台風前,秋の由布岳お鉢巡り

2014.10.11(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 51
休憩時間
53
距離
8.5 km
のぼり / くだり
943 / 943 m

活動詳細

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10月の3連休で香川から義姉一家がやってくる。初日(11日)は博物館などを巡り,二日目(12日)は由布岳登山。そのまま湯布院に一泊して三日目(13日)は大分を観光し,佐賀関あたりからフェリーで四国へ…。 という予定が,台風19号の接近で大きく狂ってしまいました。 宿をキャンセルし,日程も大きく変更。 初日に由布岳に登り,二日目に福岡で遊んですぐに帰ることになりました。 台風め~。 義姉たちは朝7時に福岡に到着。2時前には香川を出たようです。 すぐに車を乗り換え,ここからはぼくが運転。 由布岳へ。 狭霧台展望所でトイレを済ませます。 売店に由布岳登山記念のバッヂが売っていましたが,まあ下山してから買うか,ということで登山口へ。 買っとけばよかったのに。 10時前。 正面登山口の駐車場に到着。 駐車料金を徴収しているおばちゃんに聞くと,台風が接近している割には登山客は多めとのこと。 10:00 準備運動をしていざ出発。 メンバーは義姉夫婦とその子ども二人。もうすぐ10歳の小4と6歳の年長さん。 つまり甥っ子 そして11歳(小6)の息子とぼくの6人。 最初雲に隠れて見えなかった由布岳の山頂が,見え始めました。 少しでも天候が回復することを願いながら,まずは草原をゆっくり進みます。 風が強い。 台風の気配を感じさせる南風。 すぐに草原の道は林の中へ。 30分ほどで合野越。子ども達はまだ余裕を見せています。 少し休憩して先へ。 ジグザグに山道を登り,足元にはだんだん礫が多くなってきます。 眼下に広がる盆地に癒されながらひたすら山道を進みます。 やがて一番下の甥っ子が無口になり始めました。 それでも泣き言は言わず黙々と付いてきます。小学生の二人はまだ元気。 そして正午にマタエに到着。 まずは西峰から。 香川から来た4人は初めて。 息子は一人で,小4の甥っ子はぼくが,そして6歳の甥っ子は義姉夫婦がサポートして岩場にとりつきます。 13時前に西峰登頂。 風が強くゆっくりするどころではない。 昼飯は後にして,早々にお鉢巡りを始めます。 ぼくと小6の息子は由布岳のお鉢巡りを経験済み。 一時間から一時間半くらいと踏んで出発。 強風が吹きつける中,とにかく慎重に岩場の上り下りを繰り返し,剣の峰,そして東峰。 東峰からは一面の雲海。 これはこれでよい眺めでした。 ここも風が強くすぐに下山。 マタエに戻ってきたときには既に15時過ぎ。 ようやくの昼食。 腹へった~。 小学生の二人はお鉢巡り中ずっと空腹を訴えていました。 それだけにおにぎりがうまい。 腹を満たし下山再開。 お鉢巡りにかかる時間を読み間違え,予定よりも2時間ほど遅れています。 暗くなる前に下山せねば。 歩きにくい礫の絨毯を下り,6歳の甥っ子はふらふらになりながら登山口の草原に出た時には既に17:30。 薄暗くなり始めていました。 足取りが急に軽くなり,みんな笑顔になります。 夜中の1時に起きて香川からやってきて,そのまま8時間の由布岳登山を強行した姉夫婦はさぞかし疲れたことでしょう。 さて帰るかとその前に,狭霧台の売店で頑張ったご褒美,由布岳登山記念バッヂを買おうとしたらすでに閉店,というオチ付きでした。

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