大原から天ヶ岳をへて花背の鉄塔

花背の鉄塔の解体が始まってしまいました。あまり、利用されていませんし、不要なものになっています。人工構造物をいつまでも放置するのもどうかと思いますので撤去も当然かと思います。しかし、遠くからもよく見え、ランドマーク的な存在だったので、さみしくもあります。 一度は、鉄塔まで上がってみたいと思っていましたが、いく機会もありませんでしたんで、鉄塔が完全になくなる前に、出かけることにしました。 前日までに、雪が降って北山の山々も白くなっていましたが、当初の目論見としては、どうせ雪化粧程度で、花背峠を越えれば、少しは雪が積もっているものの、さほど多くないのではないかと思っていました。大原から天ヶ岳に向かうにしたがって、徐々に雪が増えて、最終的には辺りは一面雪景色。多いところで、10～15cmぐらいは積もっていました。百井峠より先はさらに雪の量も多くなり、20cm近く積もっているところも。湿った重い雪ですが、新雪であるため、歩きにくさはなく、踏みしめる際に、キュキュとした音がし、気持ちの良いものでした。 なお、百井峠から鉄塔までの尾根歩きは、雪が積もっていることもありやや不安でしたが、意外としっかりとしたルートで、所々倒木があるものの、迂回も特に問題はありませんでした。雪がなくなったらもう一度登っても良いかと思いましたが、その頃は、鉄塔は無くなっているでしょうね。