活動データ
タイム
06:40
距離
9.2km
のぼり
861m
くだり
888m
活動詳細
すべて見る足尾銅山の亜硫酸煙害を生き延びた、という「孤高のぶなの木」にあいに中倉山に行ってきました! 冬の落葉のせいばかりではない荒涼とした山々の景色に、ちょっと重みを感じながら歩いてきました。 今回も気さくな世話人ブルさんのアテンドです(^_^) 銅親水公園に駐車、吊り橋を渡って足尾環境学習センターの裏手から登ります。 トイレは学習センターにありますが、12/1〜3/31までは閉館です。開館期間も9時にならないと開きません。その場合は裏手にある簡易トイレへ。 人が通る場所ではない水管橋をわたりきると水神様が祀られていました。もしかしたら動物たちの水場になっているから、水管橋あたりに糞が多いのかな?ドッシリした糞もあったので猿かイノシシか…熊ではありませんように。 しばらくは林道歩き。獣たちの糞トラップはここにもたくさんあります! 途中で木の上からこちらを眺めている猿を発見。でかい。ボスですか?ゆうゆうと立ち去っていきました。 林道は落石が多い、、登山道への登り口からいきなり急登がはじまり、休みながら進みます。時々景色のいい稜線に出ますー。 登山道には落ち葉がたくさん、ブルさん曰く秋の紅葉は素晴らしいとのこと。確かに木が低くて、葉がつけば森の中を歩いているような感じなんだろうなーと思う…この辺りは銅山の被害を免れたのかな。それともそれ以降の樹林帯なのかな。 景色が開ける所では、周りの山々や駐車場まで見渡せます…今日は山の上のほうは雲かかっちゃって…少しザンネン。目下には山尾根がクッキリと見えます、、そこを登ってくる人もいるとか…(^_^;) ガレ場を慎重に通り過ぎ、登り始めてから2時間くらいで中倉山山頂到着! 360度見渡せますー。(雲かかっちゃってるケド…) ホントは皇海山、日光白根山、男体山などなど望めるそーです! この時期は木が葉を落としているので、周辺の山はみんな茶色っぽいけど、多分新緑になると山肌の違いがハッキリとわかるんだろーな。 目的のぶなの木は山頂からから先、ちょっと降った場所に立っていました! 左手側の斜面にはポツポツと木が生えていますが、稜線に佇んでるのはぶなさんだけ。右斜面には植物はありません…。 ずーと向こうまで続く荒涼とした環境の中で、1本だけ生き抜いた生命力のあるぶなの木が「孤高のぶなの木」と呼ばれるのも納得です。 でも何かもっともっと平和的なものも感じます! ぶなの木は森の木の中で一番水を貯めることのできる木だと聞いたことがあります。このぶなさんも水を蓄えているんだろーなー。触ってみると、うん瑞々しい感じ!樹齢約100年ですかー。 この辺りは煙害だけでなく山火事や伐採もあったと聞きます。植物が死滅してしまうほどの煙害は確かにひどいことだけど、似たようなことが今でもどこかでおきているかもしれないです… むむむ、、そんなことを考えるとストックをつく時も木の根を痛めてはいかん、などと神経質になってしまうので、その辺は臨機応変にいかねば!木や山はわたしが想像できないくらいの生命力もってるハズですから! と、ぶなさんに教えていただきました。 生命力のおすそ分け、いただきます(^_^) ぶなの木よりも先に進むこともできますが(庚申山、皇海山へ)それはまた機会があれば。 帰り道で、鹿ファミリーに遭遇はラッキーでした! お父さんお母さんお兄さんお姉さん弟の5匹でした。(多分) 今回も楽しい山行でしたー! 雪山からこちらに変更してくれて、みなさんありがとです!また違う季節に、みんなでぶなさんにあいに行きたいですね!(^_^)v
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