活動データ
タイム
16:54
距離
34.9km
のぼり
2786m
くだり
2781m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 中房線は冬期通行止中のため、宮城ゲート以降は12kmほどを徒歩となります。手前の駐車場に車を停めて、中房温泉で一泊しました。 【天気】 1日目 小雨 2日目 雪〜快晴 3日目 快晴 【コース状況】 宮城ゲート〜中房温泉 積雪は中房温泉近くで10cmほど。冬靴で林道を歩くのは拷問なので、アプローチシューズを使用しました。途中ちょっと凍結した圧雪があり、スリップや転倒に注意です。 中房温泉〜合戦小屋 最初は積雪は無いものの、標高を上げるに従って積雪が増えました。第2ベンチでアイゼンを装着しました。 まだ雪が少なめなので岩や木の根が出ている箇所があります。 合戦小屋〜燕山荘 積雪は多いところでも恐らく1mは無いくらいですが、トレースを外すと踏み抜きそうです。 燕山荘〜燕岳 稜線上なので雪は飛ばされて積雪は少な目、岩が出ている場所もあり、アイゼンを引っかけないように。 稜線上には赤旗が設置してあり、トレースもあるので道迷いは無いと思いますが、降雪直後だとトレースが無くラッセルを強いられるかもしれません。トレースが期待できたので今回はワカンは持っていきませんでした。 柔らかい雪でしたので結局ピッケルは使用せず只の重しでした。 【感想/記録】 燕山荘は12月22日~1月6日まで冬季営業します。夏期なら中房温泉の登山口まで車で行けますが、中房線が冬季通行止めのため、宮城ゲート手前の冬季登山者用臨時駐車場から、林道を延々と12km程度を歩く必要があります。昨年は安曇野市に前泊して、宮城ゲートから燕岳まで一気に登りましたが、依然として右膝の調子が悪く、去年のように歩ける自信がありません。そこで今年は一昨年と同様に中房温泉で一泊し、燕岳へ登頂することに。温泉で膝の湯治も大きな目的です。家族の一大イベントのクリスマスも子供が社会人なので、家を気兼ねなく空けられます(笑)。 ■1日目 活動時間:3時間44分 活動距離:11.73km 高低差:693m 累積標高上り/下り:743m/50m 消費カロリー:1730kcal 自宅を7時40分に出発し、宮城ゲート手前の臨時駐車場には11時前に到着すると、幸いまだ空きスペースが残っていました。でも神岡町からずっと雨が降って、安曇野市も小雨。前日の天気予報では降水確率が0%だったので、ザックカバーを持ってきませんでした。12月下旬なのに気温も高く、やっぱり暖冬ですね。昼食を食べ準備をして11時半頃に出発。生憎お天気は小雨が降ったりやんだり。気温は高いので暑くて、すぐにジャケットを脱いで歩きました。途中から林道には中途半端に圧雪があり歩き辛い。景色も無く単調で面白くない林道歩きのため、iPhoneで音楽を聴きながら、ひたすら歩き続けます。 途中から小雨になり万が一と思って持ってきた折りたたみ傘が役に立ちました。 幸い膝は最後までもってくれて、15時過ぎにようやく中房温泉に到着。別館で受け付けをして宿泊の手続きをし、本館の部屋に向かいます。割り当てられた部屋は八畳間で2人で宿泊となりました。荷物を整理してから、たくさんある温泉の中から御座の湯に入り、温まってから担ぎ上げたビールで乾杯しました。 中房温泉は昭和の香りが漂う、ひなびたアルカリ泉質の温泉です。お肌に良さそうですね。宿泊者は20人程で空いていました。今回は膝の湯治も兼ねているので、夕食後にも名前の割に狭い大湯に入りました。その後は部屋でテレビを見ながら9時頃には寝ました。 ■2日目 活動時間:7時間15分 活動距離:5.32km 高低差:1,282m 累積標高上り/下り:1,342m/72m 消費カロリー: 2145kcal 24日は5時15分頃に起床しすぐに温泉へ。6時からの朝食を食べたらまた温泉へ。湯治も目的なので温泉三昧となりました。出発したのは結局8時になり一番遅くなりました。外に出ると雪がチラついていたので、アウターを着て出発。登山口には雪はほぼありませんでしたが、しばらく進むと雪が少しずつ増えてきました。樹林帯は無風なのですぐに暑くなって、ジャケットを脱ぐ羽目に。第2ベンチではアイゼンを装着して出発。 新雪なのでアイゼンでも滑って歩きづらい急登が続きます。ベンチがあるところで止まって、汗を拭いて行動食を食べたりして、11時過ぎに合戦小屋に到着。ここからは森林限界を越しますので、またジャケットを着込んでから出発。稜線上に出たら強風かと思っていたら、微風で肩透かしでした。ガスっていたお天気でしたが、稜線に出るとようやくガスが晴れて大天井岳が見えて、テンションが上がります。でも晴れていると暑くて、ジャケットを着た事を後悔しました。 12時半過ぎに燕山荘に到着。稜線に出るとさすがに風が吹いて寒くなってきました。晴れて快晴となり、北アルプスの山々が一望できます。燕山荘で受付を済ませて昼食を食べてから、必要な荷物だけをザックに詰めて燕岳へ向かいます。稜線上には雪は少なく、岩が出ているのでアイゼンを引っかけないようにして歩きました。 14時10分頃には燕岳頂上に到着。裏銀座、槍ヶ岳、奥穂高岳〜前穂高岳の吊り尾根が見えましたが、後立山連峰、立山、富士山、八ヶ岳などの山々は雲がかかって見えず残念。立山は何とか雲の間からチラリと見えました。頂上付近は思ったよりも風は無くて穏やかでした。14時半頃には下山し15時過ぎには燕山荘に到着。あとはビールを飲んでこたつの中に入ってテレビを見てまったりと。 16時20分頃から夕陽を撮影をするためにまた外へ出てスタンバイ。快晴の空の下で赤く染まる燕岳や、陽が沈む槍ヶ岳、北アルプスの山々を撮影できました。日没後も残照を撮影していると、さすがに寒くなり、最後は寒さでOM-D EM-1のバッテリーが落ちてしまいました。燕山荘に戻ると中は暖かくて生き返りますね。 夕食は豪華で安定の美味しさ、しかも今日24日はクリスマスイブなので、各テーブルごとにワンホールのケーキと振る舞いワインも出てクリスマスらしい雰囲気に。クリスマスイブに燕山荘に来て良かったぁ〜、2泊もしたのでちょっと高くついたけど(笑)。恒例の赤沼オーナーの講話は残念ながら赤沼家にご不幸があり、開催されませんでした。食後はこたつの間でテレビを見ながらまったりできて、とても標高2,700mの北アルプスの稜線とは思えませんでした。 ■3日目 活動時間:6時間51分 活動距離:16.47km 高低差:1,929m 累積標高上り/下り:68m/1,980m 消費カロリー: 2734kcal 25日は5時半前に起床し、御来光を見る準備をし、6時15分からの朝食を食べたらすぐに外に出ましたが、結局出発できたのは40分過ぎ。頂上を目指しましたが朝日が見られない場所もあり急いで歩くも、途中の中途半端な場所でご来光となりました。頂上手前で赤く染まる燕岳を撮影できましたが、やはり頂上からご来光と赤く染まる北アルプスを撮影したかったので、身体が二つ欲しい(笑)。途中で寒さでOM-D E-M1 MKIIのバッテリーが落ちてしまい撮影を断念。こんなにお天気が良いのならば、燕山荘で朝食を食べている場合ではありませんでした。お天気が良かったのに、朝の燕岳山頂に立ったのは2人だけでした。でも快晴の空の下で北アルプスの山々を撮影できたから良しとしましょう。撮影後は一旦燕山荘に戻って下山の準備。最後にコーヒーを頂き、8時40分頃に燕山荘を後にしました。 燕山荘付近は雪煙が舞う強風でしたが、合戦尾根を降りていくと、すぐに風は和らぎ暑くなってオーバーグローブを脱ぎ、アウターのジッパーを開き温度調節をして合戦小屋に到着。これからは樹林帯に入りますので、アウターとグローブを脱いで、下山していきます。ここからの下り坂は痛い膝に堪えました。途中のベンチ毎に休憩し何とか膝を保たせて,第1ベンチで軽い昼食を食べてから出発。登山口近くの地面が露出してきた所でアイゼンを解除。しかしすぐに岩が氷に覆われている部分があり、滑りそうで歩くのが大変でした。 11時45分には中房温泉に到着し,デポした荷物を回収して少し休んでから,12時頃に長い林道歩きを開始。所々凍結しているところがあり、滑らないように注意しながら単調な林道を歩いて行きますが、途中で2回の休憩で膝を休ませて、3時半頃に宮城ゲートにゴール。もう足がガクガクで膝が終わりました。 温泉で少しは良くなったと思えた膝が、結局返って悪くなったようで、またしばらく休養して膝の養生が必要となりましたとさ(泣)。 【注意点や反省点】 中房温泉は一泊二食付きで1万円(一昨年よりも300円の値上げ)、部屋にはコンセントがあり、スマホの充電も可能でした。部屋のテレビは地デジはダメでしたが、BS放送が見られ、ソフトバンクの4Gの電波が拾えました。寝床は毛布が無かったので掛け布団が一枚、ガスヒーターを点けっぱなしで寝ました。 燕山荘は一泊二食付きで11,000円、夕食は17時半、朝食は6時15分。4人のカイコ部屋を3人での宿泊となりました。今年はこたつもありミカンも食べられました。ここはちゃんと毛布があり、暖かく寝られました。女性の割合が半分くらいで、女性に人気ですね。自由に使える水は無いので、体力のある方は水を担ぎ上げた方が良いかも。水はペットボトルを購入、お湯は500mlが200円でした。 アプローチシューズで林道歩くと快適でしたが、冬靴は重かったです。林道が凍結すると滑って危険なのでチェーンアイゼンがあると安心です。 ザックの重さは13.8kg(冬靴、350mlビール、500mlの水分を含む)、カメラバッグは1.3kg。カメラバッグは今回初めてパーゴワークスのフォーカスを使用しました。ザックと連結させて使用すると、身体に密着してカメラがブラブラしません。軽くて良かったのですが、単独では身体に固定できずザックとセットでの使用となります。底ケースをつけたOM-D E-M1 MKIIは大きくて収納しづらかったです。バックルはやや小さくて厚手のグローブをはめていると、解除しづらくもっと登山でのケースを想定して頂きたいですね。カメラを取り出しやすくするために、バックルを締めなかったためか、OM-D E-M1 MKIIは頻繁にバッテリーが落ちてしまいました。氷点下10℃以下なの保証温度を超えてしまい、文句は言えないのでしょうが、OM-D E-M1 ではこんな事は無かったのでガッカリです。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 1,079 1,307 1,412 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 229 295 237 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 13 16 15 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 15 272 59 ウォーキングの距離(km) 18.6 16.8 30.6 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 24,290 20,834 39,788 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 57〜121 63〜121 57〜106 体重 64.5 -> 62.7
活動の装備
- その他(Other)COCOHELI(ココヘリ)会員証
- パタゴニア(patagonia)M's Nano-Air Hoody
- オリンパス(OLYMPUS)M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
- オリンパス(OLYMPUS)OLYMPUSミラーレス一眼OM-DE-M1MarkIIボディー
- オークリー(Oakley)OAKLEYオークリーPRIZMプリズムサングラスRADARLOCKPATHレーダーロックパスOO9206-28009206-289206-28
- モンベル(mont-bell)ウインタートレッキンググローブ Men's
- マムート(MAMMUT)Expert Tour Glove Men
- その他(Other)ポーラーエクストリームDFパンツPWP13A0011(Men's)
- スント(SUUNTO)SUUNTO AMBIT3 PEAK
- その他(Other)iPhone8 スペースグレイ
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ベノム アッズ
- その他(Other)Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
- モンベル(mont-bell)LXB-12アイゼン
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 3000
- サーモス(THERMOS)山専用ステンレスボトル FFX-500
- その他(Other)ポールワーズ POLA EXTREAM DF ジャケット
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)ダイアティッシマ50アウトドライ
- パーゴワークス(PaaGo WORKS)FOCUS
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