旧羅漢山でツェルト泊

2019.01.09(水) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 59
休憩時間
1 時間 44
距離
4.8 km
のぼり / くだり
548 / 76 m
44
4 29
DAY 2
合計時間
1 時間 50
休憩時間
7
距離
3.8 km
のぼり / くだり
2 / 476 m

活動詳細

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前々から雪洞泊がしたかった。 楽しいものではないだろうとは思う。ソロなのでなおさら。 だが、やりたいことに理由はないのだ! 先週恐羅漢山に来たとき、雪洞泊には雪が少なすぎると実感。 だが、次の寒波は今の雪が融けた頃ではないのか?そんな気がして、無理やり実行。 Aプラン 雪洞泊。まず無理でしょう。 Bプラン かまくら風の雪洞泊。 Cプラン かんおけ型に掘って、ビニルシートをかぶせる。 Dプラン ツェルト泊。 Bプランは、30分程度でギブアップ(笑)しんどすぎます。わかっていたが、たっぷり時間があればなんとか…なりません。腰を言わしそうになりました。 Cプランは、現実的ですが、オシッコが近いジイには出入りがめんどくさすぎる。ので、結局はツェルト泊。 やってみてわかりましたが、ツェルトはツェルトでテントにはならない。風が吹けば、耐えられないし、ツェルト内にも吹き込んでくる。そうなればツェルトにくるまって寝るしか、手がありません。 実際は風に悩まされることはありませんでした。朝方少し吹いていましたが、ブナの森がすべて遮ってくれました。風に吹かれなさそうな所を宿営地に選びましたが、これはラッキーでした。 夜に風にでも吹かれていれば、眠い目をこすって大慌てしていたことでしょう。 気温は、最低マイナス6℃まで確認しましたが、寄せ集めの寒さ対策はほぼOK。ポイントは手足を冷やさないことと、空気の層をいっぱいつくること。 最初は防寒着だけで寝てましたが、寒くて丸まっているようなことはありませんでした。 ただ、予想以上に雪の冷たさが伝わってくるもので、じっと動かないでいると、地面に接触している部分が冷たくなってきます。なので狭苦しい所で頻繁に寝返りを打つ必要があります。(これは少し対策を考えておかないといけません。ホームセンターで売ってる銀のレジャーシートを2枚重ねたくらいではダメです。) しかし気温がグッと低下して、寝袋にくるまってからは、問題なく安眠できました。 旧羅漢山山頂へはノートレース。急斜面ではトレイルは不明。緩斜面ではこれが登山道かな?と言う程度。 ただ、登山道から外れると、踏み抜くのでわかります(笑) テープがあるので、道迷いの心配はありません。 たまに膝上くらいのラッセルもありますが、概ね膝下ラッセル。 踏み込んでから足が結構沈んでくれるので、正月の恐羅漢山行きと比べるとはるかにきつかったですね。 重いザックを担ぎ、汗をあまりかかない程度のスピードで行きましたので、時間はかなりかかっています。(登山口から山頂まで4時間28分とありますが、山頂手前でウロウロして穴掘ったりしてますので、実際は3時間50分くらい。それでも無積雪期の3倍くらい) ワカンかスノーシューがあれば、大活躍です。帰りにワカンを履きました。逆ですね(笑) ザックは自身最重量の19kg。10月頃から少しづつ負荷をかけてきたので、何とかなりました。しかし、3kgは減るはず。 今シーズンは、ホンマもんの雪洞泊は無理かも知れない。なら、次は?

恐羅漢山 二軒小屋🅿️
雪。帰りは車が埋まってたりして(笑) そんなに降ってくれればなぁ
二軒小屋🅿️ 雪。帰りは車が埋まってたりして(笑) そんなに降ってくれればなぁ
恐羅漢山 振り返って。2~3cmの新雪に新しいトレースをつける。あ~快感!
雪は小降りだがあと2時間あまり降る。
振り返って。2~3cmの新雪に新しいトレースをつける。あ~快感! 雪は小降りだがあと2時間あまり降る。
恐羅漢山 獅子ヶ谷登山口。水越登山口へ。
獅子ヶ谷登山口。水越登山口へ。
恐羅漢山 林道から分かれて、さぁスタート。
林道から分かれて、さぁスタート。
恐羅漢山 トレイルは不明だが、急斜面の尾根筋を登るのみ。今日はツボ足でいくぞ!おー!
トレイルは不明だが、急斜面の尾根筋を登るのみ。今日はツボ足でいくぞ!おー!
恐羅漢山 キックステップでロープいらず。のつもりが、
ごめんなさい!うそでした。お助けロープ、助かりました(笑)
キックステップでロープいらず。のつもりが、 ごめんなさい!うそでした。お助けロープ、助かりました(笑)
恐羅漢山 急斜面は続く。
急斜面は続く。
恐羅漢山 膝まで埋まるようになってきた。雪が気持ち軽くなってきた。
膝まで埋まるようになってきた。雪が気持ち軽くなってきた。
恐羅漢山 ティータイム。ハチミツたっぷり紅茶。
ティータイム。ハチミツたっぷり紅茶。
恐羅漢山 モンスターの卵
モンスターの卵
恐羅漢山 振り返って。ずぼすぼできつい!
振り返って。ずぼすぼできつい!
恐羅漢山 止んだ!
止んだ!
恐羅漢山 止んだからアウターを脱ごう!
止んだからアウターを脱ごう!
恐羅漢山 サーベルタイガー
サーベルタイガー
恐羅漢山 この枝の曲がりっぷり!
雪の重みに耐えて、その後天に向けてまっすぐ伸びて、芸術的な曲線美を描くんだな。
試練に耐えると、根性も性根も曲がっていくんだな(笑)
この枝の曲がりっぷり! 雪の重みに耐えて、その後天に向けてまっすぐ伸びて、芸術的な曲線美を描くんだな。 試練に耐えると、根性も性根も曲がっていくんだな(笑)
恐羅漢山 十方山。最高点から山頂へのなだらかな斜面。こうして見ると、山と言うより台地だな。
十方山。最高点から山頂へのなだらかな斜面。こうして見ると、山と言うより台地だな。
恐羅漢山 あと少しだけど、一旦休憩して、宿営地を探そう。
あと少しだけど、一旦休憩して、宿営地を探そう。
恐羅漢山 かんおけタイプ。岩陰に作ってみたが、ボツ。
かんおけタイプ。岩陰に作ってみたが、ボツ。
恐羅漢山 ワカンを履い、やっと山頂。
ワカンを履い、やっと山頂。
恐羅漢山 揺れるつらら
揺れるつらら
恐羅漢山 少し下った所に、設営してみた。今にもつぶれそう(笑)
天の声「ホントに泊まる?今なら十分帰れるよ」
少し下った所に、設営してみた。今にもつぶれそう(笑) 天の声「ホントに泊まる?今なら十分帰れるよ」
恐羅漢山 早い晩飯。
ブナに囲まれて、ブナのしずくと鍋。
早い晩飯。 ブナに囲まれて、ブナのしずくと鍋。
恐羅漢山 夕日。
天の声「ヘッデンあるからまだ間に合うよ。」
夕日。 天の声「ヘッデンあるからまだ間に合うよ。」
恐羅漢山 夜。
月が早く沈んだので、星がよく見える(・_・?)
天の声「あ~ぁ」
夜。 月が早く沈んだので、星がよく見える(・_・?) 天の声「あ~ぁ」
恐羅漢山 帰りは、自分のトレースを辿るだけ
帰りは、自分のトレースを辿るだけ
恐羅漢山 龍頭山の黒滝みたい
龍頭山の黒滝みたい
恐羅漢山 木立の向こうに車が見えた。
この林道、帰りは行きの3倍はある。
木立の向こうに車が見えた。 この林道、帰りは行きの3倍はある。

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