当たり日の空沼岳　（万計沼経由冬ルート）

今冬3回目の空沼岳。12月・1月のときはもう少し雪が欲しいところでしたが、 雪も安定し1月のときよりも歩きやすくなっています。 今回はスキーのトレースがあり、楽ができるかと思いましたが、登山口から1.5kmほど先で登山道からそれており、 以降はいつものように雪漕ぎです。20～30cmほど埋まる程度でそれなりにきつくなります。 万計沼から先は夏道から外れコンパスを使いながら進みました。 登りはちょっと南のほうに進路をとってしまいましたが、狭薄山を視野に入れなければこの進路もそれほど悪くなさそう。 終盤の稜線への取り付きは比較的登りやすい1174コルを使い、クラストした稜線を歩き山頂に到着。 稜線取り付きあたりからいいタイミングで青空が出はじめたので、空沼が見えるところまで歩きました。 風は多少あるため、山頂ではなく万計小屋で休憩することとし、写真を撮りながら自分の踏み跡を進んでいたところ、 稜線から降りたところで、カケスに似たような聞きなれない鳴き声。 近くの木のてっぺんに止まったので、ちょっと撮って確認したところホシガラス（もちろん初見）！ こんなところにも立ち寄るんですね。 万計小屋で休憩してからは、雲が拡がり淡々と歩いて下山。 少ない待ち時間でバスに乗れそうな停留所までもう一歩きしました。 交通機関： 行き：真駒内駅から空沼二股行きのバスが出ています。朝一は7:15発 帰り：空沼二股からのバスで日暮れ前後は17:15のみ 　　　下山時間によっては、さらに3.5kmほど真駒内側の常盤小学校や芸術の森入口まで歩く方がいいでしょう