまじないでしょうか。
交野山・国見山 朱智神社道標らしいですが、「宮」でわかるのですね。
朱智神社道標らしいですが、「宮」でわかるのですね。
交野山・国見山 だいぶ下って、駐車スペース片隅にお地蔵さん。
だいぶ下って、駐車スペース片隅にお地蔵さん。
交野山・国見山 灯篭左の石には猿田彦とあります。
灯篭左の石には猿田彦とあります。
交野山・国見山 墓地によりました。六地蔵ですが、中央に六字名号碑が並んでいます。
墓地によりました。六地蔵ですが、中央に六字名号碑が並んでいます。
交野山・国見山 この墓地の目玉は以下の一石多尊仏です。これは28仏でいいのかな。
この墓地の目玉は以下の一石多尊仏です。これは28仏でいいのかな。
交野山・国見山 これは16仏
これは16仏
交野山・国見山 これも16仏
これも16仏
交野山・国見山 一石多尊仏解説
一石多尊仏解説
交野山・国見山 棺台もあります
棺台もあります
交野山・国見山 お堂の前には前机
お堂の前には前机
交野山・国見山 お堂内には3体の仏様。
お堂内には3体の仏様。
交野山・国見山 大きな地蔵堂がありました。
大きな地蔵堂がありました。
交野山・国見山 中のお地蔵さま、新しいようです。
中のお地蔵さま、新しいようです。
交野山・国見山 鳥居があるので登ってみました。
鳥居があるので登ってみました。
交野山・国見山 これはハチの巣箱ですが、養蜂用ではなく、野生の日本ミツバチが住み込むようにと作られているようです。ほかでもよく見ますが、めでたく住み着いた例はまだ見たことがありません。
これはハチの巣箱ですが、養蜂用ではなく、野生の日本ミツバチが住み込むようにと作られているようです。ほかでもよく見ますが、めでたく住み着いた例はまだ見たことがありません。
交野山・国見山 神社につきましたが何様かは全くわかりませんでした。
神社につきましたが何様かは全くわかりませんでした。
交野山・国見山 バス停まで行くと、なんと10分後にバスがある。これで帰ります。
バス停まで行くと、なんと10分後にバスがある。これで帰ります。

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