活動データ
タイム
09:24
距離
29.2km
のぼり
2446m
くだり
2368m
活動詳細
すべて見る秀麗富嶽十二景の山をノコノコ歩いてきました。道はかなりええ感じですが、九鬼山の(猿橋側から上った場合の)終盤は積雪や凍結状態だとちょっと危ないかもしれません。今日はカラッカラでしたので安全に歩けました。ところどころ結構な上りがありますが、あまり距離がない感じなので息が上がらないようノコノコ歩けば問題ないとおもいます。しかし... 扇山、百蔵山辺りの道は素晴らしいの一言ですが、思ったより人が少ないのは何でだろう? 天気が良さそう、ということで秀麗富嶽十二景に侵入したくなりました。先週富士山を拝めなかったし。せっかくなので桃太郎一味を集合させるか、と思い前日きびだんごを仕入れてきます。ルート的には扇山と百蔵山に行くだけなので朝も余裕がありそうです。 朝、3時半に目覚ましが鳴ります。どうやら昨晩間違えて始発出発用のアラームをセットしてしまった模様。そうなのです、私は少々アレな人物なのです。二度寝しようとベッドでゴロゴロしていましたが目が冴えてしまったので、急いで準備して始発で出発することにしました。何やかんやザックに詰め込み、着替えたら元気に出発です。 うーん、やっぱり朝早いと結構寒いな。そのまま元気に大きな道路までやってきました。...ん?何か道路に映る影に違和感が... ふと下を見ると、なんとズボンをはき忘れている模様。そうなのです、繰り返しになりますが、私は少々アレな人物なのです。全力疾走で家に戻り、ズボンを履いたら再度出発です。うむ、寒くない。いやあ、ヤバかった... 危うく駅近くの交番が今日のゴールになるところでしたわ。しかし、意外と気づかないもんですね、靴を履いたりしていたのに。 まあええ、ということで電車に揺られ鳥沢駅に到着です。本日の目的の一つに「桃太郎一味集結」というのがあります。そう、まずは鳥沢でキジを仲間にするのです。用意しておいたきびだんごを一旦腰につけておもむろに取り出します。で、キジはいないので私が自分で食べ、キジを仲間にしたことにして先に進みます。 うっかり周りが暗い時間に鳥沢駅に到着してしまいましたが、どうせしばらくは車道歩きなのでまあええでしょう。そのままノコノコと車道を進みます。しばらくあるき続け、犬目というところにやってきました。またここできびだんごを食べ、犬を勧誘したら扇山に向かいます。 ここでようやく山道に入り、ノコノコワッショイ進んでいきます。基本的にはあまり急な坂ではなかったように思いますが、頂上のちょっと手前にすこーしだけ急な坂があったかな?もちろん、滑らない靴を入手した私にスキはありません。一切の不安なくモソモソと歩けるわけです。そんな感じで秀麗富嶽十二景6番山頂、扇山に到着です。うおっ、こりゃ凄いわ。山頂は広く、見晴らしも最高。前回来たときは白かったのでウキウキ具合も格別です。しかし... うーん、扇か... よくある絵で桃太郎が持っているような気もする、念のため勧誘しておくことにします。またもやきびだんごを用意し自分で食べ、ここで桃太郎用の扇を入手したことにします。食べ終わったらそのまま百蔵山に向かいます。 まずはガッツリと下りますが、やはり靴が新しいと安心感が違います。なんと、普通に歩けてしまうのです。と、いうことで楽しくノコノコと下りますが、この道(扇山~百蔵山)は素晴らしいの一言です。特に扇山から向かうとしばらくは富士山とランデブーです。木々の葉っぱが落ちたこの時期だけの楽しみなのかな?道自体も恐ろしいほど歩きやすい、おっさんビックリですわ。そんなこんなで超楽しみながら進むと、最後の上りっぽい感じの坂に差し掛かります。この区間が少しだけ急な感じの坂があったかな、少々ヒーコラワッショイ言いながら進み、秀麗富嶽十二景7番山頂、百蔵山に到着です。ここも結構広くてええですね。ベンチとかもあって快適空間が提供されております。景色は言うまでもなし。 ついに一味のボス、桃太郎のところにやってきました。ここでも私がきびだんごをムシャムシャやらかし、桃太郎を連れて行くことにします。後は下って猿を勧誘すれば一味が無事に集結することになります。うっかり朝早く出発して余裕があるため、ノンビリと下ってきます。しばらく歩いていると車道に出ますので、そこで左右がそろったパーフェクトサンダルに履き替え猿橋駅に向かいます。 思ったよりあっさりと猿橋駅に到着し、きびだんごをムシャムシャやって猿を誘惑します。これで桃太郎一味はそろったのでミッションコンプリート。ゴールも駅で便利じゃわい。ほんならちょっと早いが帰宅しますかね、と、気がつけば元気に九鬼山に向かって歩いていました。ちょううるとらふしぎ。 い、いや、ほら、ね?せっかく桃太郎一味も集結したし、せっかくだから鬼退治に行きたいんじゃないかな、とか思ったりして。そうなのです、私は悪くないのです、文字どおり悪さばっかりやっちょる鬼たちが悪いのです。と、いうことで鬼たちを張り倒して更生させるため、改めて靴に履き替え九鬼山に向かうことにします。しかしなぁ... 本気で予定外だからきびだんご以外の食べ物を持ってきてないんだよなぁ... まあ、逆に言えば「きびだんごがある」ということなので、なんとかなるやろ。ちょっと車道を進んでから山道に侵入します。 流石に鬼の住処、今までより道は少しだけハードな感じになっております。とはいえ高度感があったり危険だったりするわけではないので、ノンビリワッショイ進んでいくと、神楽山、そのまま先に進むと秀麗富嶽十二景ノーナンバー、御前山に到着です。うーむ、ここからの景色もええですわ。休憩がてら少し景色を堪能してから先に進みます。 ここから先は割と歩きやすい感じですが、途中にある山頂の手前は少し急坂だったように思います。ヒーコラワッショイ言いながらノコノコ歩き、気がつけば馬立山に到着していました。と、いうことでここでもきびだんごを食べて馬を勧誘... ん?馬とかいたっけ?しかし... 馬だけ仲間はずれにするのもかわいそうだし... うーん、どうするか。と、ここで「いや、待てよ?桃太郎一味が鬼たちから略奪した宝物を運ぶのに馬が活躍したんじゃないか?」と非常にかしこく頭が働き、堂々と馬を勧誘して先に進みます。 馬を勧誘した後はかなりなだらかな道が続きます。眼の前に九鬼山っぽい感じの山がずっと見えているので、だいたいの距離感がわかってダレずに進めます。終盤で九鬼山をトラバースするような感じで尾根道まで出るのですが、この道が凍結したらちょっと怖いかもしれません。私も一応チェーンスパイクは用意していましたが、この日は恐ろしいくらいにカラッカラでしたので何一つ心配なく進めました。最後に少々尾根道を上るといよいよ最後の山、秀麗富嶽十二景10番山頂、九鬼山に到着です。 まずは執拗に周りを見渡し、誰もいない確信を得ます。続いておもむろにストックを構え、チャンバラよろしく振り回し鬼を退治し(たことにし)ます。...これは、決まった... と、いつものように非常にくだらん一人芝居に精を出します。あまりはしゃいでいると人が来るかもしれないので、ここらできびだんごを取り出し、鬼にあげることにします。こうして鬼も一味に加え、ドリームチームを結成したらいよいよ下山としゃれこみます。 田野倉駅に出ることにし、坂を下っていきます。かなり小刻みにジグザクと下っていくと、途中でデカデカと天狗岩の宣伝看板があります。「眺めよし」とある以上、行かざるを得ないでしょう。すぐそこっぽいのでノコノコと歩いていると、ポカンとありました、岩が。こ、これは... 本当に眺めがよい。いやいや、これはええですよ、最後にかなり得した気分。非常に満足して先に進みます。そんなこんなで気がつけば田野倉駅に到着していたので、電車に乗ってトンズラしました。 どうでもいい話なのですが... きびだんごって思ったより癖がなくて美味しいですね。普段から食べようかな。
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