活動データ
タイム
06:53
距離
11.0km
のぼり
1406m
くだり
1381m
活動詳細
すべて見る4月23日 晴れ→曇り 今回は、かねてより目標だった「東赤石山」に初挑戦! 登山口まで距離があり、登頂も容易ではない様子。さらには午後から天気が崩れるとの予報だったので、気合いの3時起きで応戦‼ 登山口までは、高速(土居or三島川之江IC)降りて1時間程。法皇トンネル以外は2車線あるので、結構楽に到着。 いくつかある登山口の中で、今回は最もポピュラーな「筏津」から登頂を目指す。登山口には専用トイレがあるけど、何か出てきそうなぐらい不気味なので、手前の金砂湖辺りで済ませておきましょう。 赤石山荘辺りまでは森林地帯で、ほぼ一定の登り勾配。のんびり休憩できるような場所はそれほど無いものの、極端な緩急が無いので一気に踏破できる。途中に木橋や崖があるし、迷いがちなので集中力が大事!迷いやすい箇所には必ず目印があるので、見落とさないよう注意が必要。実際にふらついてヒヤッとしたり、何度も道を間違えそうになりました(^^; 赤石山荘手前で急に視界がひらけ、景色が一変。ゴツゴツとした岩が露出し、「こっからが本番だ」と言わんばかりの雰囲気に。とりあえず一息ついてから、ロックガーデン直登に挑む。ここからは岩だらけの急勾配で、背の高い木が無いため、さらに目印が見つけ難くなる。岩なので当然ながら、踏み跡もほとんど見当たらないので、これまで以上に注意していかないといけない。気分的には宝探しかオリエンテーリングか?って感じ。全然楽しめないけど(>_<) 必死に登り「やっと着いた~!」と思ったら、隣の八巻山に到着。…何で?? 後で確認したら、赤石山荘から登ると八巻山に行くルートでした。まさかのうっかりミス。さらには携帯の電波が届き難かったせいかGPSの精度まで狂ってて、YAMAPの地図を確認しながら登ったのに、まさか自分の位置がズレてたとは…気付けないって! 慌てて東赤石山にルート修正。岩だらけの尾根はヒヤヒヤが止まりません。八巻山から約20分程で東赤石山山頂に到着。…あれ?想像してたより地味。少し先に三角点があるけど、「こっちが本当の山頂じゃない?」というぐらい立派。 しかし写真撮ったりしながら登って来たとは言え、4時間弱も掛かってしまった。何だか自信喪失…。 今一つ消化不良の感が拭えないものの、天候の変化を感じ帰路につくことに。いくつも登山ルートがあるのに、往路と同じというのも味気ないと思い、帰りは床鍋ルートを選択。これが間違いの始まりだった…。 またもゴツゴツした尾根を進み、やっとの思いで[権現越]に着く頃、重大事件発生っ!ヤバい…飲料水、落とした(´Д`|||) この日は雨の前の晴れ間で暑く、湿気ってるわ風も無いわで、さらに塩分補給できなかったためやたらと水を飲み過ぎた。仕方なく予備の水を取り出し、ザックのポケットに入れてたところ、岩稜のどっかで落としたみたい。どうしよう…。 調理用の水を飲んでみたら劇マズ(>_<)やっぱ常温の水道水はダメだわ。今度は調理用水もちゃんと「おいしい水」にしようと心に決めるも、当面の危機は去ってはいない。とぼとぼ下山していると、どこからか水の音が。一目散に沢に向かい給水。冷たくて美味い!正直ここで沢に出会えてなければ「遭難」の二文字も浮かんでた。ホッと一息つき、意気揚々と下山再開。 しかしこのルート、人気無さ過ぎ。誰にも出会わないわ、蜘蛛の巣に掛かりまくるわ、さんざんな目に。筏津ルートと違い、手入れされた人工林で見所もこれといって無く、気付けば沢の音も鳥の鳴き声も聞こえず、自分の足音しか聞こえない。そりゃ人気出ないって。孤独に苛まれながらひたすら下り、やっと登山口に到着。トータルおよそ7時間…長かった~。 今回はいろいろ反省点が多かった。ちゃんとした登山計画、飲み水の確保、塩分補給の重要性を再認識しました。やっぱ初心者だなぁ。今度「保険にも入ろう」と考えさせられた登山でした。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。