ラピュタ 飛行石の洞窟

2016.03.29(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 8
休憩時間
1 時間 55
距離
16.3 km
のぼり / くだり
825 / 857 m
4 59

活動詳細

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ロトルアから、ハミルトンまで、インターシティに乗り、ハミルトンで今日のドライバー兼ガイドと待ち合わせ。 ワイトモへ、向かいます。 ワイトモとは、「水の流れ込む洞窟」の意味 ワイトモは、過去2400万年余りに渡り、断層や地震、火山活動による地殻変動を受けてきました。 海底から、石灰石の層が、1200万年前、隆起した、カルスト大地。 そこを流れるワイトモ川の水の流れで、削られ、空洞になり、雨が染み込んで、その水が、石灰岩を通り、鍾乳石を育てています。 側面は、水に削られて、横縞ができており、上と下には、鍾乳石と石筍が、できています。魅力的な、石灰石の形成物は、天井から滴り落ちる雫や、洞窟の床面や壁面そして岩の表面をつたう、水の作用により、炭酸カルシウム(CaC3)が、結晶して形成されたものです。 1立方㎝に約100年が、かかる鍾乳石の形成。 カテドラルや、象、天井に突き刺さったエビフライ等々、造形の奇跡を見て歩き、最後に、ボートに乗って、いよいよ、ツチボタル鑑賞へ ツチボタルは、日本人が、つけた、名前で、グロー(光る)ワーム(イモムシ)が、本来の名前 こんなに沢山、密集しているのは、ここだけです。ハエの仲間です 幼虫は、9ヶ月かけて、マッチ棒くらいの長さになります。 サナギ 13日 成虫 3日間 と短命です。大きな蚊のような形だそうです。 成虫になると、口がなく、食べれなくなり、卵を平均120~150個 産んで、一生を終えます 幼虫のときに、透明な、ビーズ簾のようなワナをしかけ、お尻を青く光らせて、虫を捕まえて体液を吸って成長します。 しかし、ここ鍾乳洞内では、虫を見かけません。 どうやって、生き延びているのか、謎です。 一説によると、羽化したハエが、捕まっていて、サイクルしているのでは、ないか、と… または、川によって、多くの虫が、運ばれてくるのを静かに捕食しているかもしれませんね 湿度、蜘蛛のような粘着性のある糸を垂らす安全な場所、垂らした糸が絡まないように風の無い状態、光が目立つ暗さ。 きっと世界でここだけ、その条件がそろったのでしょう 真っ暗な、中をボートに乗って進みます 光も音も出さないようにして、進みます。 鍾乳洞や、石灰石の形成物による太古の迷宮❗ 不思議な魅力に吸い込まれます。 マオリは、死者の口から吐く息が、かかると、近づかなかったそうです。 しかし、タネティノウラ首長が、探検家と共に入り、観光地として、人気が、出て、ここで働くスタッフの、多くは、彼の子孫とのことです。 静かに進むボートから、見上げる世界は、 宮崎駿の、「天空の城ラピュタ」の、飛行石の洞窟そのものです❗ まさか、こんなに美しいとは❗ 信じられないくらい、神秘的で、美しい( ☆∀☆) ここは、テレビや写真で何度も目にしていた観光地ですが、百聞は、一見にしかず❗を強く感じます。 感動しました( ☆∀☆) お昼は、ファーマーズレストランで、ゆっくりランチ そしてランチタイム、オークランドに戻る車中の時間では、三人で、話がつきませんでした。鯨の捕鯨の話 法律の話、移民の話、産業、経済、民俗の話等々と、たいへん、有意義な、お話を聞くことができたのも、嬉しいことでした。

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