会津磐梯山は宝の山だったよー♪猪苗代スキー場から。

ワカンを買っといて、前回は使えなかったため、今回は、ワカン使うためだけに、まあまあ天気の良さそうな豪雪地帯福島の磐梯山へ突撃しました。 明け方はモヤっとしていましたが、日が昇るに連れて雲が流れてピーカンに。雲海も素晴らしい。 東北の雪山には貴重な晴れ！と小躍りしましたが、長くは続かず…昼頃から夕方まで山頂はガスに隠されてしまいました。 猪苗代スキー場のリフトを2本も使ってゲレンデの上まで登って楽をしたツケが来たようです…（1本500円） ゲレンデ最上部からワカンを装着。サイズ合わせが適当だったためか、ベルトの締付けが甘かったか、前後左右にグラグラ。取り付け方に調整が必要です。 それでも、ふかふかの雪の上でも沈みこむことなく、メタボのオッサンの重い体を保持。さすがワカンです。アイゼンを同時装着しなくても、ある程度の傾斜の雪面はワカンの爪でガッチリ掴んでくれました。足が短いのでちょいちょいワカンを自踏みして自コケしますが、それも可愛いものですね。 赤埴山直下の斜面から、青空をバックにしたカッチョイイ磐梯山がドーン。反対側に地味な形の櫛ヶ峰も近距離で見渡せました。 この日、ヤマップ友のもこさんが偶然先行して磐梯山を登っていましたが、当然ながらのんびり隊の我々が追いつくことはなく。ピークハントして下山してきたもこさんのスノーシュー自慢と一眼レフ自慢につきあわされ、我々のピーク登頂が遅れます（笑） ピークはガスガスの中でした…なんにも見えません。ソロだったら絶対頂上には来てないと思います。 下山は尻セードをしながら、すいすい降りていきます。ヒップソリを忘れたので仕方なくの直尻です。 ゲレンデ最上部に下山してきて、そこから延々とゲレンデ歩きの刑。 ただゲレンデを歩くだけではつまらないので、滑落停止をしながら降りてきましたが、いつの間にか、手袋を片方落としたようです…これだから、高い手袋は買えません。 東北の山にしてはまあまあ天気に恵まれ、ワカン使いもでき、ピークハントもでき、いい山行だったと思います。 今回は、アイゼン持っていきましたが、オールワカン。ストックは持ってないので頂上直下だけピッケルを使いました。 ワカンとアイゼンは付け替えるのが面倒で、両方同時付けする方も多そうですが、両方付けると重いし、樹林帯のような雪が柔らかい広い場所はワカンのみ、森林限界以上でガリガリのところのみアイゼンのみと使い分けたほうが、体力的に楽だしそれで十分な気がしました。コースの見極めが重要ですね。 ［アクセス］ 猪苗代スキー場・要滑り止め（駐車場無料） ［山ごはん］ カップラーメン、にんにく入りソーセージ、みかん ［温泉］ 猪苗代観光ホテル（500円）