ブンゲン～予想外の大雪

この日はＫさんの案内で伊吹山地へ行ってきました。当初車一台を国見峠にデポし、残る一台で奥伊吹スキー場へ向かいブンゲンから国見岳まで縦走する計画でした。 迎えに来てくださったＭさんの車で高速を乗り継ぎ、途中Ｋさん夫妻とも合流し国見峠へ。標高は850m程ありますが、雪もほとんどなく快適な稜線歩きが予想されます。ここで車一台デポし奥伊吹スキー場へ。奥伊吹スキー場は16年前に連れと3人でボードに行って以来でしたが、駐車場の様子やコースはしっかりと覚えてました。 ゲレンデの下の方は雪不足でスキー場のオープンが遅れてしまってるのは仕方ないですね。 最初はゲレンデ沿いに登りますが、すぐに深い雪に変わります。そしてゲレンデを離れより標高の高い林道に入るとその深さはより一層のものとなり、斜度の緩い林道の登りも結構負担となります。 やがて登山道に入り、稜線に登りつめますが、その深さは変わらず、しかし当初ガスっていた空も、ガスが抜けて雄大な伊吹山地の眺望を楽しむ事ができました。 いくつかのアップダウンを経てブンゲン山頂へ。 当初予定していた国見峠への縦走はワカン、スノーシューも無い状態で深い雪の為に諦めてブンゲン西尾根を下る事になりました。 ブンゲン西尾根は雰囲気の良いバリエーションルートで、最初こそ踏み跡は無いものの、ある程度標高を下げると道のようなものがでてきます。テープも迷わない程度にあるので、それを追う事も可能。 収穫は尾根の景観や雰囲気だけではなく、ふと目に入ったナラの木に生えたナメコ！ 早速ビニール袋に入れました。 尾根を下り切ると沢に当たるのですが、その水も綺麗で、苔生した大岩が眼前に広がる光景はまさに八ヶ岳山麓のそれでした。 そこからゴールの奥伊吹スキー場の駐車場は僅かな距離でした。雪のおかげで適度な負荷で良いトレーニングになったと思います。 ランチはＫさんから美味しい鶏鍋をご馳走していただき、雑炊も大変美味でした。ありがとうございました。 そして今回も送迎してくださったＭさん、ありがとうございました。 伊吹山地、これからも楽しみたい山域です。