弥陀ヶ原スノートレッキング(立山)

2016.04.10(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 32
休憩時間
1 時間 15
距離
9.5 km
のぼり / くだり
580 / 582 m

活動詳細

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【アクセス】  立山黒部アルペンルートは4月16日に全線開通しますが、今日4月10日からは弥陀ヶ原まで立山駅から高原バスが営業を開始。料金は往復3,120円でした。ケーブルカーの始発は8時ですが、美女平からの高原バスの始発は9時です。 【お天気】  曇り〜ガス 【感想/記録】  待望の立山黒部アルペンルートは4月16日に全線開通となりますが、それに先立って弥陀ヶ原まで高原バスがプレオープンするという事で、偵察を兼ねて弥陀ヶ原まで行ってきました。事前の天気予報は晴れ〜曇でしたが、てんきとくらすの立山の登山指数はA、B、C、A、Bと目まぐるしく変わって一喜一憂ましたが結局A判定。しかしヤマテンの立山の予想は曇から霧。実際のお天気も残念ながら最初は薄日があるものの曇り空でした。  立山駅には8時20分過ぎに到着しましたが、プレオープンなので立山駅はガラガラでした。高原バスの始発は9時なので、8時40分発のケーブルカーに乗って高原バスを乗り継ぎ、弥陀ヶ原には9時半過ぎに到着。弥陀ヶ原までのプレオープンと言えどもニュース性があるためか、高原バス出発の美女平、到着の弥陀ヶ原ホテルにはマスコミ各社が多数待ち構えていました。マスコミ御一行様は弥陀ヶ原ホテルに一足先にバスで到着して待ち構えているので、自分たちが一番乗りなのですがね。  弥陀ヶ原ホテルからスノーシューを履いて、とりあえず室堂を目指します。朝の気温は5℃と高いので雪の表面はやや腐り気味でしたが、踏み抜きはあまりありませんでした。しかしトレースは無くコースの目印もないため、途中の深い谷に突き当たり、巻くこともできず進めなくなりました。斜度が急なので降りるのも登るのも大変そうです。アルペンルートに出られれば先に進めますが、高い雪壁で降りることもできません(見つかった怒られそう)。  結局室堂へ行くのは諦めて、弥陀ヶ原をスノートレッキングすることにしました。弥陀ヶ原は木道が整備された湿原なので、どこでも歩けるのは雪のあるこの時期だけです。一面に雪原が広がりますが、雨が降ったために水が流れた黒い筋が雪面に入り、いかにも春の残雪と言う雰囲気です。弥陀ヶ原は溶岩でできた平原ですが、ちょっとした谷が多数あって、ここをスノーシューで降りたり登ったりするのは体力が消耗します。  途中で昼食を食べて弥陀ヶ原を歩き回って、弥陀ヶ原ホテルにまで戻ってきました。時間があったので国民宿舎立山荘から立山カルデラ展望台へ行きました。残念ながらガスって眺望は今ひとつ。まだ時間があったので、アルペンルートに沿って少し歩いてみました。この先を天狗山と国見岳を巻くように、アルペンルートの山側を進むと室堂へ行けそうでした。しかし結構斜度が急なので、スノーシューだとキツそうでした。3時15分頃に弥陀ヶ原ホテルに戻って帰りの準備をしていたら、あっと言う間にガスってしまい真っ白になりました。広い弥陀ヶ原の雪原にいる時ではなくて良かったです。  今日のウェアーは半袖のインナー、長袖のジップシャツ、ちょっと厚めのジャケットでしたが、気温が高めだったので暑かったです。日差しが強かったらジャケットはいらなかったでしょうね。衝動買いしたオークリーのサングラスと、いつも使っているスワンズのサングラスを比較しましたが、オークリーはズレることは無く掛け心地良好でした。可視光線を多くカットするので、晴れているとまぶしい残雪期には適していました。しかし、曇ってくると暗くて見えづらく、スワンズに変えました。またオークリーは偏光レンズを使っているので、OM-D E-M1の液晶EVFは見えなくなってしまいました orz。今日はまだお客さんが少なかったですが、バックカントリーの方が多かったです。立山黒部アルペンルートが全線開通したら、雄山まで行ってみる予定です。 【注意点】  雪は締まり気味でしたがちょっと踏み抜くところもありましたので、スノーシューかワカンがあった方が無難だと思います。紫外線が強いのでつばのある帽子、サングラス、日焼け止めクリーム、ネックゲーターなどの日焼け止め対策が必要です。  アルペンルートの乗り物にはスキー板などの荷物には別料金がかからなくなりましたが、カバーなどで保護する必要があります。 【コース状況】  明確なコースがは無いので、地図、コンパス、GPSが必要です。弥陀ヶ原は広い雪原なので、ガスると迷う可能性があります。

立山・雄山・浄土山 久々の立山駅の朝は閑散としていました。
久々の立山駅の朝は閑散としていました。
立山・雄山・浄土山 弥陀ヶ原ホテルに到着すると、マスコミ各社が多数待ち構えていました。
弥陀ヶ原ホテルに到着すると、マスコミ各社が多数待ち構えていました。
立山・雄山・浄土山 アルペンルートの雪の壁はバスの高さほど。
アルペンルートの雪の壁はバスの高さほど。
立山・雄山・浄土山 マスコミ各社で賑わっているような。
マスコミ各社で賑わっているような。
立山・雄山・浄土山 弥陀ヶ原ホテル横から進みます。
弥陀ヶ原ホテル横から進みます。
立山・雄山・浄土山 オオシラビソ林の中を進みます。
オオシラビソ林の中を進みます。
立山・雄山・浄土山 雪原を進みます。
雪原を進みます。
立山・雄山・浄土山 少し進むと谷にぶつかりました。
少し進むと谷にぶつかりました。
立山・雄山・浄土山 斜度が徐々に急になり、スノーシューでは進むのが困難に。
斜度が徐々に急になり、スノーシューでは進むのが困難に。
立山・雄山・浄土山 掟破りのアルペンルートに降りるのは、雪壁が高くて無理。
掟破りのアルペンルートに降りるのは、雪壁が高くて無理。
立山・雄山・浄土山 急な谷を降りてまた登るのもスノーシューだと困難です。
急な谷を降りてまた登るのもスノーシューだと困難です。
立山・雄山・浄土山 と言う訳で、大きく迂回して尾根を登り直しました。
と言う訳で、大きく迂回して尾根を登り直しました。
立山・雄山・浄土山 片側はさらに深い谷でした。
片側はさらに深い谷でした。
立山・雄山・浄土山 尾根を進んでまた斜度キツイ坂を巻くのは無理。
尾根を進んでまた斜度キツイ坂を巻くのは無理。
立山・雄山・浄土山 と言う訳で、室堂はあきらめ弥陀ヶ原散策に変更。
と言う訳で、室堂はあきらめ弥陀ヶ原散策に変更。
立山・雄山・浄土山 雪原を進みます。
雪原を進みます。
立山・雄山・浄土山 奥に見えるのは大日岳。
奥に見えるのは大日岳。
立山・雄山・浄土山 雪原から落ち込む称名川の谷。落ちると這い上がるのは無理。
雪原から落ち込む称名川の谷。落ちると這い上がるのは無理。
立山・雄山・浄土山 曇っているので白い世界に。
曇っているので白い世界に。
立山・雄山・浄土山 あまり近づくと谷に落ち込みそう。
あまり近づくと谷に落ち込みそう。
立山・雄山・浄土山 奥に見えるのは鍬崎山。
奥に見えるのは鍬崎山。
立山・雄山・浄土山 途中で深そうなスノーホールを発見。
途中で深そうなスノーホールを発見。
立山・雄山・浄土山 雪原は谷や尾根があって、降りて登るのは結構大変。
雪原は谷や尾根があって、降りて登るのは結構大変。
立山・雄山・浄土山 中央のピークは天狗山。
中央のピークは天狗山。
立山・雄山・浄土山 また谷にぶつかります。
また谷にぶつかります。
立山・雄山・浄土山 尾根を進んでこの先で昼食に。
尾根を進んでこの先で昼食に。
立山・雄山・浄土山 今回比較した、左がオークリー、右がスワンズのサングラス。
今回比較した、左がオークリー、右がスワンズのサングラス。
立山・雄山・浄土山 天狗山方向に進んでいきます。
天狗山方向に進んでいきます。
立山・雄山・浄土山 また谷に降りました。
また谷に降りました。
立山・雄山・浄土山 雪の斜面を登り返します。
雪の斜面を登り返します。
立山・雄山・浄土山 所々オオシラビソが顔を出しています。
所々オオシラビソが顔を出しています。
立山・雄山・浄土山 また、天狗山方向に進みます。
また、天狗山方向に進みます。
立山・雄山・浄土山 また、谷におりました。
また、谷におりました。
立山・雄山・浄土山 振り返っての、中央奥に見えるのは大辻山。
振り返っての、中央奥に見えるのは大辻山。
立山・雄山・浄土山 また、鍬崎山を撮影。曇ってきましたね。
また、鍬崎山を撮影。曇ってきましたね。
立山・雄山・浄土山 遠くに弥陀ヶ原ホテルが見えてきました。
遠くに弥陀ヶ原ホテルが見えてきました。
立山・雄山・浄土山 途中にあった枯れ木。
途中にあった枯れ木。
立山・雄山・浄土山 アルペンルートの追分料金所。
アルペンルートの追分料金所。
立山・雄山・浄土山 通ってきたアルペンルート。
通ってきたアルペンルート。
立山・雄山・浄土山 国民宿舎立山荘への入り口。両側が高い雪壁です。
国民宿舎立山荘への入り口。両側が高い雪壁です。
立山・雄山・浄土山 雪壁の高さは4メートル近くかな。
雪壁の高さは4メートル近くかな。
立山・雄山・浄土山 国民宿舎立山荘の屋根は除雪中のようでした。
国民宿舎立山荘の屋根は除雪中のようでした。
立山・雄山・浄土山 立山カルデラ展望台へ。
立山カルデラ展望台へ。
立山・雄山・浄土山 この坂を登ります。
この坂を登ります。
立山・雄山・浄土山 立山カルデラもガスっていました。
立山カルデラもガスっていました。
立山・雄山・浄土山 天狗山方向へ少し進みます。
天狗山方向へ少し進みます。
立山・雄山・浄土山 バックカントリーの方。
バックカントリーの方。
立山・雄山・浄土山 ここも谷を降りてまた登り返すのは大変でした。
ここも谷を降りてまた登り返すのは大変でした。
立山・雄山・浄土山 弥陀ヶ原ホテルに戻って装備を片付けていると、あっという間にガスってしまいました。
弥陀ヶ原ホテルに戻って装備を片付けていると、あっという間にガスってしまいました。
立山・雄山・浄土山 立山駅近くの桜はちょうど満開でした。
立山駅近くの桜はちょうど満開でした。

活動の装備

  • オリンパス(OLYMPUS)
    M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
  • フーディニ(HOUDINI)
    Fusion Gear Pants
  • その他(Other)
    ATLAS(アトラス)アスペクト241831873ブルーフリー
  • マムート(MAMMUT)
    Spindrift Guide45
  • キーン(KEEN)
    メンズ WINTER PORT 2
  • その他(Other)
    モンベル(mont-bell)ジェットボイルZIP1824325ブラック
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ

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