三段山B.C撤退

今シーズン初B.C山の先輩Ｎ氏と三段山を選択。 この冬は積雪が少ないようで心配したが、年末年始でまずまずのコンディションになっていた。 午前中晴れの予報を信じてスタートするも曇り空、１段目下でソロの若人が追い抜いてくれて有難くトレースを使わせてもらった。 ２段目まではまずまずの天候だったが三段目下からガスが濃くなり視界が効かなくなってきた。風が強くなり体感温度が下がってくる。 １，６００Ｍ付近で山頂はあきらめ下山することにした。Ｎ先輩の温度計は－17℃を示していた。 後から登ってきたドイツ人のグループもここで撤退を決断したようだ。 ホワイトアウト状態で雪面の状況や斜度がわからない。慎重に沢沿いぬ２段上を目指していると雪庇のヘリからすとんと落ち雪に埋没。脱出に体力を消耗し息が切れた。二段目まで下りると視界が開け快適なパウダーゾーンが広がったしっかしまだ積雪は足りない。 そのまま白銀荘まで下って温泉に直行、心地よいお湯に浸かりながらジンジン痺れている両手指先の回復を図った。 初山スキーはこれにて終了。