最初の1滴を探しに・・・(玄倉川水系・檜洞沢泊)1日目・・・

2016.04.23(土) 日帰り

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 53
休憩時間
1 時間 55
距離
8.4 km
のぼり / くだり
1156 / 690 m
1
27
1 9
11
2 29

活動詳細

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4/23(土) 誰かに起こされる 完璧に二日酔い・・・というか、まだ普通に酔っている 5時集合 直ぐ上の駐車場に車を移動・・・ 既に全員そろっている 今日は男性6名女性3名 着替えて5:34出発 玄倉林道を歩きまずは10km先のユーシンロッジまで・・・ 神奈川県の持ち物の立派なロッジだが、現在は使われていない 20年以上使われてないと思う だが最近民間に払い下げられて、どういう形になるかわからないが、これから再開するらしい 皆は楽しそうに話しながらサッサと歩いているが、おいらは一番後ろをフラフラ歩く 最後に独り呑んでいたウイスキーが効いてるようだ この玄倉林道・・・ 昔は、知っている人しか訪れない場所、丹沢でも秘境中の秘境 おいらは26年前オフロードバイク雑誌に、ここの林道が紹介されていてバイクで訪れたのが最初 それから、ここの美しさにハマり、キャンプやバーベキューをしに遊びに来ていた。 玄倉川の水が美しく、途中にある玄倉ダムの水がエメラルドグリーンで初めて来たときは美しいを通り越して何だか怖い感じがした。。 ユーシンとカタカナで書かれているが、昔の地図には幽心かな?シンは忘れたがユウは幽霊の幽が書かれていた。 そんなんで、この美しいのに誰も来ない静まり返った玄倉が何だか、いつ来ても怖かったのを覚えている 今では、ネットで情報が溢れてユーシンブルーと言われて訪れる人もだいぶ増えている しばらく歩くと 誰かがカモシカが居ると・・・ みれば林道わきの沢が流れ込む橋の斜面に、まだ子供のカモシカだろうか? みんながカメラを向ける一人一人に目線を合わせ逃げる様子も無く(多分固まって動けない)こちらを見ている 本当に5mぐらい先、不思議なものを見る感じで、目を合わしている サヨナラして先を進む 個の林道はトンネルが多い、中でも素掘りのトンネルがあったり、ヘッテンを灯さないと進めないトンネルもある 6:32玄倉ダム通過 ダムの水は昔と変わらず怖いぐらいのエメラルドグリーン ここの林道は美しい渓谷沿いに通っているので飽きない 新緑にアカヤシオが点在している 7:27ユーシンロッジ着 ここで沢装備に変えて今日のビバーク地を探しながら沢歩き ロッジ裏から巨大堰堤を越え廃登山道を歩き沢へ・・・ この廃登山道が、結構怖い、斜面に切られた道は崩壊していて踏み外せば沢へ落ちる 注意しながらのトラバース 8:32沢に降りる リーダーは竿を出し糸を垂れながら進む その後ろをゾロゾロと付いていく・・・ 最初の滝が現れた。。 ここに来るのは3回目・・・この滝は泳がないと取りつけない 巻道もあるが全員右岸の壁から 無事越えて滝上へ ここからは本当に美しい 花崗岩の白い磨かれた岩のゴルジュ、ゴルジュを流れるエメラルドグリーンの流れ 階段状のナメ滝の連続、どの滝もエメラルドグリーンの淵を湛えている 晴れていれば白い岩と青い水に緑のコケが一層光ってもっと美しい そろそろ、この辺りでビバーク地を探さないと、これ以上登ると張る場所が無くなる CLが右岸の藪の中へ入っていく 後をついていくとギリギリ3張か4張・・・もうちょっと探したが見つからないし、平らな場所はこの先無いというので 9:48 最初に見つけた高台テント村を設営 設営後は銘々に時間を過ごす。。 3人は竿を持つて釣りに・・・今晩の酒宴が華やぐかは、この3名に係っている SLは料理の準備 残りは薪集め・・・今日も長くなりそうだから沢山集めなければ やることが無くなると酒を呑むしか・・・ 二日酔いで胃が重いが、ここは迎え酒で納める 昨日の前夜祭に続きさすらいの料理人が、採取した椎茸を串焼き これまた採取したタラの芽の天ぷら タラの芽・・・春の味 苦味がビールに合う ほろ酔いになり、腹も落ち着いたところで昼寝 おいらは2時間ぐらい寝ただろうか?起きると焚火に岩魚が沢山刺さっている なんとCLが15匹も釣ってきてくれた。 他の2人も2匹と1匹・・・合計18匹 1人2匹計算 すごい! 料理人が岩魚を捌いて刺身に・・・醤油が無いので塩を振りかけて頂く 旨い!味が濃い指でOKこれは日本酒でしょ? 更に岩魚の天ぷら ホクホクのフワフワ指でOKこれはビールでしょ? 岩魚が焼きあがった。。 皮パリパリ身はホクホク・・・釣り師3人ありがとう! 〆にはみんなで持ち寄った具材のキムチおでん 胃に染み渡る旨さ 日が落ちて暗くなってきた。。 焚火のオレンジの炎が皆の顔を照らす どの顔も笑顔 これが沢泊の醍醐味だ! 酔いが回り 一人減り・・・二人減り・・・ 眠くなった人からテントへ・・・ 最後に酒にだらしがない二人が残る もちろん、おいらと今回はSLの二人 薪が燃え尽きるまで、ゆっくり飲もうかな・・・ 昨日に続き今夜も焚火の前で酒が飲める なんて幸せなんだろう 残っている薪を全て放り込む 美しい炎だ 昨日と同じく眠り始めたSL 明日は沢歩き 起きてスタート時間、みんなの歩き方を見てどうするか決めるという 予定では稜線まで出てユーシン沢を下降してくるか、尾根伝いに登山道で下山するかだ 薪が燃え尽きて熾火になってきた・・・ 21:17 そろそろSLを起こして寝るかなぁ 明日も楽しみだ・・・

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