活動データ
タイム
04:10
距離
8.8km
のぼり
689m
くだり
689m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る休日、晴れたらどこへ行こうかなあと思っていたところ、たまたま「ゆずっちさん」の日記の美しい雪割草の写真が目に入り、八乙女山へ。雪割草は、今年も行った能登の猿山が有名だが、富山の山にもあるのか、どんなだろう?と興味津々。八乙女山は彫刻の街、井波の里山で、麓に閑乗寺公園がありそこから登山道に入る。 ショウジョウバカマを始めとした春の花がきれいに咲いていた。途中の展望台では、東側の牛岳や利賀村の山々が連なって見え、富山の山の奥深さを感じる。頂上ピ-クは二つあり751mの三角点のあるところと、町の文化財に指定されている大杉のある756mのところである。 頂上から大寺山方面へ少し行くと、風穴と鶏塚が祀られている。この風穴から大風が吹き出し、井波の町の人々は難儀をすると考えられていて、それを鎮めるためにほこらを建て、お祀りしたものだとか。 しかし、目的の肝心の雪割草が見当たらない。もう終わってしまったのか?どこか横道にそれないと見られないのか?しまった。花のある場所を、事前に調べてくる大事なことを忘れた。行けば大丈夫だろうという安易な気持ちが失敗だった。 仕方がない。。来た道を戻り、途中の東屋で弁当を広げていたところ、ファンタスティックな出会いがあった。八乙女山の主のようなおっちゃん達である。 おっちゃん達も休憩に東屋に入ってきたのであるが、「雪割草を見に来たが、見られなかった。」と話をすると、 おっちゃん「違う道や。今からワシらそっちに行くぞ。」 私「え~!ぜひご一緒させてください。」 というわけで、雪割草の咲く道へ行くことができた。 道宗道(どうしゅうみち)、蓮如上人の弟子、道宗さんが五箇山から井波の瑞泉寺へ通った道。 東屋からそちらへ周回することになった。この道が雪割草の咲く道であった。猿山では見られない紫の花もあった。おっちゃん達のお陰である。 山下りた後、瑞泉寺へも初めて行ってみた。真宗大谷派の大寺院。 道宗さんにも思いをはせながら、伽藍を見て回った。
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