冬はこの山 牛岳

この日登って来たのはお馴染みの牛岳です。 山頂からの景色が良いので空気の澄んでる冬場に登りたいって事で行ってきました。 この山に登るには一般的には3ルートあるのですが、今回は冬の定番の小牧側から登るコースです。 この日は朝から晴天で絶好の山日和となりました。 前回は去年の3月初旬のまだ雪の多い時に登りました。今年は雪が少ないようなので1月でも登れるかもしれないと思いダメそうなら引き返すつもりで登る事にしました。 国道沿いにある「ふるさと遊歩道 牛嶽山頂入口」の看板のある所から登って行くのですが、3月に登った時よりも雪が少ないのでなんとか山頂まで登れる感じでした。 最初の急登の滑りやすい部分には倒木があったので、くぐるのに雪少なくてよかったかもって思いました。 途中で林道を横切る所か3カ所あるのですが、ここも積雪時に林道アタックで4駆が登って行った跡がありました。 夏場の登山口の所には大きめな案内図があるのですが、この1年の間に新しい案内板となっておりました。 「3段の滝」以外にも名称の付いてる滝が書かれていたので時期を見て周回ルートを歩いてみたいなと思いました。 前回は助平辻4合目の標識のある所から冬ならではの尾根直登ルートで登りは歩いて見たのですが、今回は通常の登山ルートで登って行きます。 雪もかなり締まっているし、歩くルートもしっかり付いてあるので歩きやすいです。 杉林を抜け見通しのあるブナ林に替わった所から日射しも出てきて気持ちの良い雪山ルートとなっていきます。 旧ルートと稜線コースの分岐点で一休み。良い日に登って来れたなぁ～と思いながらつぼ足で登って行きます。 急登の所も過ぎフワ雪の登りも試してみたかったので輪カン装着。ですがフワ雪すぎたのでおとなしく踏み固められたルートを登って行きました・・・。 稜線に出ると日射しもかなり照りつけ明るくなっていったのですが、少し雲も出始めてきました。 そして山頂に到着。冬の牛岳はやっぱりいいですね～ 富山平野は一望出来ましたが立山連峰は山頂には雲かかっておりました。 この日気づいたのですが、ここから氷見の町並みも見渡せました。1週間前に登った宝達山も良く見えましたね。 休憩してたら他の登山者の方達も登って来られましたが、この日は山頂までツボ足で皆さん登って来られてました。 昨年3月とは違い、ブナ林の下りもまだ枝が多く出ていて広々とした斜面って感じではなかったし、標高のある所は雪が締まってないので牛岳の下りは登って来たルートで素直に下って行きました。 途中からスノーシューのショートカットの跡を追って少し楽しんで下りました。 ですが下りの途中で何故か靴づれしたのでゆっくりと無理せず下って行きました。 今回は約5時間40分の山行となりました。 帰りに庄川温泉郷にある柚の郷やまぶきの温泉に入ってきました。ここは出来てまだ新しいのですが露天は狭めでした。 鍋谷から登る旧ユートピアゲレンデルートもこの冬また登ってみたいそんな雪の牛岳でした。