活動データ
タイム
06:04
距離
9.2km
のぼり
774m
くだり
773m
活動詳細
すべて見る12/29に仕事を納めすぐに山に行こうと思ってたんですが、29日に朝まで浴びるほど飲んでしまい30日は完全にダウン!大晦日の山行になってしまいましたσ(^_^;) 今年のラストは室生の山々でまだ未踏だった住塚山と国見山を回ることにしました。 この辺り山深い割には意外とアプローチに積雪が少ないので、冬でも行きやすいんです(^^) 住塚、国見と言えば屏風岩ですね。 火山活動でできた幅2km、高さ200mの柱状節理で、国の天然記念物に指定されています。断崖の下は屏風岩公苑として整備されていて、春には山桜、秋には紅葉で美しく彩られます。 今日は屏風岩公苑から住塚山へ。そして国見山へ縦走してからそのまま林道まで下ります。林道と時計回りに回ったら、屏風岩のてっぺんを通って屏風岩公苑に下山する周回コースを歩いてみました。 詳細は画像のキャプションで(^^) 印象だけ簡単にお伝えしますと、とにかくアップダウンが過激です(>_<) 時折穏やかな箇所もあるんですが、上り出したらいきなり急登!下り出したら転がり落ちるような激下りを繰り返します。しかも今日はとんでもない寒さで、道が雪をかぶっていたり、ガチガチに凍ってたりしていたので、特に下りでは必要以上に慎重になり、体力を消耗してしまいました。 本来なら住塚山も国見山も展望良好なはずなんですが、今日はガスで残念ながら展望ゼロ…でも屏風岩の上からはなんとか景色も見られたのでヨシとしましょう! 展望がなくても、地面が凍っていても、シャリバテしたって、やっぱり山を歩けるだけで幸せ。 いつでも挑戦できる山ですから、最高のコンディションは次回のお楽しみにしておきましょう(^^) さてここからは2018年を振り返りたいと思います。 正月に地元の低山を歩いたあとは、春からの新生活の準備のために山歩きはしばしおやすみ。 3月、明るい未来が待っているはずだったのに、突然暗闇に突き落とされる。 離婚の苦しみを味わった時に、もう一生の間で二度とこんな苦しみは味わいたくない!と思ったのに、それを上回るような苦しみがやってきた。山の神様は優しいのに、人生の神様はなぜこれほどまでに厳しいのか? ここで詳細は語れませんが、地獄のような日々に本気で何度も命を断とうと考えました。 それを救ってくれたのも山です。 事情があって遠出もできず、連絡が取れない場所には行けなかったため、近くの里山や園地を散歩するのが精一杯。 でも山に入ると、自然に触れると、その時だけは心がピュアになる。歩いている時だけは幸せだ。もう少しだけ山を歩いていたい。じゃあもう少しだけ生きてみるか… そんな感じで生きるという選択をしたんです。 大切に守ってきたものを汚されたくないから、全てを封印して、第二の人生を歩くことを決めました。 51歳にして未経験の職種への転職。生まれて初めての就職活動。しかしそこでも山は私を救ってくれたのです! 転職サイトに登録しプロフィールを公開しながら、気になる企業にアプローチする毎日。そんな中、応募もしていない会社から逆に連絡があったんです。興味があるのでぜひ会って話をしたい、と。 面接に行って話をする。条件がめちゃくちゃいいというわけではない。ただ仕事の内容は私が希望していたものに限りなく近い。そして面接をしてくれた部長が最後に言った言葉… 「山を登る人に悪い人はいないですから。」 今、その会社にお世話になっています。 なかなか仕事は大変ですが、打ち込める仕事に出会えて、日々一生懸命頑張っております(^^) 4月に新しいスタートを切ってから初めて登った山は、GWに登った雨乞岳。ハルリンドウに囲まれながら鈴鹿7マウンテンをコンプリート。鈴鹿7マウンテン完登は大きな自信になったし、とてもいい経験になりました。 そして久しぶりの綿向山。気になっていたイハイガへの稜線を歩くことができました。そこで出会ったのは満開のイワカガミとシャクナゲのコラボレーション!上から下までピンクに包まれ、まるでおとぎ話の世界のような不思議な感動に包まれました。 花の山、赤坂山では憧れのサラサドウダンツツジを見ることができました。可憐で素朴で美しかった… 盛緑の三峰山は、ホントに緑が深くて鮮やかで素晴らしかった。YAMAPユーザーさんにも出会えたし(^^) 篠山の御嶽は2度目。初めて登った時には、突然の降雪でルートをロスト!今回はリベンジ戦。しかしいいコンディションにも関わらず、全く同じ場所でまたしてもルートロスト!(>_<) いやー、いつまでたっても山は難しい。 7月に入って初心者と一緒に金勝アルプスへ。結果的にはハマらなかったか?相当蒸し暑い一日だったから、トラウマになっちゃったかな? 梅雨明けには毎年恒例の伊吹山登山。自分確認のために毎年登っています。来年も伊吹山に笑って登れるかな? 大峰山山上ヶ岳は修験の山。 法螺貝の音が響く荘厳な雰囲気の中、ただひたすら自分と対話しながら山を歩く。それが行なんですね。行とは、自分を見つめ直すことと見つけたり。 そしてお盆には四国遠征。 西日本最高峰石鎚山と、四国一美しい山三嶺に登る。 一生忘れることはないだろう、濃厚な二日間。石鎚山で帰阪するつもりだったのに、山の神様に背中を押されて登ることになった三嶺。そこで見た奇跡の風景。 アクシデントにトラブルにいろいろあったけど、終わってみれば素晴らしい充実感と達成感。今後こんなにも濃厚に山に浸ることってあるんだろうか?そう思えるほど素晴らしい山旅でした(^^) 9月、大和三山を一筆書きで巡る。 やっぱりフィールドワークは大切!古代史熱に火がついた!? 以前から気になっていた比良山系蛇谷ヶ峰にも登りました。 そこはリアル絶景琵琶湖テラス!いつまでも眺めていられる最高の景色がありました(^^) 10月に入って、今までなかなか訪れる機会がなかった但馬の山に、連続で登ってみました。 蘇武岳も段ヶ峰も、自然豊かな素晴らしい山でした!まだまだ但馬にはいい山がありそうです。機会を見つけて、何度でも訪れてみたいですね(^^) 今までツツジの季節にしか行ったことのなかった葛城山に、ススキを求めて行ってみました。櫛羅の滝ルートも再開して、清々しい秋の一日をたっぷりと楽しめました。 久しぶりの愛宕山はしっとりとした霧雨の静かな山を歩きました。霧雨に煙る黒門や石段は、神秘的で神聖な雰囲気で、歩くほどに清められていくようでした。 初心者の頃、厳しすぎて記憶もなかった高見山も、今となっては楽しく歩ける山になりました。山頂からの展望があんなに雄大で素晴らしかったなんて! 高見山と言えば冬のイメージですが、秋もなかなかいいもんですね(^^)春はどーかなー? とうとう登山も100回目!100回目の区切りに、1回目の山、つまり初めて登った山を歩いてみました。 いろんな思いが駆け巡る。100回が100回とも印象深くて、全て山が私にとってのかけがいのないいい経験です。 山によって私は変わりました。山を歩けばまだまだ成長できる。これからも今まで通り自分らしく山を歩いて行こう、そう思いました。 久しぶりの二上山も、やはり以前とは感じ方が違いますね。歴史や文化を重ね合わせながら山を感じることができました。ちょっとくらいは成長できたかな? 自分にとっては本当に大変だった激動の一年が終わります。山に救われ、山に励まされながら過ごしてきた一年でした。 来年は、もう特別なことは何もいりません。普通の日々を当たり前に過ごしたい。山も今まで通り、のんびり自分らしくやっていきます。穏やかな安寧を求めます。 最後にYAMAPの皆様には、いつもこんなダラダラとしたレポートにお付き合いいただきまして、まことにありがとうございますm(_ _)m 来年も見捨てず付き合ってくださいね☆
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