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谷川岳は甘くない

yohiさん YAMAP Meister Gold

  • YAMAPマイスター:ゴールド
  • 自己紹介:山と自転車が趣味です。
    とは言っても山は近くの山が主で、自転車はポタリング専用です。
    群馬なので良い山が近くにあります。
    http://futeikibin.blogspot.jp
  • 活動エリア:
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1962
  • 出身地:
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:公開しない
  • その他 その他

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山

2016/04/18(月) 16:31

 更新

谷川岳は甘くない

公開

活動情報

活動時期

2016/04/16(土) 06:20

2016/04/17(日) 02:39

アクセス:275人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 5,045m / 累積標高下り 5,040m
活動時間20:19
活動距離25.02km
高低差1,289m

写真

動画

道具リスト

文章

今回は朝日岳へと向かう。
戻りは谷川岳の中間道を通って戻ってくる予定だ。
白毛門で朝日岳からピストンするより中間道の方が楽だと良く登っている人から情報ももらえる。
別の人からは気温が下がる時間帯は雪面が凍って危険だったとの事。
なんにせよ情報交換は大切だ。

この日私は少々体調不良でお腹に力が入らない。
それでもだましだまし登る。
もう少しで朝日岳という所で右の太ももが攣る。
この体調不良、心当たりがある。
会社で隣の人がげほげほと咳き込んでいた。

私もちょっと咳が出るし関節が痛いし椅子に座っていて足が攣るなんて症状が思い返せば出ていた。
丈夫なもので気が付くのが遅れたんだね。

朝日岳で昼食にしてからいよいよ初めてのルートだ。
その前に本日朝日岳まで来たのは私たちだけだった。
他の人たちは白毛門か笠ヶ岳でピストンみたいだ。

下りのルートは新潟方面が良く見える、天気が良ければ海も見えるだろう。
つまりはこの尾根筋で雪が盛大に振り落とされる場所だ。
だからものすごい雪庇が続く。

真冬にこのルートはないな。

そして小屋が見えてくる。
小屋から先は谷川岳の中間道だ。
ちなみにここから七つ小屋山へと向かえば馬蹄形コースだ。

まあ中間道は便宜上の呼び名で本当は国道291が正式名称である。
そしてここからが地獄の始まりだった。


朝日岳側から見て国道ははっきりとしていたので何の疑問も不安も無かった。
しかし見ると歩くは大違いだった。
よく考えれば当然だ。
1、豪雪地帯
2、雪崩の巣
3、ガレ場
だからね。

道なんて雪に埋もれてただの急斜面で時たま岩場と雪崩た後だ。
トラバースに失敗すれば奈落の底に滑落必死である。
そんな場所が延々と続く。
そのせいで進行は遅々として進まない。
ワンミスが命取りになるのだから当然である。

白樺避難小屋に到着した時時刻は19時を回っていた。
ここでもう一ついや、二つかな賢明な選択を逃してしまう。

一つは避難小屋で朝まで休む。
二つは登山ルートを下山する。

三つ目の中間道を行くを選択してしまうのだった・・・・
当然辺りは暗闇、ライトの光を頼りに危険なルートを歩く。
あ、行き止まりだ。

どうやら道を見失ったようだ。
暫く考える。

そして道を探すことにする。
一人奮闘していると二人がいないことに気が付く。

いけないと二人を探すが見つからない。
足跡も見つからない。
暫く考える。

そこで私一人で戻ることにする。
戻りも危険だが変な場所を無理に行って滑落するのはもっと御免だ。

戻りは時間を忘れていたみたいで早かった。
その時向かいの山にライトが見える。

点滅させると向こうも点滅だ。
どうやら無事みたいだ。
先ほどからスマホの電源は落としてある。

いざという時に使えるようにだ。
そのスマホの電源を入れてみる。
アンテナが立っている。
電話してみる。
繋がった!

向こうは国道で私は登山道で下山と決定する。
後は楽勝だ・・・・・・・とか甘くは無い。

登山道まではすぐに着いた、踏み跡もあったので迷わなかった。
途中までは。

雪が無くなってくると登山道を度々見失う。
なにせ真っ暗で良く分からない。

それでもなんとか沢の横まで来た。
何度も雪を踏み抜いて膝とすねを打ちとても痛い。
しかしそんな事は気にしていられない。

何度も登山道を見失うそのたびに藪漕ぎになる。
危険なガレ場を横切る度に傷が増えていく。
岩場のトラバースは手がかり足掛かりが少なく下は轟轟と雪解け水が流れている。
何とかそれでも巡視小屋まで来た。
いや来たというか藪漕ぎしていて通り過ぎた。

と言うことはここからあと1時間ほどだ。
本来ならば。
しかし登山道を見失っている。

上の方にあるらしいのでよじ登ろう。
無理だ滑って登れない。
方向は合っているから藪漕ぎする。
とっくの昔に水は切れている。
喉が渇く。
沢の水を何度飲もうかと誘惑にかられる。
我慢する。
雪解け水なんて御免だ。

そして登山道を見つける。
随分と歩いた。
まだ着かないのかと思っているとチラリと明かりが見える・・・・
気がする。

さっきから明かりが見えたと思って目を凝らすがなにも見えないを何度か繰り返しているから懐疑的なんだ。

しかし今回は間違いなかった。
ロープウェイ駅が見えてきた。
良しもう少しだ。

すると大きな広場に到着する。
広場にはこれより先車は進入禁止とある。

真っ暗な中ヤマップの地図を頼りに道を探す。
全く分からない。
河原の中州で腰を下ろす。
考えよう。

先ほど二名からは到着の知らせがあった。
ならヘルプだ。

電話で迎えに来てもらう。
なんだかなー。
そこが道なのかよって位近い場所が道だった。

そして午前2時45分に登山が終了するのであった。

何度か滑落したし生きてて良かった!w

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