近畿最高峰 八経ヶ岳 冬季日帰りピークハント

2019.01.10(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 2
休憩時間
1 時間 23
距離
15.6 km
のぼり / くだり
1282 / 1571 m
2 27
24
7
52
17
15
29
2 22

活動詳細

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年明け一発目は、冬季八経ヶ岳ピークハントに挑戦です。 今回のメンバーは、なかもとのひでちゃんとチャコさんの3人で登ります。 標準タイムは、10時間25分です。雪があるのでなかなか進みません。 日が落ちる前までに下山できるでしょうか⁉ ◆ 熊渡~カナビキ尾根分岐まで カナビキ尾根急登 ◆ 朝の3時30分、道の駅かつらぎに集合して天川村に向かいます。 私は、雪山の経験がほとんどありません。ですので、自分の中で最高の準備をしました。 ウェアもハードシェルがないので、ダウンジャケット・ソフトシェル・その下にアンダーウェアを含む3枚の計5枚を持って行き、下もアルパインパンツがないのでゴルフの冬用のパンツで代用。 ホッカイロは、「桐灰マグマ」登山シューズも夏用しかないので、足の中に入れるカイロを貼っての登山です。 5時に熊渡到着。誰もいません。そして、まだ夜明け前なので車の電気を消せばあたりは真っ暗です。そして、空には満開の星空。 ヘッドランプをつけての準備です。 まさか冬山に夜明け前から登るなんて、私一人では考えられません。誘ってくれたひでさんに感謝です。 では、登山届を出して出発です。 ただ熊渡はスマホの電波が届かず、活動日記が途中からになっていますのでもし登山計画を参考にされる場合注意してください。 登り始めて、30分最初の難所のカナビキ尾根です。バカみたいな急登です。 最初は、雪が無かったので普通に登っていたのですが標高が上がるにつれ雪が出てきます。 途中から軽アイゼン装着。アイゼン無しでは、滑って登れません。 急な登りを、延々登って2時間。日も昇り明るくなりました。 カナビキ尾根は、難所です。もっと急登をアピールしても良いのでしょうが、分岐からのもう一つの双門コースがあまりに難コースで有名なので影が薄いです。 ただ、カナビキ尾根も難所です。 ◆ 分岐から明星ヶ岳山頂 山頂付近暴風 ◆ カナビキ尾根と天川川合からの合流の分岐からどんどん登って行きます。 まだ風はあまり吹いていないですが、徐々に雪が深くなってきます。 この辺りからは、くるぶしまで埋まるくらいの深さです。 ただ先頭をずっと歩いてくれたなかもとのひでちゃんが、踏み跡をつけれくれるので私はその後を進んだのでまだ進みやすかったです。 ひでちゃんは、かなりしんどかったはずですが文句も言わずずっと先頭を歩いてくれました。感謝です。 ただひでちゃんは、「雪マニア」です。雪が深くなるにつれどんどんテンションが上がっていきます。 そうこうしている間に、狼平と明星ヶ岳の分岐です。 もし雪が深ければ、狼平から弥山経由で八経ヶ岳登頂でピストンで行こうと話をしていたのですが、チャコさんもしっかり歩けていたので、そのまま明星ヶ岳~八経ヶ岳~弥山~狼平避難小屋のルートに決定しました。 この分岐での、リーダーひでちゃんとメンバーとのやりとりが、 「明星ヶ岳の周回ルートと狼平避難小屋ピストンルートどうします??」 「時間早いんで、明星ヶ岳周回ルートでいいですよね。」 メンバー誰もYESと言っていません。 雪でテンションが上がっている嬉しそうなひでちゃんには何も言えず難関の明星ヶ岳ルートへ! チャコさんが、死なないか心配でしたが、実はめちゃくちゃ健脚な人でした。 明星ヶ岳までのルートは、誰も通っていないのか雪がヒザ近くまで埋まります。 そして、倒木をかわしての進みます。かなり体力を消耗します。しかし、誰も弱音を吐かず山頂まで進みます。 その時、神様からのご褒美で晴れ間が差してきました。 ◆ 明星ヶ岳~八経ヶ岳山頂 とにかく暴風 ◆ 困難なルートを越え、ようやく明星ヶ岳山頂到着です。 この時のひでちゃんのテンションはMAX]で、3人で手をつないでピークハントです。 この時だけ晴天です。景色は最高ですが、山頂は風速10メートルを越える暴風です。 とにかく寒いので、すぐに風がよけれる場所まですぐに下りました。 最大の5枚レイヤリングと顔をすべて覆って八経ヶ岳に向かいます。 八経ヶ岳までも、暴風との戦いです。 とにかく寒いですが、5枚レイヤリングが成功しまだ絶えれる寒さでした。そのまま八経ヶ岳山頂到着。ただ暴風です。すぐに下山して弥山に向かいます。 ◆ 弥山避難小屋~狼平避難小屋 ◆ そうこうしている間に、弥山避難小屋到着です。 ここで昼にしようかと思っていたのですが、弥山避難小屋、戸が立て付けが悪く開きません。ですので、昼は、狼平になりました。 ここで地図を確認すると、弥山のピークは避難小屋周辺にはありません。 ですので、私一人で弥山のピークに向かいます。 避難小屋から5分でピークハント! あとからひでちゃんも来てくれました。 弥山山頂からは、八経ヶ岳と明星ヶ岳がとてもキレイに見えます。 おススメの絶景ポイントです。 では、狼平に下ります。この下りは、木の階段がついているのですが雪で見えません。 見えないところに急に木の階段が出現するので、歩きにくい! 何度も足をくじきかけました。 夏場ならきっと登りやすいでしょうが、冬場は、見えなくて木の階段の間に何度が足が挟まりました。 勢いよく足を出していれば、骨折してもおかしくありません。 もし行かれる人は気をつけてください。 苦労しながら、狼平避難小屋に到着です。 狼平避難小屋、めちゃくちゃキレイです。トイレはありませんが、周りでテント泊も出来るそうです。 ここで、温かいカップラーメンを食べて生き返ります。 生き返ったところで、熊渡まで、まだ長いですが2時下山開始です。 ◆ 狼平避難小屋~熊渡まで ◆ 狼平避難小屋は、雪が少なくなり歩きやすかったです。 しかも、あのやりとりがあった分岐からは自分たちが歩いてきた足跡がついているので道に迷うこともありません。 このまま、難所のカナビキ尾根を下りませす。 かなり急な下りです。雪があるので慎重に下ります。 そして、ある程度下れば雪がなくなり軽アイゼンを外して進みます。 ただ5時からの登り始めて、只今15時30分です。10時間を超えています。 かなりしんどいですが、下山しなければなりません。 カナビキ尾根を抜ければ、ゆるやかな登山道を下ります。 そして、16時13分無事に下山しました。 今日は、だれともすれ違わなかったので八経ヶ岳に登ったのは私たちだけだと思います。それだけ難関ルートですね。一歩間違えれば、下山できなくなるルートです。朝の暗い間から登って大正解です。 今回は雪の八経ヶ岳で、しかも山行距離22キロ。 一人では、この計画は立てれません。 ひでちゃんに雪山を教えてもらって感謝です。 本格的には来年から雪山には挑戦しようと思っています。今度は一人で挑戦できるように今年も精進したいと思います。 ひでちゃん、チャコさん、お疲れ様でした。 今年も、みなさまよろしくお願いいたします。

八経ヶ岳 朝の5時、天川村熊渡到着です。
朝の5時、天川村熊渡到着です。
八経ヶ岳 ヘッドライトがないと、あたりは暗闇です。
ヘッドライトがないと、あたりは暗闇です。
八経ヶ岳 5時18分、登山開始。熊渡は、電波が通じず、YAMAP起動できずです。
5時18分、登山開始。熊渡は、電波が通じず、YAMAP起動できずです。
八経ヶ岳 暗闇のカナビキ尾根を登ります。
暗闇のカナビキ尾根を登ります。
八経ヶ岳 カナビキ尾根、結構な急登です。
カナビキ尾根、結構な急登です。
八経ヶ岳 少し明るくなりました。
少し明るくなりました。
八経ヶ岳 もうすぐ夜明け。
もうすぐ夜明け。
八経ヶ岳 夜が明けました。
夜が明けました。
八経ヶ岳 あたりは、途中から真っ白です。
あたりは、途中から真っ白です。
八経ヶ岳 雪が深くなり、軽アイゼンを装着します。
雪が深くなり、軽アイゼンを装着します。
八経ヶ岳 今日は三人で、難関ルートに挑みます!
今日は三人で、難関ルートに挑みます!
八経ヶ岳 もうすぐカナビキ尾根を抜けます。
もうすぐカナビキ尾根を抜けます。
八経ヶ岳 カナビキ尾根と天川川合に抜ける分岐到着。
カナビキ尾根と天川川合に抜ける分岐到着。
八経ヶ岳 標高が上がるにつれ、雪がモコモコです。
標高が上がるにつれ、雪がモコモコです。
八経ヶ岳 まだ風がないので、寒くはないです。
まだ風がないので、寒くはないです。
八経ヶ岳 あそこが、目指すピーク明星ヶ岳です。
まだ遠い…
あそこが、目指すピーク明星ヶ岳です。 まだ遠い…
八経ヶ岳 誰も通っていないので、雪が膝近くまで埋まります。
なかなか進みません。
誰も通っていないので、雪が膝近くまで埋まります。 なかなか進みません。
八経ヶ岳 倒木だらけで、迂回ばかりです。
倒木だらけで、迂回ばかりです。
八経ヶ岳 奇跡的に、晴れてきました。
奇跡的に、晴れてきました。
八経ヶ岳 明星ヶ岳までのルート、倒木が多すぎてルートの迂回ばかりです。
明星ヶ岳までのルート、倒木が多すぎてルートの迂回ばかりです。
八経ヶ岳 エビのしっぽが、スゴイ!
エビのしっぽが、スゴイ!
八経ヶ岳 やっと分岐です。
やっと分岐です。
八経ヶ岳 ついに、明星ヶ岳、山頂です。
ついに、明星ヶ岳、山頂です。
八経ヶ岳 明星ヶ岳、ピークハント!
明星ヶ岳、ピークハント!
八経ヶ岳 次に八経ヶ岳に向かうのですが、山頂付近は暴風で寒いです。
次に八経ヶ岳に向かうのですが、山頂付近は暴風で寒いです。
八経ヶ岳 八経ヶ岳、山頂到着。
八経ヶ岳、山頂到着。
八経ヶ岳 八経ヶ岳、ピークハント!
八経ヶ岳、ピークハント!
八経ヶ岳 山頂からの眺めです。
山頂からの眺めです。
八経ヶ岳 ただ山頂付近、暴風のためすぐに弥山に向かいました。
ただ山頂付近、暴風のためすぐに弥山に向かいました。
八経ヶ岳 雪、深すぎ…
雪、深すぎ…
八経ヶ岳 あの山が、弥山。避難小屋があります。
あの山が、弥山。避難小屋があります。
八経ヶ岳 風が強いです。寒い。
風が強いです。寒い。
八経ヶ岳 寒い中で、必死にピーズを取ります。
寒い中で、必死にピーズを取ります。
八経ヶ岳 さっきの八経ヶ岳。
さっきの八経ヶ岳。
八経ヶ岳 やっと弥山の避難小屋に着きました。
やっと弥山の避難小屋に着きました。
八経ヶ岳 弥山到着ですが、ピークは避難小屋にはないのでピークまで行きます。
弥山到着ですが、ピークは避難小屋にはないのでピークまで行きます。
八経ヶ岳 もうすぐ、ピークです。
もうすぐ、ピークです。
八経ヶ岳 弥山、ピークハント!
弥山、ピークハント!
八経ヶ岳 弥山からの八経ヶ岳。キレイです。
弥山からの八経ヶ岳。キレイです。
八経ヶ岳 八経ヶ岳と明星ヶ岳をバックにパシャリ!
八経ヶ岳と明星ヶ岳をバックにパシャリ!
八経ヶ岳 狼平の避難小屋に向かいます。
狼平の避難小屋に向かいます。
八経ヶ岳 狼平避難小屋です。
狼平避難小屋です。
八経ヶ岳 小屋に到着する頃には、疲労コンパイです。
小屋に到着する頃には、疲労コンパイです。
八経ヶ岳 狼平避難小屋、めちゃめちゃキレイです。
ここで、持ってきたカップラーメンを食べます。
狼平避難小屋、めちゃめちゃキレイです。 ここで、持ってきたカップラーメンを食べます。
八経ヶ岳 少し下りましたが、まだまだ雪深い。
少し下りましたが、まだまだ雪深い。
八経ヶ岳 それでは、下山します!
それでは、下山します!
八経ヶ岳 狼平避難小屋です。
狼平避難小屋です。
八経ヶ岳 狼平あたりから、風も弱くなりました。
狼平あたりから、風も弱くなりました。
八経ヶ岳 狼平行きと明星ヶ岳行きの分岐です。周回完了。
狼平行きと明星ヶ岳行きの分岐です。周回完了。
八経ヶ岳 ずっと先頭は、なかもとひでちゃんです。
先頭は、雪に足が埋まります。私はそれを踏んで進めるので、ありがたかったです。
ずっと先頭は、なかもとひでちゃんです。 先頭は、雪に足が埋まります。私はそれを踏んで進めるので、ありがたかったです。
八経ヶ岳 下山し、カナビキ尾根です。
少し雪が減ってきました。
下山し、カナビキ尾根です。 少し雪が減ってきました。
八経ヶ岳 ここで、軽アイゼンを外します。
ここで、軽アイゼンを外します。
八経ヶ岳 あとは、普通の登山道です。
あとは、普通の登山道です。
八経ヶ岳 ようやく難所カナビキ尾根を抜けました。
ようやく難所カナビキ尾根を抜けました。
八経ヶ岳 ここの崩落現場、1年前から同じです。
もう修復しないのでしょうか?
ここの崩落現場、1年前から同じです。 もう修復しないのでしょうか?
八経ヶ岳 無事に下山しました。
ありがとうございました。
無事に下山しました。 ありがとうございました。

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