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愛宕山の桜と目黒川の桜

ソラリスさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:気が付けば29年間、会社に勤めた事になります。出身は富山なのですが、首都圏勤務が長く、元々、車やバイクで全国を巡るのが好きで、何時の間にか山を訪れて旅行を兼ねて愉しむ山旅スタイルになっていました。何となく各位の山行日記の投稿が高山植物に似ているのかなと感じてます。メンバーさん一人一人の投稿が花です。花の愉しみ方は人其々で、自分はひっそり咲いている花を探すのが好きなようですが、百名山登山に憧れ、残りは8ですので華やかな花にも強い憧れが在りそうです。投稿は減りそうですが時々、花を探しにYAMAPを訪れたいと思っています。
  • 活動エリア:富山
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1964
  • 出身地:富山
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:初心者
  • その他 その他

東京都23区 中央エリア

2016/04/08(金) 22:19

 更新

愛宕山の桜と目黒川の桜

公開

活動情報

活動時期

2016/04/01(金) 13:04

2016/04/01(金) 14:20

アクセス:279人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 243m / 累積標高下り 273m
活動時間1:16
活動距離5.32km
高低差84m
カロリー97kcal

写真

動画

道具リスト

文章

仕事の合間をぬって、愛宕山の桜と目黒川の桜を観賞してきました。去年の春は東京へ長期出張中で通勤電車の東急目黒線の電車の中から眺め、勤務先の傍で、お昼休み中に眺めた愛宕山の桜でしたが、仕事で徹夜明けになったものの今年も無事、同じ桜を眺める事が出来ました。

何時もの通り、愛宕山の出世の階段を数えながら登ると数えた数が85段で、愛宕神社で二礼二拍手して家族の無事を祈願した後、愛宕山の桜に逢ってきましたが、今回は、お隣にあるNHK放送博物館も見学して来ました。NHK放送博物館は放送の故郷だそうで、ラジオの本放送が始まった場所だそうです。仮放送が始まったのは、芝浦だそうで、自分の母校の大学の近くに在りました。一応、自分も殆ど使用する事は在りませんがアマチュア無線のニアマの資格を持っています。(笑)

中の博物館では、ラジオ局時代の技術的な紹介も多かったのですが、自分は元来は文系なのか、NHKのドラマが好きで、「男たちの旅路」「クライマーズハイ」、「火の魚」、「坂の上の雲」、「大地の子」等のパネルが展示され、感慨深く感じました。

この後は何時もの如く、芝公園で桜を眺めましたが、桜には、東京タワーが似合うと思いつつ、岩波ホールで37年振りに再上映された「木靴の樹」を観てきました。「木靴の樹」は19世紀末の北イタリアの農民達が貧しいながら、精一杯、逞しく生きていく姿が美しく素晴らしい映画だと思います。

次の日は品川プリンスで晩年の室生犀星を題材にした映画「蜜のあわれ」が4/2に公開されたので観てきました。自分はどちらかというと、以前、NHKで同じ「蜜のあわれ」を題材にしたNHK広島放送局が作成した「火の魚」というドラマの方が作品的には好きなのですが、この映画も室生犀星が芥川龍之介への劣等感を感じて苦悩する姿や、老いても止まない生への欲望や死への恐怖感をコミカルに描いていて面白い作品に仕上がっていると思います。室生犀星が日々の苦しさやライバルへの劣等感から、自分の作品について、お伽噺の一つでも書いていないとやっていられないと自嘲しているセリフが、自分にも少しだけ気持ちが判るような感じがして(笑)印象に残りました。

この後、久しぶりに目黒川の桜を訪ねました。目黒川に架かる橋の真ん中から桜並木を見ていると川の遠くに見える景色が都会のビル群で、これから歩く未来の道や、これまで歩いてきた道に思えてきます。故郷の朝日町の舟川べりの桜の川の先に見える景色が山なので、都会のビルとの違いは在りますが、川の先に何か希望が在りそうで、好きな景色の一つです。

目黒川を歩くと、地元の小さな公園で小さな桜祭が行われていて、居合わせたタイミングでジャズの若手女性サックス奏者の演奏を聴きました。ミニスカートに春を感じた事は確かなのですが(笑)、桜とジャズの組み合わせが新鮮で若い女性のサックスの躍動感で春らしさを感じます。此れから先が楽しみな新進気鋭のアーティストの演奏は、春の行事に相応しく、目黒川の先に見えた未来のようで、羨ましく思います。桜祭の会場には、屋台も数多く、華やかで、地元の住民が大切に育てた街の桜は確実に根付いていて、皇居の桜にも負けていないと感じました。

会場の中で、映画で見てきた室生犀星の出身地の目黒石川県人会さんのブースが在ったので、富山県人ですと挨拶すると富山県の井波町出身の人が居ました。嘗て、室生犀星は故郷の金沢を捨てて、東京に上京し、故郷は遠きに在りて想うものと詩ったのですが、北陸新幹線も出来て、近くなった東京に時代の流れを感じます。私が勤務する業界では、東京の仕事を富山に持ち帰って仕事する事をニアショア、中国などの近隣諸国に仕事を依頼する事をオフショアと言います。和訳するとニアショアは沿岸という意味になるですが、富山で暮らし、東京の仕事を出来る、そんな時代になったという事なのかもしれません。

徹夜明けの仕事が終わった後に眠い頭で、映画を観て、東京の桜を眺めていると、自分の卒業式、入学式や入社式等、人生の節目がフラッシュバックしてきます。(笑)東京の春、富山の春を眺めていると春夏秋冬の言葉の通り、一年は春から始まって、冬に終わるのですが、季節は繰り返して巡って行き、一年、一年が無事に過ぎ去っていく、映画で観た「木靴の樹」にも通じている感じがした東京の休日になりました。

4/5 19:30 追伸

夜勤の後、そのまま日勤し、ようやく夕方に仕事が終わって、明朝、富山へ帰ります。愛宕に通い出して3年、今日初めて気が付いたのですが、新虎通りに花が咲いたのを見かけた事がなかった木が在って、それが実はコブシでした。お伽噺なのか、厳しい現実なのか。(笑)

母の実家、入善町の町木が、見守ってくれていた事になります。見上げると少しだけ白い花を付けていました。考えてみると街路樹も見知らぬ街へ転勤させられて大変です。(笑)早く馴染んで桜に負けない白い花を咲かして欲しいと願っています。

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