やっぱり感動を頂ける山 『大佐飛山』

2016.03.29(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 38
休憩時間
1 時間 54
距離
17.0 km
のぼり / くだり
1556 / 1552 m
51
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活動詳細

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昨年、大佐飛山に登った後に「もう、この辛さは1回でいいや。」と周囲に漏らしていたはずが、あの雪の回廊がチラリと脳裏を横切ってしまい、お誘いに思わず手を挙げてしまいました。 やっぱり大佐飛山は裏切ることなく暖かく私達に再び感動を与えてくれました。 栃木県人でも大佐飛山を知っている人は少なく、ましてや他県の方々がには殆ど知られていないと思います。 この山は環境保護のため登山道がなく、雪が残っている時期しか登ることはできない上に、長い山行の辛い登山となります。 が、しかし、だけれども、尾根に連なる雪の回廊、那須連山、日光連山、燧ヶ岳(尾瀬方面)、更には朝日連峰までのパノラマが堪能できる山登りなのです。 朝、8名の仲間で4時過ぎに登山をスタートして、下山は17時半の13時間半弱のロングラン道中でした。やっぱり半端じゃぁありませんでした。 今年は雪が少なく、昨年より20日程早かったけどそれでも遅いくらいでした。 晴れ渡った空に浮かぶ雪化粧の朝日連峰、那須連峰の山並み、日光白根山をはじめとした日光の山並み、会津駒、燧ヶ岳と360度のパノラマが雪の回廊を歩きながら楽しめました。やっぱり来て良かったぁ〜。 昨年の教訓を活かし、今年はアイゼンを12本爪と4本爪の2つを持って行き、登りは雪道が現れ始めてから黒滝山までは4本爪とし、それ以降は12本爪を使いました。 下山は山藤山の手前まで12本爪でそれ以降の登山口まで4本爪をつけました。 笹藪や木の根や土道の影響を最小限にできて足の疲れが非常に軽減できました。 もう1つは師匠の『羊さん』のレポートでハイドレーションチューブが凍ってしまったと書いてあったので自作の発泡スチロール保温チューブで囲ったところ全く凍ることはありませんでした。少し羊さんの時より気温が高かったからもあるかもしれませんが、効果はありました。 ってことで、下山後「2回登れば大佐飛山はもういいなぁ」と思って家路に着きました。 来年にはこの辛さをまた忘れてしまっていて手を挙げているかもしれません。

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