活動データ
タイム
07:17
距離
17.8km
のぼり
1410m
くだり
1411m
活動詳細
すべて見る滝のような轟音をあたりに響かせて風が吹きすさぶ。 空は鉛色と藍色がくるくると変わりながら広がってる。 寒くてとても立ち止まっていられない。 いつもなら綱附森の山頂では、ゆっくりと天狗塚や牛の背の山容を楽しみながら一息つくところだが早々に下山。 まだまだ朝内だ。 帰るには物足りなさ過ぎる。 駐車場ではこれから矢筈山に登る人達が準備していた。 丁度良い、この人達のちょっと後についていこう。 足はちょっとだけ疲れているが、急な登りもゆっくり行けば問題ないだろう。 しかし、風はますます強く、空は鉛色が濃くなっていく。 稜線に出ると気温はぐっと下がり、樹氷までついていた。 その樹氷の向こうに優しい山容の笹原がずーっと広がっている。 そんな景色を見せられたら行くしかないでしょ。 途中、鞍部の森の中で京柱峠から来た男性と情報交換。 とても話し好きの人らしく暫く山談義。 互いに気を付けてと別れた数分後に自分の後から来たパーティとも何やら話しが弾んでいる声が風に乗ってきた。 ホントに山の話しが好きなのだな。 結局、小桧曽山まで暴風はおさまらなかったが雲はだいぶ流れていったので青空が広がってきた。 帰路はこのグラビアのような風景の中を歩いて行く。 ピストンの山行を苦手とする人は多いが、自分は別の角度を1回の山行で楽しめるのでわりと好きかもしれない。 下山する前に登りで行き損ねた矢筈山に寄って剣山の方向をもう一度目に焼き付ける。 次はあそこをずーーーっと歩くんだなー。 さてさて、ゆっくり温泉につかって帰るとしようか。 今日も無事下山。 ありがとうございました。
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