高尾山_高尾森林公園と秘密基地_2016桜10

2016.04.16(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 57
休憩時間
38
距離
11.0 km
のぼり / くだり
564 / 555 m
1 30
3
5
28
1
6
7
6
5
8
12
1

活動詳細

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地元の花見名所の詳細報告をせずに、サクラを語るなかれである。 多摩森林科学園は、文蔵にとって「高尾森林公園」である。ずっと以前から、英語(Takao Forest Park)でそう答えている。また、昨年12月30日に発見した「春の秘密基地」を訪問する必要があった。そこのサクラ事情を話さなければ、「USOつき」になってしまうのだ。「I never tell a lie!」がずっとずっとずっとずっと信条だし、「嘘つき」だけは回避しなければならない。 高尾森林公園は閉門の16時に締め出される。秘密基地に夕暮れ以前に辿り着きたいので、文蔵は急いだ。ちなみに元営林局、いまの独立行政法人:森林総合研究所が運営するこの森林公園は、サクラの名所でありながら、新宿御苑と同じで一切の酒類の持ち込みや販売は厳禁である。シートの持ち込むもダメである。多少の軽食はよくても、缶ビールに餃子・シュウマイはご法度である。 そのためにおごそかさを装い、ハイキングする楽しい気分で、さまざまなサクラを謳歌するのがよいとされる。その雰囲気を満喫するため、掲載写真をたっぷり味わってもらうことにする。ヤマザクラ(ハナなし)・ソメイヨシノ(7割以上が散った状態)が終わっても、サトザクラ系が開花していよいよ本番となるのである。 文蔵は、来週の週末にもここにいくらしい。サトザクラの有終の美:フゲンゾウ、ギョイコウ、カンザン、トラノオ、ケンロクエンキクザクラ、フクロクジュなどをゆっくり鑑賞するのだ。 高尾山口に移動して、一号路の起点(蕎麦処の高橋屋)のジュウニガツザクラはこの4月にも花を咲かせ、まだ10%の花びらを残こしていた。・・・気づく人は少ないだろうが。 ひととおり、薬王院に詣でて写真を撮った。そのあたりの説明は大幅に割愛させてもらう。それにしてもすごい人出であった。いく春を惜しむようにサクラを見送り、「新緑」をゆっくり吸い込んで息吹を感じとる。万人がそうである。 文蔵が秘密基地に降りたつが、そこのソメイヨシノ(4本)にハナビラはなかった。はなはだ残念無念で、忸怩たる思いがこみ上げるがどうすることもできない。セメントがサクラの輝きをとどめて、それを証拠にするしかなかった。でもサクラは消滅していたが、幸いに太い樹幹のサトザクラが一本あった。離れたヤブのところにも同じように咲いていた。加えて、ミツバツツジが咲いていた。より赤みを帯びたツツジも咲きはじめていた。 文蔵は、黙然と瞑想するように作戦会議を開いた。これからのことを自分自身が提案し、それを熟考し、審議して鋭意裁定するのである。(お神酒はラッパ飲みだったが、秘密基地の武将気分であった) それにしても、この数日に強風が吹いたのであろう。桜の枝が、青々とした樹木が、無残に折れて生木として晒されている。とてもかわいそうじゃないか。と思う。すると何やら、サクラの枝葉に白い斑点が見える。なんだなんだ。ようやく、望遠で3個のサクラを見つけるのである。狂喜せずにいられない。それは、オー・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」(さいごのいちよう)原題:The Last Leafとまったく同じである。 そして、また来年に必ずキヨウと決めた。八王子と同じ時期が最適なのである。 あとは、写真を見てもらいましょ。 注1)写真の撮影日時表示、軌跡への表示もダメ:iPhoneの画像をいったんPCに取り込んで、PC側のYAMAPで10枚ずつuploadするとこれらが表示されない。デジタルカメラの画像をPCに取り込めばOK、でも軌跡表示はダメ 注2)撮影日時のズレ:デジタルカメラの電池残量がゼロ状態だったことが原因か。 (コースタイム) 高尾北口1325→ 高尾森林公園1332→ 東屋1405(小憩)1430→ 京王高尾1501⇒ 京王高尾山口1504→ RW清滝駅1510→ 高尾山薬王院(本社)1605→ 金毘羅台1635→ 春の秘密基地1640(作戦会議)1705→ 蕎麦処高橋屋1725→ 京王高尾山口1728~1731⇒ 京王八王子1751

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