活動データ
タイム
07:59
距離
14.2km
のぼり
1283m
くだり
1283m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る[感想] 男鹿岳に登りました。この男鹿岳は栃木百名山であり日本三百名山でもあるので、登りたい候補として考えている方もいるのではないでしょうか。 ただこの男鹿岳は大佐飛山同様、自然環境保全地域に指定されていて、人の手が全く加わっていない自然の状態そのままの山なので、いわゆる登山道がありません。そのためこの残雪期を逃すと笹漕ぎ必須で登頂困難となり、栃木百名山の中でも登頂難易度トップクラスの山だともいわれています。 今回初めて男鹿岳に登りましたが、個人的な感想として、大佐飛山より気力と体力が必要な山だと思いました(まさに秘境、何回も心が折れそうになりました)。 登山ルートに関しては、今回の釜沢橋ゲートからアプローチするルートと、廃道になった塩那道路を利用して深山園地からアプローチするルートの主に2つがあるようです。また釜沢橋ゲートからのルートに関しては、大川峠を経由して山頂を目指す一般的な北尾根ルートと、林道歩きが短いショートカットルートがありますが、今回は初チャレンジだったので、距離の一番短いショートカットルートで挑戦しました。 ただショートカットルートに関しては、確かに距離は短いのですが、登る時期を間違えると笹藪必須で体力を消耗しますし、気温が高い日だと踏み抜きも多くなり、雪もべちゃべちゃで急登も進みにくくなると思います。やはり登るタイミングの見極めと「笹藪かかってこいやぁ」と言うくらいの強い気持ちが必要だと思いました。 持ち物に関して一番悩んだのがワカンで、結果から言うと「ショートカットルートの急登にワカンは使えない。ただの荷物、アイゼンで充分」だと思いました。またアイゼンも蹴り込んで登れる10~12本爪アイゼンがベストだと思います。 登山道ですが、登りに関しては尾根を外さないように登れば迷うことは少ないかと思いますが、下りに関しては道迷い必須です。地図とYAMAPを何回も見ながら下山しましたが、それでもルートを外れそうになりました。 トイレに関しては当然どこにもありません。 思いの丈をいろいろと書きましまが、やはり山頂に着いた時の達成感、山頂から見える那須連山や大佐飛山の景色は生涯忘れることはないでしょう。一生のうち一回は登りたいと思っていた男鹿岳、怪我なく無事登ることができて本当によかったです。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。