嵯峨山で「エロス降臨木」を発見~♪(画像あり)

2019.02.01(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 18
休憩時間
1 時間 2
距離
8.1 km
のぼり / くだり
642 / 642 m
2 58
4
2 31

活動詳細

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三浦アルプス通いはいったん休止し、今回は海を渡り千葉県の山にトライしました。 三浦の山々は高くて200mチョイだったのに比べ、房総で三角点のある山々はどれも軽く300mを超え、最高峰嶺岡愛宕山はナ、ナント!! 408.2mもあります。わが塒(ねぐら)から房総に行くとすればアクアラインよりもフェリーを利用したほうがうが楽なので、金谷フェリー港に降り立つ前提で登る山を物色しました。 三浦アルプスをちょっと歩いただけでヒーヒー泣きが入るような、とうに使用期限が切れたポンコツ品みたいな老体が、リハビリを主たる目的として行くのです。金谷港から激近(げきちか)でロープェイも利用出来る鋸山に即決! となって当然のところですが、あらかじめその選択肢は除外しておいたのです。 大庭萱郎は生来おヘソが曲がっているのでした。ゴチャゴチャ細かな選考過程は省略し、結論のみを記すと、    ■ 白狐川うぐいす橋→林道奥野線→白狐峠→郡界尾根→スイセンピーク→嵯峨山 のルートを往復することといたしました。 ◎ うぐいす橋手前で「関係者以外この先へ進めません」と書かれたガードレールが車道を斜めに塞いでいますが、普通車が通れるくらいの通行スペースが関係者さまのために開けられています。 ◎ 林道奥野線は「私有地につき立ち入り禁止」となっていて入口が高い金網フェンスで閉ざされていますが、ゲートは開いておりました。グーグルマップのストリートビューで360度ピンポイント画像を見ることが出来ます。 ◎ タイトルにある「エロス降臨木」、画像をぜひご覧あれ~。 嵯峨山で見つけたってことは、やっぱエロは人間の「さが」ってことかな~?

房州アルプス 始発フェリーには乗れず、第2便に乗船。北風の吹き出しが強く、晴天ながら東京湾は時化状態。この船が金谷港に着いた直後、フェリー会社は「荒天につき欠航」の札を出して窓口を閉鎖した。
始発フェリーには乗れず、第2便に乗船。北風の吹き出しが強く、晴天ながら東京湾は時化状態。この船が金谷港に着いた直後、フェリー会社は「荒天につき欠航」の札を出して窓口を閉鎖した。
房州アルプス フェリーのデッキから眺めた富士山。
フェリーのデッキから眺めた富士山。
房州アルプス 上白狐集落の奥にある「うぐいす橋」と林道奥野線起点ゲート。ここから白狐峠までは標高差80m水平距離およそ1.1kmで、他のルートよりはかなり楽々と白狐峠に立つことが出来る。林道は未舗装、途中にごく浅い渡渉が2回ある。
上白狐集落の奥にある「うぐいす橋」と林道奥野線起点ゲート。ここから白狐峠までは標高差80m水平距離およそ1.1kmで、他のルートよりはかなり楽々と白狐峠に立つことが出来る。林道は未舗装、途中にごく浅い渡渉が2回ある。
房州アルプス 白狐峠に出る直前。この林道は、鋸山稜線上(=郡界尾根西端部)の228m標高点~小鋸山(195mとされるが地理院が測った数値にあらず)間の「危険」とされている個所を経ずに峠に立てるメリットがある。房総の登山コース中おそらくイチ押しの難所が上記1km区間であり、そこを回避するなんてもっての外の根性無しルートじゃんヨ~との異議は無論あろうが、自分の脚に全幅の信頼をおきかねる者にとってマッコト有難い存在ナリ。通称グランドキャニオンで半日過ごしてみたい有閑人とかにはお勧め。
白狐峠に出る直前。この林道は、鋸山稜線上(=郡界尾根西端部)の228m標高点~小鋸山(195mとされるが地理院が測った数値にあらず)間の「危険」とされている個所を経ずに峠に立てるメリットがある。房総の登山コース中おそらくイチ押しの難所が上記1km区間であり、そこを回避するなんてもっての外の根性無しルートじゃんヨ~との異議は無論あろうが、自分の脚に全幅の信頼をおきかねる者にとってマッコト有難い存在ナリ。通称グランドキャニオンで半日過ごしてみたい有閑人とかにはお勧め。
房州アルプス 坂の上の雲。(それがどうかしたかといわれればどうもしないのだが)この時この場所でわたしは正直、「オウ、坂の上の雲だ~」と思ったのである。ちなみに司馬遼太郎はあんまり好きでは有馬〇泉。
坂の上の雲。(それがどうかしたかといわれればどうもしないのだが)この時この場所でわたしは正直、「オウ、坂の上の雲だ~」と思ったのである。ちなみに司馬遼太郎はあんまり好きでは有馬〇泉。
房州アルプス 左が小鋸、真ん中が孫鋸(←孫鋸はウソ)。
「危険」「怖かった」とウェブで書いている方が多く、林道口から小鋸山までの郡界尾根1km区間は、いつかは昔とった杵柄じいさんなどが落っこちて怪我するんじゃなかろうか~? と心配している。ここはあくまで自分の体力・技量と相談し自己責任で行くべき場所で、それって例えば厳冬期の槍穂縦走にトライするなどと変わらぬ次元の話だと思う。
左が小鋸、真ん中が孫鋸(←孫鋸はウソ)。 「危険」「怖かった」とウェブで書いている方が多く、林道口から小鋸山までの郡界尾根1km区間は、いつかは昔とった杵柄じいさんなどが落っこちて怪我するんじゃなかろうか~? と心配している。ここはあくまで自分の体力・技量と相談し自己責任で行くべき場所で、それって例えば厳冬期の槍穂縦走にトライするなどと変わらぬ次元の話だと思う。
房州アルプス 白狐峠。奥に見える山は地理院地図219mピークか。
白狐峠。奥に見える山は地理院地図219mピークか。
房州アルプス まるで上州の山々みたいな通称グランドキャニオンの奇観。
まるで上州の山々みたいな通称グランドキャニオンの奇観。
房州アルプス テラスを伝って歩き、まず前方奥に見える山を目指す。側面からの落石もなさそうで、テラスの歩行に危険は感じない。
テラスを伝って歩き、まず前方奥に見える山を目指す。側面からの落石もなさそうで、テラスの歩行に危険は感じない。
房州アルプス 登山コースであることを示す、ケルン風の石積み。
登山コースであることを示す、ケルン風の石積み。
房州アルプス こちらは子連れの托鉢僧(『砂の器』カヨ~?)。
こちらは子連れの托鉢僧(『砂の器』カヨ~?)。
房州アルプス グランドキャニオン最北端の採掘跡。よその山ではあまり見かけぬ岩質。
グランドキャニオン最北端の採掘跡。よその山ではあまり見かけぬ岩質。
房州アルプス テラス上に何かの足跡。副蹄がなさげに見え、素人ながらイノシシではないと断定。下山時、林道奥野線を下った直後、ヤブの中で「ギャオ~ン!!」と犬の絶叫みたいな鳴き声がしたのをヒントに、これはキョンの足跡と断定。さて真実は?
テラス上に何かの足跡。副蹄がなさげに見え、素人ながらイノシシではないと断定。下山時、林道奥野線を下った直後、ヤブの中で「ギャオ~ン!!」と犬の絶叫みたいな鳴き声がしたのをヒントに、これはキョンの足跡と断定。さて真実は?
房州アルプス グランドキャニオンを離れると、あたりはとたんにふつうの山中風景。郡界尾根はおおむね痩せ尾根だが靴幅リッジと呼べるほどの痩せたところは、白狐峠から嵯峨山までの間で皆無である。
グランドキャニオンを離れると、あたりはとたんにふつうの山中風景。郡界尾根はおおむね痩せ尾根だが靴幅リッジと呼べるほどの痩せたところは、白狐峠から嵯峨山までの間で皆無である。
房州アルプス 鋸山の裏の顔。人の営為で山肌が削られた金谷側と違い、元名側は生気に満ちた健やかな印象がある。
鋸山の裏の顔。人の営為で山肌が削られた金谷側と違い、元名側は生気に満ちた健やかな印象がある。
房州アルプス 地理院地図上で郡界を表す二点鎖線が北北西から北北東にV字ターンする地点がここ。同地図によればそこに三角点や独標はないのだが、実際には横っちょの白い棒杭に三角点と書かれた「国調図根基準点」というものがある。これを地理院地図の236m標高点と誤認した場合、わたしのように大間違いを犯すことになる(ルート図の乱れたトレースをご参照ください)。
地理院地図上で郡界を表す二点鎖線が北北西から北北東にV字ターンする地点がここ。同地図によればそこに三角点や独標はないのだが、実際には横っちょの白い棒杭に三角点と書かれた「国調図根基準点」というものがある。これを地理院地図の236m標高点と誤認した場合、わたしのように大間違いを犯すことになる(ルート図の乱れたトレースをご参照ください)。
房州アルプス 低山ファンの守り神、送電線鉄塔のお出まし~♪
低山ファンの守り神、送電線鉄塔のお出まし~♪
房州アルプス まだ脚は何ともなかったけれど思いのほか時間がかかっていたので、この文字を読んだ時、「もうここで戻るべか~」と弱気の虫が頭をもたげた。でも戻らないでヨカタ。
まだ脚は何ともなかったけれど思いのほか時間がかかっていたので、この文字を読んだ時、「もうここで戻るべか~」と弱気の虫が頭をもたげた。でも戻らないでヨカタ。
房州アルプス ジャ~~ン!! これぞタイトルにあった「エロス降臨木」です~。
命名センスがなく、洒落た名前が思いつかず困りました。
ジャ~~ン!! これぞタイトルにあった「エロス降臨木」です~。 命名センスがなく、洒落た名前が思いつかず困りました。
房州アルプス 拡大版。背中で木にもたれかかっているのはもちろん女の子で、壁ドンならぬ大木ドンを直前にやったと目される男の子(このやろ!)が抱きついてるところ。想像たくまし過ぎかな~~  ( ̄∇ ̄;)。
拡大版。背中で木にもたれかかっているのはもちろん女の子で、壁ドンならぬ大木ドンを直前にやったと目される男の子(このやろ!)が抱きついてるところ。想像たくまし過ぎかな~~ ( ̄∇ ̄;)。
房州アルプス スイセンピーク手前の北斜面。レンズの偽色が出て青白く写っているのは前日の雪で、霜ではないことは確認済み。
スイセンピーク手前の北斜面。レンズの偽色が出て青白く写っているのは前日の雪で、霜ではないことは確認済み。
房州アルプス スイセンピークの何だかわからん石塔。スイセンピークの周辺は、南斜面を含めあちこち見回したけれど、水仙はどこにも生えていなかった。ただの1本も見当たらなかった (T△T)。。。
スイセンピークの何だかわからん石塔。スイセンピークの周辺は、南斜面を含めあちこち見回したけれど、水仙はどこにも生えていなかった。ただの1本も見当たらなかった (T△T)。。。
房州アルプス 嵯峨山頂上の三等三角点。ネットでこの山頂を撮った古い画像が楽しめる。かつては小さな石祠などがテーブル?? の上に置かれ、酒盛りでもやれそうな雰囲気があったようだ。
嵯峨山頂上の三等三角点。ネットでこの山頂を撮った古い画像が楽しめる。かつては小さな石祠などがテーブル?? の上に置かれ、酒盛りでもやれそうな雰囲気があったようだ。
房州アルプス 復路の途中で眺めた鋸山の裏の顔。裏鋸は (e^ω^a) イイ!!
復路の途中で眺めた鋸山の裏の顔。裏鋸は (e^ω^a) イイ!!
房州アルプス 復路ではるか遠くに眺めた天城山。
復路ではるか遠くに眺めた天城山。

活動の装備

  • その他(Other)
    サロメチール40g

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