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緑は甦る 桜の舟川の源流 負釣山

ソラリスさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:気が付けば29年間、会社に勤めた事になります。出身は富山なのですが、首都圏勤務が長く、元々、車やバイクで全国を巡るのが好きで、何時の間にか山を訪れて旅行を兼ねて愉しむ山旅スタイルになっていました。何となく各位の山行日記の投稿が高山植物に似ているのかなと感じてます。メンバーさん一人一人の投稿が花です。花の愉しみ方は人其々で、自分はひっそり咲いている花を探すのが好きなようですが、百名山登山に憧れ、残りは8ですので華やかな花にも強い憧れが在りそうです。投稿は減りそうですが時々、花を探しにYAMAPを訪れたいと思っています。
  • 活動エリア:富山
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1964
  • 出身地:富山
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:初心者
  • その他 その他

白馬岳・小蓮華山

2016/05/19(木) 22:18

 更新

緑は甦る 桜の舟川の源流 負釣山

公開

活動情報

活動時期

2016/04/09(土) 13:25

2016/04/09(土) 15:43

アクセス:448人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 1,280m / 累積標高下り 394m
活動時間2:18
活動距離15.60km
高低差895m
カロリー176kcal

写真

動画

道具リスト

文章

富山にも春が来て、今年も朝日町の舟川べりの桜に逢って来ました。元々、北アルプスの残雪と桜、舟川の川の流れが美しく、映画の撮影でも使われた桜の名所だったのですが、5年前に地元のケーブルテレビで、観光に直接関係していない、地元の農家が桜と北アルプスの眺めだけでは観光客が来てくれない時代で、早咲きのチューリップや菜の花と組み合わせたいと思い入れを語っていたのが印象に残っています。

自分も仕事では、常々普通の会社員が、新しい商品や価値を創造する事は容易ではないと思っていて、既存の価値を組み合わせて新商品を産み出す事を目指すのが普通の会社員の考え方だと思っています。舟川べりの桜も近年は、官民一体になる事で人気が年々高まって来てる事を実感しています。今朝は観光客が少ない時間帯を意識して朝駆けして撮影して来ましたが、朝7時位でも観光客が来ています。

チューリップや菜の花とのコラボも良いのですが、やはり、両岸の桜並木と舟川の川の先に見える山々と川の流れを眺めていると時間の流れが止まったように感じます。今日は川の色が濁っていて少し残念でしたが、一寸上流に行くと川の先に僧ヶ岳が見えるポイントが在って撮影していると舟川の上流を遡ってみたくなり、バイクで舟川源流の舟川ダムまで行って来ました。舟川の源流は母の故郷の入善町の最高峰で、負釣山(959M)になります。バイクで、負釣山登山口に行くと、富山から来たソロの登山者が居て、話してるとイワウチワの開花の偵察に来たとの話でした。その場は、一旦、入院中の父を見舞う為、帰ったのですが、具合も良くなり退院への道筋も見えてきた事から、午後、20年振りに負釣山に登ってみる事にしました。

負釣山登山口にバイクで帰って来て、登り始めたのですが、一合目辺りからイワウチワが咲いているのを確認しました。最近、YAMAPメンバーさんがイワウチワの花の情報を投稿していて、イワカガミは知っていたのですが、イワウチワの名前を知らなかったので、勉強になりました。富山では、この時期、1000M程度の山でも残雪が豊富なのですが今年は富山も3月、4月が暖かく花の咲きだしが想像以上に早いと思います。久し振りの登山で汗かきながら登ったのですがイワウチワだけが一合目から山頂近くまで登山道に点在して咲いている姿は一見の価値が在ると思います。九合目を越え、頂上直下は残雪が在るのですが、軽アイゼンも不要です。

七合目からは花の百名山、朝日岳や白馬岳、Pantaraさん、まさかわさんが登っている初雪山が眺められます。初雪山は最近の暖かさで大分、雪が少なくなってきています。頂上からは北アルプスだけでなく、天気が良ければ富山湾と能登半島の眺めが良い場所です。春霞が酷く能登半島は眺められませんでしたが地元だと黒部奥山と呼ばれる鹿島槍、五竜岳も眺められる暖かな一日でした。

下山は暖かな陽気の中、黒部扇状地の街を眺めながら下山したのですが、里にある朝日町の桜の大群落と山の稜線の木立に緑が甦っているのが印象的でした。去年の冬の初め僧ヶ岳から見た山々の稜線は岳樺の枯れ木の白い稜線でした。自分が好きなイタリアの映画監督のオルミ監督の次回映画のタイトルが「緑は甦る」なのですが、枯れ木を見て、あれから半年、本当に時間が経つのは早く感じます。

15年前位に岡山北部の大桜の木で1時間位のNHKの特集番組をやっていたのですが、確か村人が24人しかいなく、住人全員の名前が春木さんで、桜が咲いていない時期から、1年間、桜と年老いた住人の繋がりを紹介して、桜が咲くと、村から離れた人達も戻ってきて賑やかだったのを覚えています。最近、YAMAPで見覚えある一本桜が投稿されて醍醐桜と知りました。登山する前に入善町の舟見地区で春祭りが行われていて偶々、稚児舞いを見かけたのですが、この地域は地元を大切にしている住人が多く先祖から伝わってきた文化を大切に受け継いできていると思います。負釣山から眺めた遠くに見える桜の大群落もきっと、次世代に受け継いでいくのだと思います。そんな人と自然の関係を考えると山の緑が冬に消えて春に甦る事が、里山に暮らす人々にとって、とても大切な輪廻なのだろうと感じました。

スマホのバッテリが無くなり、帰路の軌跡は在りません。負釣山登山の標高差は600M程度で標準で登り2時間、下り1.5時間程度だと思います。一合目から頂上まで、道標が在って距離感が掴みやすいのですが、思ったより急登で疲れました。(笑) 登る人は少ないと思っていましたが、車が5台程度泊まっていました。予想以上に良い山で自分は20年前、何を感じて、この山に登っていたのだろうかと反省しています。

輪廻という言葉には、彷徨うみたいな意味があるような気がして、大丈夫か心配になって、ネットで輪廻の言葉の意味を調べてみたのですが、元々、流れという意味が在ったそうです。舟川ベリの川の流れを思い浮かべたのですが、とりあえず、輪廻という意味が間違いではなさそうで安堵しています。(笑)

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