20181226国分寺崖線をあるく2〜九品仏から二子玉川まで〜

2018.12.26(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 26
休憩時間
33
距離
10.3 km
のぼり / くだり
121 / 142 m
2 9
23
1 39

活動詳細

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国分寺崖線巡り第4弾(本シリーズ最終回) 今回は、世田谷の国分寺崖線発見マップの【おもいはせの路】を歩いた。 やはり国分寺崖線の坂道が多かった。確認できた湧水は、等々力渓谷の「不動の滝」だけだった。 【おもいはせの路】も、九品仏浄真寺などの神社仏閣、古墳、等々力渓谷、五島美術館、富士見橋など見どころ満載である。 今回歩いたのは、東急大井町線九品仏駅〜九品仏浄真寺〜ぽかぽか広場〜宇佐神社・傳乗寺〜東京都市大学〜狐塚古墳〜御岳山古墳〜等々力不動尊〜等々力渓谷〜玉川野毛町公園(野毛大塚古墳)〜六所神社・善養寺〜上野毛自然公園〜五島美術館〜富士見橋〜多摩美術大学〜二子玉川駅 このルートの中で、東京都市大学は、マップの「おすすめポイント」には入っていないが、傳乗寺から御岳山古墳に向かう途中、世田谷キャンパスが見えて来て、一時お世話になっていた頃が懐かしくなり、立寄ってみた。 また、特に心に残ったのは、九品仏浄真寺と大塚古墳である。 駅からすぐの浄真寺表参道に入り、総門、仁王門と進むにつれ、見頃は過ぎたとはいえ綺麗な紅葉が迎えてくれた。 本堂は龍護殿、大きな釈迦如来がお祀りされている。本尊の左側脇殿に五劫思惟像も祀られている。 西向きの本堂を出ると向かい合う形で、東向きの三つのお堂が並んでいる。 三つのお堂には、九躰の阿弥陀仏が三躰づつお祀りされている。正面が上品堂(じょうぼんどう)、向かって右側が中品堂(ちゅうぼんどう)、左側が下品堂(げぼんどう)である。各堂の中央には、上生佛(じょうしょうぶつ)、向かって右に中生佛(ちゅうしょうぶつ)、左側に下生佛(げしょうぶつ)がお祀りされている。九躰の阿弥陀如来は、浄土教の教えで極楽往生には九つの階位があり、それぞれに対応している様である。 奈良に近接する京都の浄瑠璃寺では、一つのお堂に九躰の阿弥陀如来が、横一列にお祀りされている。壮観な阿弥陀如来を順にお参りしたことを思い出す。浄真寺の案内版に、「京都府下の浄瑠璃寺とともに、わが国における九品仏像の東西の双璧である」と書かれていた。 野毛大塚古墳は、関東地方の中期古墳文化を代表する5世紀前半に築造された「帆立貝式古墳」である。隣りあわせの公園のベンチで、持参のおにぎりを食べながら、古代人の文化に想いを馳せ、しばし見入ってしまった。 ◆世田谷区の国分寺崖線歩きにあたり、Youtube「タモリ倶楽部 桃栗3年 崖10万年 国分寺崖線をゆく」が参考になった。  https://www.youtube.com/watch?v=pD68HxM5IuA

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