虫倉山へ足慣らしトレッキング...

グングンと気温が上がり何だか春を通り越して初夏を思わせる日が続くようになりました。 この陽気に誘われて、本格シーズンを迎える前に近くの里山の虫倉山に足慣らしトレッキングへ行ってきました。 虫倉山は長野市中条にある信州百名山の一座で頂上から望む北アルプスの絶景が有名な里山です。 天気も良く最高の気分で登り始めましたが、僅か１０分ほどで汗がダクダクと溢れ出し先が思いやられる登り初めになりました。 しばらく川沿いを登った後、小川を渡ると九十九折れの登山道になります。 道沿いにはスミレやキジムシロが咲き始めていて心を和ませてくれました。 中には珍しい白花のエンレイソウなども咲いていて思わず感動.... 汗をかきかき登っていくと別の登山道との分岐点に到着、一息ついて再び登っていくと稜線に出て周りの視界が徐々に良くなり足取りも軽くなってきました。 程なく、休憩所の東屋に到着.... ところが、２年前の神城断層地震で倒壊し屋根が横たわる無残な形となっていました。 已む無く足を進め、約１時間で虫倉山へ登頂しました。 頂上付近も地震の影響で約半分が崩落して依然訪れた時の半分くらいしかスペースが無いようになっていました。 でも.... 北アルプスをはじめとする３６０度の大パノラマを存分に楽しむ事が出来、しかも誰もいない貸切状態で頂上の空気を満喫する事が出来ました。 いつもはここで男飯という事にするのですが、近く健康診断があるので少しダイエットすべく酢コンブで我慢する事にしました。 およそ３０分絶景を楽しんだ後、下山する事に.... 下りは本当に暑くパンツまでダクダクになる始末で夏山登山のトレーニングにはもってこいの山行となりました。 今回は距離も短く高低差も少ない里山でしたが、徐々に距離高度を増やして来たるべき北アルプス登山に備えたいと思います。