M：I　筑波山　

今回もなんとソロではありません。 今まで会社の同僚を何度か誘ってますが、乗り気になってきたところで つい武勇伝ぽく、筑波山での遭難話をしてしまいドン引きされ、絶対行かないと断られる始末。 今回、私に同行してくれるのは元請会社の若手社員。 当然ですが、筑波山の事は軽めの説明しかしていません。 「筑波山、行きたいんだったら連れてってあげようか、何回か行ったことあるから乗せてってあげるよ」 「良いんですか、筑波山行ったことが無いんで行きたかったんです」可愛いやつです。 岩手から上京して一年、四月から社会人二年生、 そう、この若者は私が何者か知らないのです。協力会社の優しいYさん程度です。 この私は、三十数年前「ちびっ子ハウス」から抜け出し、「虎の穴」の門をたたき、 「タイガーマスク」として活躍後、「IMF」に特殊工作員として所属し裏の世界で活動することに。 コードネームは「ティーサン・ホント」（インチキ臭い） 映画の世界にイーサン・ハント役の「トムクルーズ」と言うアメリカ人がいますが、 私にかなり寄せて来ていて、今では見分けが付かないくらい瓜二つ。 今更ケチを付けてもしょうがない、私も大人です、この際、百歩譲って私を「トムクルーズ」と呼んでも良いでしょう。怒りません。 話が脱線してしまいましたが、今回、私に与えられたミッションは、 この若者に、都会の喧騒や理不尽な社会の上下関係からなるストレスを、 筑波山の雄大な自然を満喫させる事で、身も心も解放させ 二年目のスタートダッシュを決めさせる事であります。 初めての筑波山と言う事なので、基本ルートは抑えつつ、裏の世界もチョットだけ見せてあげましょう。 それでは、天気が少し心配ですが「M:I筑波山」行ってきま～す。