活動データ
タイム
05:17
距離
7.8km
のぼり
816m
くだり
817m
活動詳細
すべて見る年末に枡形山から堀坂山に至る縦走路※を歩いた際に、ハイライトとなるはずの観音岳・堀坂山の間を、時間の関係で歩き残してしっまった。今日は、観音岳(地理院地図では観音山となっているが地元では観音岳と呼称するのが常だと思う)に登り返し、堀坂峠、堀坂山頂を経て、森林公園に戻るコースを辿ってみた。 あいにく靄った天気で、眺望は望むべくもなかったが、ここのところ寒さが続いていたので、穏やかな天気がありがたかった。 最後、森林公園近くまで下ると沢筋に出るのだが、このあたりは雲母谷と呼ばれている。小学生の頃、松阪市街から自転車でここまで来たことを思い出した。当時、私にしてはずいぶんと無茶なことだったと思うが、隣のヤンチャな友達が、この谷で水晶が採取できるというのだ。荒れた暗い沢に恐る恐る下りて、夕方になる不安の中、夢中で獲物を探した。見事というには程遠いものであったが、ひとつ5センチほど、六角柱が半分以上残り、濁ってはいるが透き通った水晶のかけらを手にすることが出来た。自分にとっては宝物になり、それから随分長いこと大事にしまっていたのだが、流石にいつかどこかにいってしまった。子供の頃の、けっこう鮮明な記憶のひとつである。 年をまたぎながらも、しのこした事を終えたことで、気持ちを次に向けることができそうだ。 ※枡形山(白米城)〜堀坂山を、地元では鈴の音アルプスと名づけて、多くに知ってもらいたい様ですが、無理やりの感があり、私にはしっくりと来ません。「鈴の音」というのは松阪で学を成した本居宣長が、鈴の音を愛したという逸話から来ており、行政は何でもかんでもこれなので… 土地として呼ぶ必然がないからでしょうか?
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