滋賀のお山の草木の実たち~鈴鹿、比良、伊吹の果実特集

2023.11.16(木) 日帰り

活動詳細

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 登山のレポではございません。鈴鹿、比良、伊吹など、主に滋賀県の山で出会った草木の実(正確には果実)の特集です。山道あるいは山里を歩いていたら比較的、よく会う草木の実中心に五十音順に並べました。「秋の花」(2018.11.24)に続く「植物写真集」の第二弾です。なお、滋賀県以外で撮った写真も多いですが、滋賀になる実を集めています。2019年1月に出していたものを増補改訂いたしました。  主に秋、花の咲いたあとの草木には、赤や青のきれいな実がよく付いています。葉が落ちてしまうと何の実なのかわかりにくいので、できるだけ葉のあるうちに撮ります。それでも、葉が不十分なものも多く、一般的に花より同定がむつかしいと思います。  花は虫に受粉に来てもらうために美しい色や特徴ある姿になったと考えられています。一方、実も鳥に食べてもらって、遠くへ運んでもらうために、鳥に目立つ美味しそうな色形になってるのではないでしょうか?それが我々人間にも美しく見えるのでしょう。 より詳しくは、「ヤマノボラーの山のページ/野の花、山の花」http://minaphm.starfree.jp/nonohana/index.html をご覧ください。 2019.1 初版 2023.11 増補改訂版

 アオキ(ミズキ科アオキ属)庭先に秋から早春にかけて真っ赤な実がなる木です。なかなかいい艶をしています。山中にも自生しています。2017.1.7、繖山にて
アオキ(ミズキ科アオキ属)庭先に秋から早春にかけて真っ赤な実がなる木です。なかなかいい艶をしています。山中にも自生しています。2017.1.7、繖山にて
 アオツヅラフジ(ツヅラフジ科アオツヅラフジ属)落葉つる性の木本です。秋に直径7ミリほどの藍黒色の丸い実がブドウ状になります。白い粉をかぶるのも特徴です。2020.9.20、奈良県高取町壷阪寺にて
アオツヅラフジ(ツヅラフジ科アオツヅラフジ属)落葉つる性の木本です。秋に直径7ミリほどの藍黒色の丸い実がブドウ状になります。白い粉をかぶるのも特徴です。2020.9.20、奈良県高取町壷阪寺にて
 アカモノ(ツツジ科シラタマノキ属)ピンクのかわいらしい花のあとになる果実は赤く熟し、アカモモ、それがなまってアカモノとなったそうです。この赤い部分はガクが成長したもの。写真は2011.8.19、北アルプス・薬師岳への登山口・折立で撮影。滋賀では比良山・釈迦岳山頂付近で見ました。
アカモノ(ツツジ科シラタマノキ属)ピンクのかわいらしい花のあとになる果実は赤く熟し、アカモモ、それがなまってアカモノとなったそうです。この赤い部分はガクが成長したもの。写真は2011.8.19、北アルプス・薬師岳への登山口・折立で撮影。滋賀では比良山・釈迦岳山頂付近で見ました。
 アキグミ(グミ科グミ属)4~5月ごろ、黄白色の花が咲き、果実は、10~11月ごろ赤く熟します。食べられます。2018.9.17、三重県、経ヶ岳にて
アキグミ(グミ科グミ属)4~5月ごろ、黄白色の花が咲き、果実は、10~11月ごろ赤く熟します。食べられます。2018.9.17、三重県、経ヶ岳にて
 アケビ(アケビ科アケビ属)細型の実がなります。葉は5枚です。10月ごろ美味しい実がなります。左:2017.9.18、奈良県明日香村稲渕にて。右:2013.10.13、伊賀・布引山地の尼ヶ岳にて
アケビ(アケビ科アケビ属)細型の実がなります。葉は5枚です。10月ごろ美味しい実がなります。左:2017.9.18、奈良県明日香村稲渕にて。右:2013.10.13、伊賀・布引山地の尼ヶ岳にて
 アセビ(ツツジ科ツツジ属)春に咲く花はよく知られていますが、秋になる実は少しマイナーです。夏に緑色の丸い実は、このように黒褐色に熟します。2019.10.13、北播磨・千ヶ岳にて
アセビ(ツツジ科ツツジ属)春に咲く花はよく知られていますが、秋になる実は少しマイナーです。夏に緑色の丸い実は、このように黒褐色に熟します。2019.10.13、北播磨・千ヶ岳にて
 アメリカイヌホオズキ(ナス科ナス属)晩秋に光沢のある黒い実がなります。外来種ですが、人里近い藪で見られます。2010.11.13、甲賀市甲南町・岩尾山にて
アメリカイヌホオズキ(ナス科ナス属)晩秋に光沢のある黒い実がなります。外来種ですが、人里近い藪で見られます。2010.11.13、甲賀市甲南町・岩尾山にて
 イシミカワ(タデ科イヌタデ属)タデ科というのがにわかには信じがたい果実です。つる性植物で、茎には刺がたくさんあります。この辺はサルトリイバラの親戚のようですが・・・
でも、果実は美しい藍色をしていて、筋が入っています。実の直前に丸い苞葉があるのも特徴です。2011.11.6、京都市京北宇津にて
イシミカワ(タデ科イヌタデ属)タデ科というのがにわかには信じがたい果実です。つる性植物で、茎には刺がたくさんあります。この辺はサルトリイバラの親戚のようですが・・・ でも、果実は美しい藍色をしていて、筋が入っています。実の直前に丸い苞葉があるのも特徴です。2011.11.6、京都市京北宇津にて
 イズセンリョウ(ヤブコウジ科イズセンリョウ属)暖地の山地に生える常緑の低木です。秋に直径5mmほどの白い実を付けます。2017.12.17、京都市伏見区上醍醐寺にて。先日、鈴鹿の入道ヶ岳で見ました。
イズセンリョウ(ヤブコウジ科イズセンリョウ属)暖地の山地に生える常緑の低木です。秋に直径5mmほどの白い実を付けます。2017.12.17、京都市伏見区上醍醐寺にて。先日、鈴鹿の入道ヶ岳で見ました。
 イヌツゲ(モチノキ科モチノキ属)ツゲと名がつきますが、ツゲ科ではなくモチノキ科。葉が互生するのが特徴(ツゲ科は対生)です。初夏、葉の付け根に小さな白い花を付け、秋には黒褐色の丸い実がなります。2017.12.30、金勝アルプスにて
イヌツゲ(モチノキ科モチノキ属)ツゲと名がつきますが、ツゲ科ではなくモチノキ科。葉が互生するのが特徴(ツゲ科は対生)です。初夏、葉の付け根に小さな白い花を付け、秋には黒褐色の丸い実がなります。2017.12.30、金勝アルプスにて
 イヌザンショウ(ミカン科サンショウ属)サンショウ(山椒)に似ているものの、味や香りが劣るので「イヌ」がつけられたようです。果実は直径4-5mmで、艶のある黒です。2020.10.11、西宮市道場にて
イヌザンショウ(ミカン科サンショウ属)サンショウ(山椒)に似ているものの、味や香りが劣るので「イヌ」がつけられたようです。果実は直径4-5mmで、艶のある黒です。2020.10.11、西宮市道場にて
 イヌビワ(クワ科イチジク属)名前にはビワが付いていますが、分類も形もイチジクに近い実です。茎を折ると白い乳液が出てきます。実は、緑から褐色に熟し、最後は黒紫色になります。2019.2.17、六甲山系、鉢伏山にて
イヌビワ(クワ科イチジク属)名前にはビワが付いていますが、分類も形もイチジクに近い実です。茎を折ると白い乳液が出てきます。実は、緑から褐色に熟し、最後は黒紫色になります。2019.2.17、六甲山系、鉢伏山にて
 イヌホオズキ(ナス科ナス属)白い星形の花が咲き、黒い実がなります。近縁のアメリカイヌホオズキは、実の光沢がより強く、花が少し小さいようです。2013.8.13、プランター植栽
イヌホオズキ(ナス科ナス属)白い星形の花が咲き、黒い実がなります。近縁のアメリカイヌホオズキは、実の光沢がより強く、花が少し小さいようです。2013.8.13、プランター植栽
 ウスノキ(ツツジ科スノキ属)直径7-8mmの5稜ある卵状球形の実です。小さいですが真っ赤な艶々の実が夏に付きます。稜があるので、ヒメウスノキと区別できます。先端がへこんでいるので、臼に見立てられたようです。とにかく、きれいな実です。2003.7.21、金勝アルプス・竜王山山頂付近で
ウスノキ(ツツジ科スノキ属)直径7-8mmの5稜ある卵状球形の実です。小さいですが真っ赤な艶々の実が夏に付きます。稜があるので、ヒメウスノキと区別できます。先端がへこんでいるので、臼に見立てられたようです。とにかく、きれいな実です。2003.7.21、金勝アルプス・竜王山山頂付近で
 ウド(ウコギ科タラノキ属)夏に白くて細かい花が咲くウドは、秋に黒褐色の実を球状に付けます。2019.10.20、和歌山県紀美野町、生石高原にて
ウド(ウコギ科タラノキ属)夏に白くて細かい花が咲くウドは、秋に黒褐色の実を球状に付けます。2019.10.20、和歌山県紀美野町、生石高原にて
 ウメモドキ(モチノキ科モチノキ属)秋に赤くて美しい実がたくさんなるので、庭木によく使われます。本州、四国、九州の落葉広葉樹林内に自生もします。2013.9.28、野洲市花緑公園にて
ウメモドキ(モチノキ科モチノキ属)秋に赤くて美しい実がたくさんなるので、庭木によく使われます。本州、四国、九州の落葉広葉樹林内に自生もします。2013.9.28、野洲市花緑公園にて
 エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)5~6月に咲く花の長い柄が、そのまま実の長い柄になります。この実がえぐい(苦い)のが、名前の由来。2018.8.19、養老山地、旧牧場にて
エゴノキ(エゴノキ科エゴノキ属)5~6月に咲く花の長い柄が、そのまま実の長い柄になります。この実がえぐい(苦い)のが、名前の由来。2018.8.19、養老山地、旧牧場にて
 オモト(キジカクシ科オモト属)オモトは、「万年青」と書き、古くから愛好家がいる日本特有の観葉植物です。秋から冬にかけて黄~赤の美しい実を付けます。暖地の林で自生もしています。2019.1.12、奈良県東吉野村高見山登山口付近にて
オモト(キジカクシ科オモト属)オモトは、「万年青」と書き、古くから愛好家がいる日本特有の観葉植物です。秋から冬にかけて黄~赤の美しい実を付けます。暖地の林で自生もしています。2019.1.12、奈良県東吉野村高見山登山口付近にて
 カキノキ(カキノキ科カキノキ属)もともと東アジアの固有種で、特に長江流域に自生しているそうです。品種も多様で、山里では秋に様々な果実が実ります。2016.11.26、大津市・園城寺にて
カキノキ(カキノキ科カキノキ属)もともと東アジアの固有種で、特に長江流域に自生しているそうです。品種も多様で、山里では秋に様々な果実が実ります。2016.11.26、大津市・園城寺にて
 カナメモチ(バラ科カナメモチ属)春に白くて小さい花の咲くカナメモチですが、秋には楕円球形の赤い実がなります。実の先端に黒い部分があるのが特徴です。庭木で名高いですが、本州中部以南の暖地に自生する照葉樹林の低木です。2013.12.30、金勝アルプスにて
カナメモチ(バラ科カナメモチ属)春に白くて小さい花の咲くカナメモチですが、秋には楕円球形の赤い実がなります。実の先端に黒い部分があるのが特徴です。庭木で名高いですが、本州中部以南の暖地に自生する照葉樹林の低木です。2013.12.30、金勝アルプスにて
 ガマズミ(スイカズラ科ガマズミ属)春に白くて細かい花の咲くガマズミですが、秋にはこんなきれいな実がなります。この赤い実は、野鳥も食べに来るそうです。2006.11.4、野洲市、近江富士花緑公園にて
ガマズミ(スイカズラ科ガマズミ属)春に白くて細かい花の咲くガマズミですが、秋にはこんなきれいな実がなります。この赤い実は、野鳥も食べに来るそうです。2006.11.4、野洲市、近江富士花緑公園にて
 カマツカ(バラ科カマツカ属)鎌の柄にする木だからカマツカ、つまり丈夫な木のようです。秋の実もなかなか綺麗です。2013.10.6、鈴鹿山脈・清水頭の山頂にて
カマツカ(バラ科カマツカ属)鎌の柄にする木だからカマツカ、つまり丈夫な木のようです。秋の実もなかなか綺麗です。2013.10.6、鈴鹿山脈・清水頭の山頂にて
 カラスウリ(ウリ科カラスウリ属)秋に赤く熟す野の瓜です。見かけはおいしそうに見えますが、食用にはまったくならないようです。2019.10.20、和歌山県紀美野町、生石高原登山口付近にて
カラスウリ(ウリ科カラスウリ属)秋に赤く熟す野の瓜です。見かけはおいしそうに見えますが、食用にはまったくならないようです。2019.10.20、和歌山県紀美野町、生石高原登山口付近にて
 カラタチバナ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)ヤブコウジの近縁種です。マンリョウ(万両)やセンリョウ(千両)に対して百両とも呼ばれるそうです。漢字では「唐橘」です。2014.9.23、栗東市、自然観察の森にて
カラタチバナ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)ヤブコウジの近縁種です。マンリョウ(万両)やセンリョウ(千両)に対して百両とも呼ばれるそうです。漢字では「唐橘」です。2014.9.23、栗東市、自然観察の森にて
 カンボク(スイカズラ科ガマズミ属)ガマズミの仲間で、春に白くて細かい花の咲くカンボクは秋には赤くてきれいな実がなります。晩秋に葉が散っても実が残るそうです。2016.9.10、伊吹山・4~5合目にて
カンボク(スイカズラ科ガマズミ属)ガマズミの仲間で、春に白くて細かい花の咲くカンボクは秋には赤くてきれいな実がなります。晩秋に葉が散っても実が残るそうです。2016.9.10、伊吹山・4~5合目にて
 クサギ(クマツヅラ科クサギ属)夏、白くて香りの強い花が咲きます。そして秋、真っ赤な萼に抱かれた艶のある青い実。なかなか印象的な実です。2007.10.20、鈴鹿山脈・不老堂にて
クサギ(クマツヅラ科クサギ属)夏、白くて香りの強い花が咲きます。そして秋、真っ赤な萼に抱かれた艶のある青い実。なかなか印象的な実です。2007.10.20、鈴鹿山脈・不老堂にて
 クマノミズキ(ミズキ科ミズキ属)クマノミズキの実は、黒くて直径5mmほど。群青色のミズキの実より小さい感じです。春の花はそっくりですが、秋の実はずいぶん違いますね。2013.10.6、鈴鹿山脈・武平峠近くの鈴鹿スカイラインにて
クマノミズキ(ミズキ科ミズキ属)クマノミズキの実は、黒くて直径5mmほど。群青色のミズキの実より小さい感じです。春の花はそっくりですが、秋の実はずいぶん違いますね。2013.10.6、鈴鹿山脈・武平峠近くの鈴鹿スカイラインにて
 クロガネモチ(モチノキ科モチノキ属)初冬の庭や街路で、赤く色づくたくさんの果実をつけます。艶がある真っ赤な球形で、直径は6mmほどです。低山の自生もあるそうです。2012.3.3、栗東市下戸山にて
クロガネモチ(モチノキ科モチノキ属)初冬の庭や街路で、赤く色づくたくさんの果実をつけます。艶がある真っ赤な球形で、直径は6mmほどです。低山の自生もあるそうです。2012.3.3、栗東市下戸山にて
 クワ(クワ科クワ属)「山の畑の桑の実を、小篭に摘んだは幻か?」とうたわれる実です。初夏に赤から黒くなる甘い実がなります。カイコの餌として栽培されてきたクワの木はすっかり減ってしまいました。2015.6.9、彦根市八坂町にて
クワ(クワ科クワ属)「山の畑の桑の実を、小篭に摘んだは幻か?」とうたわれる実です。初夏に赤から黒くなる甘い実がなります。カイコの餌として栽培されてきたクワの木はすっかり減ってしまいました。2015.6.9、彦根市八坂町にて
 コバノガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)艶のある、赤くて直径5-7mm程度の少し細長い実です。9-11月に実ります。2016.10.2、比良山系、青ガレにて
コバノガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)艶のある、赤くて直径5-7mm程度の少し細長い実です。9-11月に実ります。2016.10.2、比良山系、青ガレにて
 ゴンズイ(ミツバウツギ科ゴンズイ属)羽状複葉をもつ樹で、葉には鋸歯があります。夏の終わりに赤い袋果がつき、秋に熟すと皮が破裂して、中から艶のある黒い実が出てきます。2006.11.5、高島市朽木栃生の白倉岳登山口付近にて
ゴンズイ(ミツバウツギ科ゴンズイ属)羽状複葉をもつ樹で、葉には鋸歯があります。夏の終わりに赤い袋果がつき、秋に熟すと皮が破裂して、中から艶のある黒い実が出てきます。2006.11.5、高島市朽木栃生の白倉岳登山口付近にて
 サカキ(ツバキ科サカキ属)神棚に供えられることが多いサカキは、初夏に花が咲き、秋~冬には長楕円形の黒い実がなります。2020.1.3、三上山北尾根にて
サカキ(ツバキ科サカキ属)神棚に供えられることが多いサカキは、初夏に花が咲き、秋~冬には長楕円形の黒い実がなります。2020.1.3、三上山北尾根にて
 サネカズラ(モクレン科サネカズラ属)秋、小さなボールが集まって大きなボールを作ったような赤い実が目立ちます。2013.12.30、金勝アルプスにて
サネカズラ(モクレン科サネカズラ属)秋、小さなボールが集まって大きなボールを作ったような赤い実が目立ちます。2013.12.30、金勝アルプスにて
 サルトリイバラ(ユリ科シオデ属)秋に赤い実のなるサルトリイバラ。でも、山道ではこの棘に悩まされます。この棘が猿をも捕まえるから「猿とり」なんだそうです。この葉っぱ、お饅頭を包んでる葉っぱとして見たことありますよね(関西人だけかも・・・)?2016.12.18、飯道山近くの白草山にて
サルトリイバラ(ユリ科シオデ属)秋に赤い実のなるサルトリイバラ。でも、山道ではこの棘に悩まされます。この棘が猿をも捕まえるから「猿とり」なんだそうです。この葉っぱ、お饅頭を包んでる葉っぱとして見たことありますよね(関西人だけかも・・・)?2016.12.18、飯道山近くの白草山にて
 サワフタギ(ハイノキ科ハイノキ属)初夏に白い小花の咲くサワフタギは、秋、瑠璃色の実がなります。2011.10.2、比良山系、比良岳にて
サワフタギ(ハイノキ科ハイノキ属)初夏に白い小花の咲くサワフタギは、秋、瑠璃色の実がなります。2011.10.2、比良山系、比良岳にて
 サンゴジュ(スイカズラ科ガマズミ属)艶のある大きな葉が特徴です。果実は長さ8mmほどの楕円形。2017.12.30、金勝アルプスにて
サンゴジュ(スイカズラ科ガマズミ属)艶のある大きな葉が特徴です。果実は長さ8mmほどの楕円形。2017.12.30、金勝アルプスにて
 サンシュユ(ミズキ科ミズキ属)中国・朝鮮半島原産で、江戸時代に持ち込まれたものです。滋賀の山で自生は見たことないですが、特に湖北の、山麓の集落でよく咲いています。晩秋に付ける紅色楕円形の美しい実は、渋くて生食には向かないそうです。2013.9.28、野洲市花緑公園にて
サンシュユ(ミズキ科ミズキ属)中国・朝鮮半島原産で、江戸時代に持ち込まれたものです。滋賀の山で自生は見たことないですが、特に湖北の、山麓の集落でよく咲いています。晩秋に付ける紅色楕円形の美しい実は、渋くて生食には向かないそうです。2013.9.28、野洲市花緑公園にて
 サンショウ(ミカン科サンショウ属)古くから香辛料として知られる山椒。山地に生える落葉低木です。花のあと、緑の果実は徐々に赤くなり、熟すと二つに分かれて中から光沢のある黒い種子が出てきます。2019.10.13、北播磨・千ヶ岳にて
サンショウ(ミカン科サンショウ属)古くから香辛料として知られる山椒。山地に生える落葉低木です。花のあと、緑の果実は徐々に赤くなり、熟すと二つに分かれて中から光沢のある黒い種子が出てきます。2019.10.13、北播磨・千ヶ岳にて
 ジャノヒゲ(キジカクシ科ジャノヒゲ属)分類上、スズランに近い種のようです。秋から冬、瑠璃色の美しい実がなりますが、これはじつは種子がむき出しになっているもの。2017.3.25、米原市大久保にて
ジャノヒゲ(キジカクシ科ジャノヒゲ属)分類上、スズランに近い種のようです。秋から冬、瑠璃色の美しい実がなりますが、これはじつは種子がむき出しになっているもの。2017.3.25、米原市大久保にて
 シロダモ(クスノキ科シロダモ属)秋、艶のある赤い実が目立ちます。楕円球形。山地に生える常緑の高木です。2018.12.23交野市交野山にて
シロダモ(クスノキ科シロダモ属)秋、艶のある赤い実が目立ちます。楕円球形。山地に生える常緑の高木です。2018.12.23交野市交野山にて
 スズメウリ(ウリ科スズメウリ属)実がカラスウリより小ぶりなのでスズメウリだそうです。スズメの卵に似ているからとも。緑の実(左)がだんだんと白っぽく(右)なります。2010.10.16、近江八幡市繖山にて
スズメウリ(ウリ科スズメウリ属)実がカラスウリより小ぶりなのでスズメウリだそうです。スズメの卵に似ているからとも。緑の実(左)がだんだんと白っぽく(右)なります。2010.10.16、近江八幡市繖山にて
 ズミ(バラ科リンゴ属)春には木全体が真っ白になるほど、白い小さな花がびっしりとつき、秋にはこのような実が赤く熟して、きれいです。2018.9.22、霧ヶ峰、八島ヶ原湿原にて
ズミ(バラ科リンゴ属)春には木全体が真っ白になるほど、白い小さな花がびっしりとつき、秋にはこのような実が赤く熟して、きれいです。2018.9.22、霧ヶ峰、八島ヶ原湿原にて
 セイヨウイボタノキ(モクセイ科イボタノキ属)ヨーロッパとアフリカ北部が原産です。初夏、白い花を付け、秋に黒い実となります。落葉低木ですが、暖地では冬も葉が落ちないことがあります。果実は直径7mmほどの楕円状球形で、10〜12月に紫黒色に熟します。2020.12.27、近江八幡市円山町にて
セイヨウイボタノキ(モクセイ科イボタノキ属)ヨーロッパとアフリカ北部が原産です。初夏、白い花を付け、秋に黒い実となります。落葉低木ですが、暖地では冬も葉が落ちないことがあります。果実は直径7mmほどの楕円状球形で、10〜12月に紫黒色に熟します。2020.12.27、近江八幡市円山町にて
 センダン(センダン科センダン属)落葉の高木で、5~15mになります。5~6月にふじ色の小さな花をたくさんつけます。秋には、たくさんのクリーム色の実がつきます。鳥がよく食べに来ます。2018.1.20、南あわじ市・諭鶴羽ダムにて
センダン(センダン科センダン属)落葉の高木で、5~15mになります。5~6月にふじ色の小さな花をたくさんつけます。秋には、たくさんのクリーム色の実がつきます。鳥がよく食べに来ます。2018.1.20、南あわじ市・諭鶴羽ダムにて
 センリョウ(センリョウ科センリョウ属)別名、草珊瑚。マンリョウ(万両)とともに初冬の庭で色づくきれいな実です。基本は赤い実ですが、黄色の実もあります。山中では見たことなく、麓の民家の庭などでお目にかかります。2005.11.20、湖東三山・西明寺にて
センリョウ(センリョウ科センリョウ属)別名、草珊瑚。マンリョウ(万両)とともに初冬の庭で色づくきれいな実です。基本は赤い実ですが、黄色の実もあります。山中では見たことなく、麓の民家の庭などでお目にかかります。2005.11.20、湖東三山・西明寺にて
 ソヨゴ(モチノキ科モチノキ属)秋、赤い実がサクランボのように柄の先に付きます。葉の両端が波打っているのが特徴です。おそらく滋賀の山で一番よく出会う赤い実でしょう。2005.11.19、東近江市箕作山にて
ソヨゴ(モチノキ科モチノキ属)秋、赤い実がサクランボのように柄の先に付きます。葉の両端が波打っているのが特徴です。おそらく滋賀の山で一番よく出会う赤い実でしょう。2005.11.19、東近江市箕作山にて
 タマミズキ(モチノキ科モチノキ属)実が美しくて、樹形がミズキに似ているのでこの名前がついたそうです。金勝アルプスのキャンプ場近くに「たまみずきの道」というのがあり、その道沿いで見ることができます。2016.12.31、東近江市の太郎坊宮にて
タマミズキ(モチノキ科モチノキ属)実が美しくて、樹形がミズキに似ているのでこの名前がついたそうです。金勝アルプスのキャンプ場近くに「たまみずきの道」というのがあり、その道沿いで見ることができます。2016.12.31、東近江市の太郎坊宮にて
 タンキリマメ(マメ科タンキリマメ属)食べるとたんがきれるといわれた豆です。黒い豆の光沢が素晴らしく、赤いさやとの対比が美しいです。2013.12.30、金勝アルプスにて
タンキリマメ(マメ科タンキリマメ属)食べるとたんがきれるといわれた豆です。黒い豆の光沢が素晴らしく、赤いさやとの対比が美しいです。2013.12.30、金勝アルプスにて
 ツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属)赤い実がかぱっと割れて、中からまた赤い果実が出てくるパターンは、ニシキギ科の特徴です。庭に植えられるマサキや、マユミは四つに割れますが、ツリバナは五つに割れます。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属)赤い実がかぱっと割れて、中からまた赤い果実が出てくるパターンは、ニシキギ科の特徴です。庭に植えられるマサキや、マユミは四つに割れますが、ツリバナは五つに割れます。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 ツルアリドオシ(アカネ科ツルアリドオシ属)秋、林の中の山道を歩いていると、足下に時折小さな赤い実がなっています。これもその一つ。2個の花から1個の実ができるので、実には2個の萼のあとが残っています。2016.10.23、鈴鹿山脈・綿向山にて
ツルアリドオシ(アカネ科ツルアリドオシ属)秋、林の中の山道を歩いていると、足下に時折小さな赤い実がなっています。これもその一つ。2個の花から1個の実ができるので、実には2個の萼のあとが残っています。2016.10.23、鈴鹿山脈・綿向山にて
 ツルウメモドキ(ニシキギ科ツルウメモドキ属)落葉つる性木本です。黄色い実の中から、赤い実がはじけて出てきています。2018.12.1、神戸市六甲山系杣谷峠にて。滋賀でも見られます。
ツルウメモドキ(ニシキギ科ツルウメモドキ属)落葉つる性木本です。黄色い実の中から、赤い実がはじけて出てきています。2018.12.1、神戸市六甲山系杣谷峠にて。滋賀でも見られます。
 ツルリンドウ(リンドウ科ツルリンつる性です。蔓性です。花は、うすい紫色でひっそりと咲きます。紅紫色の艶のある果実は、薮の中でもひときわよく目立ちます。2019.12.8、和泉山脈、高城山にて
ツルリンドウ(リンドウ科ツルリンつる性です。蔓性です。花は、うすい紫色でひっそりと咲きます。紅紫色の艶のある果実は、薮の中でもひときわよく目立ちます。2019.12.8、和泉山脈、高城山にて
 トウネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)7月ごろ咲いた花は10~11月には紫褐色の実になります。ネズミモチより花付きが多いので、実もたくさんみのります。2021.11.27、彦根市八坂町にて
トウネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)7月ごろ咲いた花は10~11月には紫褐色の実になります。ネズミモチより花付きが多いので、実もたくさんみのります。2021.11.27、彦根市八坂町にて
 ナツハゼ(ツツジ科スノキ属)最初は赤褐色で、だんだんと黒っぽくなる実です。葉は、ネコの舌のようにザラザラです。紅葉もきれいです。2005.11.19、東近江市箕作山にて
ナツハゼ(ツツジ科スノキ属)最初は赤褐色で、だんだんと黒っぽくなる実です。葉は、ネコの舌のようにザラザラです。紅葉もきれいです。2005.11.19、東近江市箕作山にて
 ナツメ(クロウメモドキ科ナツメ属)中国原産。日本への渡来は奈良時代以前だそうです。秋に楕円型の赤い実がなります。葉も楕円形で、光沢があります。自生はしていませんが、山里の集落で見かけます。2014.11.16、長浜市余呉町坂口にて
ナツメ(クロウメモドキ科ナツメ属)中国原産。日本への渡来は奈良時代以前だそうです。秋に楕円型の赤い実がなります。葉も楕円形で、光沢があります。自生はしていませんが、山里の集落で見かけます。2014.11.16、長浜市余呉町坂口にて
 ナナカマド(バラ科ナナカマド属)真っ赤な実と真っ赤な紅葉で良く知られています。堅い木で、七度かまどに入れても焼けないからナナカマドと教わりました。ほかにも説があるそうです。2001.9.16、伊吹山地・金糞岳、山頂にて
ナナカマド(バラ科ナナカマド属)真っ赤な実と真っ赤な紅葉で良く知られています。堅い木で、七度かまどに入れても焼けないからナナカマドと教わりました。ほかにも説があるそうです。2001.9.16、伊吹山地・金糞岳、山頂にて
 ニワトコ(レンプクソウ科ニワトコ属)落葉低木または小高木です。春先に新芽と花をつけ、6~8月に赤い実がなります。長さ3-5mmの卵球形で、暗赤色に熟します。2020.8.16、長野県小谷村、雨飾山登山道にて
ニワトコ(レンプクソウ科ニワトコ属)落葉低木または小高木です。春先に新芽と花をつけ、6~8月に赤い実がなります。長さ3-5mmの卵球形で、暗赤色に熟します。2020.8.16、長野県小谷村、雨飾山登山道にて
 ヌルデ(ウルシ科ヌルデ属)ウルシ科の落葉小高木で、秋遅くに直径4mmほどの扁球形の果実が実ります。ぱっと見がセンダンの実に似ていますが、センダンの実は長楕円形です。2019.2.17、六甲山系・須磨アルプス・馬ノ背にて
ヌルデ(ウルシ科ヌルデ属)ウルシ科の落葉小高木で、秋遅くに直径4mmほどの扁球形の果実が実ります。ぱっと見がセンダンの実に似ていますが、センダンの実は長楕円形です。2019.2.17、六甲山系・須磨アルプス・馬ノ背にて
 ネズ(ヒノキ科ビャクシン属)針葉樹にしては珍しい木の実です。球果は杜松子(トショウシ)と呼ばれ、中国では古くから漢方の生薬として利用されているそうです。2017.12.30、金勝アルプスにて
ネズ(ヒノキ科ビャクシン属)針葉樹にしては珍しい木の実です。球果は杜松子(トショウシ)と呼ばれ、中国では古くから漢方の生薬として利用されているそうです。2017.12.30、金勝アルプスにて
 ネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)秋に長さ8~10mmの棒状に近い楕円形で紫褐色の実がなります。これが、ネズミの糞に似ているため、ネズミモチと呼ばれるようになったとか。2021.11.10、彦根市八坂町にて
ネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)秋に長さ8~10mmの棒状に近い楕円形で紫褐色の実がなります。これが、ネズミの糞に似ているため、ネズミモチと呼ばれるようになったとか。2021.11.10、彦根市八坂町にて
 ノイバラ(バラ科バラ属)ノイバラの実は少し細長く、先端に黒い部分が目立ちます。緑の茎に棘があるのを見つければ、バラの仲間ということが確認できます。2016.12.3、大津市葛川、平にて
ノイバラ(バラ科バラ属)ノイバラの実は少し細長く、先端に黒い部分が目立ちます。緑の茎に棘があるのを見つければ、バラの仲間ということが確認できます。2016.12.3、大津市葛川、平にて
 ノササゲ(マメ科ノササゲ属)夏に白~黄色に変色する花が咲くマメ科の植物です。秋にはこのように紫の実がなります。2010.10.24、甲賀市信楽町多羅尾で
ノササゲ(マメ科ノササゲ属)夏に白~黄色に変色する花が咲くマメ科の植物です。秋にはこのように紫の実がなります。2010.10.24、甲賀市信楽町多羅尾で
 ノブドウ(ブドウ科ノブドウ属)緑~青~紫と熟し方に応じていろいろな色の実が付いています。なかなかきれいです。残念ながら、食べられないそうです。2011.10.29、伊吹山地・横山岳にて
ノブドウ(ブドウ科ノブドウ属)緑~青~紫と熟し方に応じていろいろな色の実が付いています。なかなかきれいです。残念ながら、食べられないそうです。2011.10.29、伊吹山地・横山岳にて
 ハダカホウズキ(ナス科ハダカホウズキ属)秋の山につやのある真っ赤な実で彩りを添えています。ホオズキのように実が萼の袋に覆われていないのでハダカホウズキの名がついたそうです。2002.10.13、多賀町妛原の鈴鹿山系・鍋尻山山麓にて
ハダカホウズキ(ナス科ハダカホウズキ属)秋の山につやのある真っ赤な実で彩りを添えています。ホオズキのように実が萼の袋に覆われていないのでハダカホウズキの名がついたそうです。2002.10.13、多賀町妛原の鈴鹿山系・鍋尻山山麓にて
 ハナヒリノキ(ツツジ科イワナンテン属)夏に壷型で淡緑色の花が咲くハナヒリノキは、秋、5つの小部屋をもつ五角の扁球形のおもしろい形の実がつきます。シキミの実と、形はよく似ていますね。まったく近縁ではありませんが。2020.9.22、鈴鹿山脈、中峠(朝明)にて
ハナヒリノキ(ツツジ科イワナンテン属)夏に壷型で淡緑色の花が咲くハナヒリノキは、秋、5つの小部屋をもつ五角の扁球形のおもしろい形の実がつきます。シキミの実と、形はよく似ていますね。まったく近縁ではありませんが。2020.9.22、鈴鹿山脈、中峠(朝明)にて
 ヒサカキ(ツバキ科ヒサカキ属)サカキの代わりに神棚に供えられることもある木です。ビシャコという別名もあり、ぼくはこちらの方がわかりやすいです。果期は10-12月。2017.12.30、金勝アルプスにて
ヒサカキ(ツバキ科ヒサカキ属)サカキの代わりに神棚に供えられることもある木です。ビシャコという別名もあり、ぼくはこちらの方がわかりやすいです。果期は10-12月。2017.12.30、金勝アルプスにて
 ヒメウスノキ(ツツジ科スノキ属)直径8mm程度で、ウスノキの実に似ていますが、こちらは稜がありません。先端は同じようにへこんでいます。熟すと鮮紅色になり、なかなかおいしいです。2010.7.14、金勝アルプス・天狗岩付近で
ヒメウスノキ(ツツジ科スノキ属)直径8mm程度で、ウスノキの実に似ていますが、こちらは稜がありません。先端は同じようにへこんでいます。熟すと鮮紅色になり、なかなかおいしいです。2010.7.14、金勝アルプス・天狗岩付近で
 ヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属)ヒヨドリが実をよく食べるので、この名がついたそうです。つる性の多年生草本で、他の樹木等に絡み付いて生育します。よく似た実にハダカホウズキがありますが、実の付け根の形状で見分けられます。2020.1.5、生駒山にて
ヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属)ヒヨドリが実をよく食べるので、この名がついたそうです。つる性の多年生草本で、他の樹木等に絡み付いて生育します。よく似た実にハダカホウズキがありますが、実の付け根の形状で見分けられます。2020.1.5、生駒山にて
 ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)なんとも気の毒な名前です。葉や茎をもむとくさいからということですが、ぼくはそんな嫌なにおいには感じませんが・・・・。秋の実は、黄金色に輝き、大変きれいです。2010.12.5、湖南市・阿星山・山頂で
ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)なんとも気の毒な名前です。葉や茎をもむとくさいからということですが、ぼくはそんな嫌なにおいには感じませんが・・・・。秋の実は、黄金色に輝き、大変きれいです。2010.12.5、湖南市・阿星山・山頂で
 ホオズキ(ナス科ホオズキ属)東南アジア原産で、主に観賞用や食用として栽培されますが、野生のものもあります。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ホオズキ(ナス科ホオズキ属)東南アジア原産で、主に観賞用や食用として栽培されますが、野生のものもあります。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 マムシグサ、テンナンショウ類(サトイモ科テンナンショウ属)春の花も不気味ですが、秋のこの実のけばけばしさもさすがは「マムシグサ」。葉が落ちると花よりさらに種の同定はむつかしいので、マムシグサ・テンナンショウ類としておきます。2006.10.21、比良山系・細川越で
マムシグサ、テンナンショウ類(サトイモ科テンナンショウ属)春の花も不気味ですが、秋のこの実のけばけばしさもさすがは「マムシグサ」。葉が落ちると花よりさらに種の同定はむつかしいので、マムシグサ・テンナンショウ類としておきます。2006.10.21、比良山系・細川越で
 マユミ(ニシキギ科ニシキギ属)赤い実が4つに割れるマユミ。でもよく見ると、3つのものもあるようですね。中から赤い果実が出てきます。マユミは、伊吹山でもよく見ます。201310.13、伊賀・布引山地の尼ヶ岳にて
マユミ(ニシキギ科ニシキギ属)赤い実が4つに割れるマユミ。でもよく見ると、3つのものもあるようですね。中から赤い果実が出てきます。マユミは、伊吹山でもよく見ます。201310.13、伊賀・布引山地の尼ヶ岳にて
 マルミノカラスウリ(ウリ科カラスウリ属)秋に赤く熟す野の瓜です。カラスウリは細長いのが一般的ですが、これは実が丸いのでいわゆる”マルミノカラスウリ”のようです。2010.10.16、近江八幡市安土町石寺にて
マルミノカラスウリ(ウリ科カラスウリ属)秋に赤く熟す野の瓜です。カラスウリは細長いのが一般的ですが、これは実が丸いのでいわゆる”マルミノカラスウリ”のようです。2010.10.16、近江八幡市安土町石寺にて
 マンリョウ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)センリョウ(千両)の実より重くて垂れ下がっているので万両だとか。まあ、とにかく縁起のいい、きれいな実ですね。2017.12.30、金勝アルプスにて
マンリョウ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)センリョウ(千両)の実より重くて垂れ下がっているので万両だとか。まあ、とにかく縁起のいい、きれいな実ですね。2017.12.30、金勝アルプスにて
 ミズキ(ミズキ科ミズキ属)赤い枝につく群青色の艶のある実はなかなかのきれいさです。よく似たクマノミズキは、葉が対生ですが、ミズキは互生しています。また実の枝も赤くありません。2018.9.2、越美山地、冠山峠にて
ミズキ(ミズキ科ミズキ属)赤い枝につく群青色の艶のある実はなかなかのきれいさです。よく似たクマノミズキは、葉が対生ですが、ミズキは互生しています。また実の枝も赤くありません。2018.9.2、越美山地、冠山峠にて
 ミツバアケビ(アケビ科アケビ属)秋、甘い実がなります。実は、アケビよりずんぐりと丸くなります。サツマイモのようで、決して美しい実ではありませんが・・・。2013.10.6、鈴鹿山脈・武平峠近くの鈴鹿スカイラインにて
ミツバアケビ(アケビ科アケビ属)秋、甘い実がなります。実は、アケビよりずんぐりと丸くなります。サツマイモのようで、決して美しい実ではありませんが・・・。2013.10.6、鈴鹿山脈・武平峠近くの鈴鹿スカイラインにて
 ミヤマシキミ(ミカン科ミヤマシキミ属)ミヤマシキミは薄暗い林の中で春に白い細かな花を咲かせます。それが、秋になるとこのような艶のある真っ赤な実になります。直径は約1cm。2005.12.10、醍醐山地・袴腰山にて
ミヤマシキミ(ミカン科ミヤマシキミ属)ミヤマシキミは薄暗い林の中で春に白い細かな花を咲かせます。それが、秋になるとこのような艶のある真っ赤な実になります。直径は約1cm。2005.12.10、醍醐山地・袴腰山にて
 ムシカリ(スイカズラ科ガマズミ属)別名をオオカメノキといいます。ガマズミ属のガマズミやヤブデマリに似ていますが、白い装飾花が形が整っていることで区別できます。はじめ赤い実は、やがて黒く熟します。2007.9.22、妙高高原にて、滋賀でもあちこちの山で見られます。
ムシカリ(スイカズラ科ガマズミ属)別名をオオカメノキといいます。ガマズミ属のガマズミやヤブデマリに似ていますが、白い装飾花が形が整っていることで区別できます。はじめ赤い実は、やがて黒く熟します。2007.9.22、妙高高原にて、滋賀でもあちこちの山で見られます。
 ムラサキシキブ(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)秋に光沢のある紫色の小さな果実を葉の付け根あたりにまとめてつけます。ムラサキシキブの仲間には、庭木としてよく植えられるコムラサキ、毛が多いヤブムラサキがあります。2011.10.29、伊吹山地・横山岳山頂付近にて
ムラサキシキブ(クマツヅラ科ムラサキシキブ属)秋に光沢のある紫色の小さな果実を葉の付け根あたりにまとめてつけます。ムラサキシキブの仲間には、庭木としてよく植えられるコムラサキ、毛が多いヤブムラサキがあります。2011.10.29、伊吹山地・横山岳山頂付近にて
 メギ(メギ科メギ属)卵型の真っ赤な実と、鋭い刺が特徴です。「目木」は眼の薬に利用されていたことに由来するそうです。実は長さ7-10 mmの楕円形で、10~11月に鮮やかな赤色に熟します。2006.11.3、御池岳山頂付近で
メギ(メギ科メギ属)卵型の真っ赤な実と、鋭い刺が特徴です。「目木」は眼の薬に利用されていたことに由来するそうです。実は長さ7-10 mmの楕円形で、10~11月に鮮やかな赤色に熟します。2006.11.3、御池岳山頂付近で
 ヤブコウジ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)センリョウ(千両)やマンリョウ(万両)と同じ仲間ですが、あまり目立ちません。十両なんて悲しいあだ名も。でも艶やかで、ほんとうはきれいな実ですね。2017.1.7、近江八幡市、繖山にて
ヤブコウジ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)センリョウ(千両)やマンリョウ(万両)と同じ仲間ですが、あまり目立ちません。十両なんて悲しいあだ名も。でも艶やかで、ほんとうはきれいな実ですね。2017.1.7、近江八幡市、繖山にて
 ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)笹のような葉と、白くて細かい花、紫色の丸い果実が特徴のツユクサ科の植物です。果実は冬まで残り、熟すほど藍紫色となり、真珠を彷彿とさせる独特の光沢を放ちます。2020.1.5、東大阪市上石切町にて
ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)笹のような葉と、白くて細かい花、紫色の丸い果実が特徴のツユクサ科の植物です。果実は冬まで残り、熟すほど藍紫色となり、真珠を彷彿とさせる独特の光沢を放ちます。2020.1.5、東大阪市上石切町にて
 ヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)初夏の山に真っ白な花が咲くヤマボウシ。秋にこのような赤い実がなります。金平糖みたいな実で、食べられるそうです。2016.10.2、比良山系、八雲ヶ原にて
ヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)初夏の山に真っ白な花が咲くヤマボウシ。秋にこのような赤い実がなります。金平糖みたいな実で、食べられるそうです。2016.10.2、比良山系、八雲ヶ原にて
 ユズリハ(ユズリハ科ユズリハ属)春に若葉が枝先に出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉するので、譲り葉となったそうです。果実は10~11月に熟し、黒褐色になります。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ユズリハ(ユズリハ科ユズリハ属)春に若葉が枝先に出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉するので、譲り葉となったそうです。果実は10~11月に熟し、黒褐色になります。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)洋種というとおり、北アメリカ原産だそうです。滋賀でも広く野山に見られます。若い実は緑から赤くなり、十分熟した果実は黒く光ります。2016.11.12、宇曽川ダムにて
ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)洋種というとおり、北アメリカ原産だそうです。滋賀でも広く野山に見られます。若い実は緑から赤くなり、十分熟した果実は黒く光ります。2016.11.12、宇曽川ダムにて

活動の装備

  • ペンタックス(PENTAX)
    KX
  • ペンタックス(PENTAX)
    K-7
  • ペンタックス(PENTAX)
    K-3
  • ペンタックス(PENTAX)
    マクロレンズ,SMCペンタックス FA100mm F2.8 MACRO
  • ペンタックス(PENTAX)
    ズームレンズ,PENTAX DA 18-270mm F3.5-6.3ED SDM

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