第31回外秩父七峰縦走ハイキング大会

2016.04.24(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 54
休憩時間
38
距離
41.0 km
のぼり / くだり
2358 / 2346 m
34
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13
1 27
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8
6
2
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活動詳細

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毎年春のマイ恒例行事になっております外秩父七峰縦走ハイキング大会に今年も参加して来ました。 YAMAPに登録しておきながらいつも町中ウォーキングばかりで(汗)、秋の武蔵おごせハイキング大会以来の久々の山歩きです。 他の参加者様の記事で既に書かれてると思うので今更自分が言うまでもないのでしょうが…この大会を簡単に説明しますと、東武鉄道主催の参加費無料の42kmを歩くハイキングイベントで、受付時には参加賞としてちょっとした粗品、ゴール時には完歩賞として証明書と帽子の豪華賞品が貰える太っ腹な企画で、外秩父の山々を馬蹄形に巡り、バス通りへのエスケープルートも豊富で、一日で歩き通さなくても2年継続でのゴールもOKの、健脚でない人にもとても優しい大会です。(ただし2年継続制度も帽子の進呈も今年で最後だとか…) 神戸の六甲全山縦走を参考に考案されたのは意外に知られてない話…。 個人的なこの大会での経歴を申し上げますと、第22回よりほぼ毎年参加して今年で9回目。 一日での完歩は過去に6回経験しております。 この大会をきっかけにウォーキングによるトレーニングを始め、徐々にエスカレートして今やランニングをするまでになり、今の自分はこの大会に育てられたと言っても過言ではありません! この大会をストレスなく参加する秘訣は、受付待ち時間少なく、登山道での渋滞を回避する事に他なりません。 初参加の頃、自宅より始発電車に乗っても小川町に着くのは7時前で、受付には長蛇の列。 スタートしてからも登山道の所々で数分間完全停止状態の渋滞で思うように歩けない事に懲り懲りしたので、それ以来小川町に前泊して、早めに受付の列に並ぶ事を心掛けるようになりました。 しかし受付開始前の極端に早い時間から並んでも待機に時間を取られては渋滞に捕まってるのと実質的に変わりないのですから(笑)、都会から参加者を満載した東上線下り一番列車が着く直前に並ぶと待ち時間少なく渋滞にも遭わない事を経験から学びました。(笑) 今回前の晩から降り始めた雨が一向に収まらず、雨音が気になってほとんど眠れないまま朝を迎えました。 とりあえず朝食を摂り、着替えて出発の準備だけはしたものの雨は降りやまず、一時は本気で辞退も考えましたが、出発予定時刻ギリギリになって雨もやみ、無事小川町役場の受付会場に向かう事が出来ました。 ついさっきまであれほどの雨が降ってたにもかかわらず、待機場所には既に大勢の参加者が列を作り、みなさんの七峰愛の強さには恐れ入りました。(笑) いつも予定時間より繰り上げて6時から始まる受付作業も既に6時前から開始されており、今回の並び始めから受付までの所要時間は約10分。 6時1分、受付済ませて長い旅路の始まり。 小川町駅から歩くAルートでの官ノ倉山の渋滞スポットは道が狭くなる場所と鎖場の2ヶ所ですが、今回も難なく無事通過。 7時5分、官ノ倉山のチェックポイントでスタンプを押して貰い、下山してから和紙の里まで平地の車道歩き。 和紙の里から舗装林道で高度を上げ、一部登山道を通り抜け、萩平丁字路から笠山への本格的な登山道の始まり。 頂上に近づくにつれ勾配もきつくなり休み休みの登山。 9時38分、笠山頂上のチェックポイントを通過。 頂上からしばらく急坂を下り、堂平山に向け再び登り坂。 堂平山山頂直下でもかなりの急登で息も絶え絶え。 10時12分、霧に包まれ肌寒い堂平山のチェックポイントを通過。 山頂駐車場にはたくさんの出店で賑わってましたが、ここで体を休めては凍えてしまうので、残念ながらスルーです。 しばらく舗装路を歩き、10時22分、剣ヶ峰のチェックポイントを通過。 ここのチェックポイントは山頂が狭い為登り口に設置してあり、荒れた丸太の階段を登り切った所が頂上。 そしてしばらく山道歩いた先が白石峠。 ここからは名物の長~い丸太階段の始まり。 階段の土がえぐられ、まるでハードルのような状態で、ここは一歩一歩慎重に丸太の上を歩くのがポイント。 山道を登って下って、この先にあるのは定峰峠。 峠の茶屋はハイカーやバイク・自転車乗りの憩いの場になってました。 定峰峠から再び登山開始。 車道がまだ開通しない時代の旧定峰峠を経て、大霧山への長い道のり。 12時35分、大霧山チェックポイントを通過。 登りが長い道のりなら、当然下りも長い道のり。(汗) 粥新田峠(昔風に発音するなら「かいにだとうげ」?)で長い登山道区間はひとまず終了。 ここからは秩父高原牧場を経て皇鈴山登山口まで長い舗装路。 天気も回復して、爽やかな新緑の景色が広がってました。 皇鈴山の登山道は比較的緩い登りと下りを繰り返す道。 13時50分、皇鈴山チェックポイントを通過。 皇鈴山を下り終え舗装路に出ると、ほんの少し歩いた先でまた登谷山への登山道の始まり。 山頂直下がかなりの急坂ですが、これがこの日最後の登り坂と思い自分を奮い立たせます。 そして最後の頂上制覇の喜びも束の間、ゴール地点の寄居の町を遥か彼方に望んで脱力。 ここで7つの峰は登り終えても、まだ全行程の4分の1の距離(約10km)が残ってるのですからね。(泣) ここも剣ヶ峰同様山頂が狭いので、山を下った登谷高原牧場がチェックポイントで、14時14分の通過。 しばらく進んだ先の釜伏峠にある給水所で柑橘と名水日本水(やまとみず)が振る舞われ、足に堪える長い舗装路歩きを控えいつも大変お世話になってます。 疲れた体に甘酸っぱい柑橘が体を癒し、ムシャムシャと何切れもいただいちゃいました。(恥) いつもは下り坂の重力に任せて速足になるところ、今回なかなか足が進まず失速気味。 人を追い抜くのは稀で、ほとんど抜かされるばっかりに。 いつしか平地の道となり、延々歩き続ける事数km、八高線の踏切を渡ればゴールが近い合図です。 最後の力を振り絞り、15時52分、鉢形城公園に9時間51分でゴーーーール! 別に誰かに強制されてる訳ではありませんが(笑)、やっと時間との闘いから解放されてひと安心。 今回完歩賞の帽子は緑と紺から選べて、緑はいくつも持ってるので昨年同様紺色選びました。 草地の広場に腰を下ろしてしばらく休み、ゴール会場を後にして最後は寄居駅までおよそ1kmの道のり。 もう時間と闘わなくていいと思ったらまるで老人のようなスローな歩みで、先ほどとのギャップの激しさに我ながら呆れてしまいました。(苦笑) 今回も大会関係者の方々、参加者のみなさまのおかげで辛くも楽しい一日が過ごせました事を心より感謝いたします。^^ 何か長々とまとまりのない文章でスミマセン。 つい当日の光景を思い出しながらダラダラと書いてしまいました。 まぁそれだけ長~い一日だったという事をお察しいただけましたら幸いです。 興味のある方、まだ未経験の方、ぜひ一度早朝から夕方まで山道42km歩き通しのこの大会を体験して死んで来てください!!

活動の装備

  • ニューバランス(new balance)
    ニューバランス MT749J
  • オスプレイ(OSPREY)
    レザヴォア2L
  • その他(Other)
    The DAISO アームカバー
  • ドイター(deuter)
    アドベンチャーライト18
  • その他(Other)
    井関食品熱中飴タブレット70g×5袋
  • その他(Other)
    ゼリードリンク ガッツギア マスカット味×6

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