活動データ
タイム
05:19
距離
5.8km
のぼり
906m
くだり
903m
活動詳細
すべて見る連休3日目です😆 まったく、私には休日に「休む」という言葉は無いのでしょうか❓(笑) いえね、旦那さんと山に行った1日目と2日目が天気が良くて、今日3日目の天気が悪かったら、恐らく山へは行かなかったかもしれない😙 しかし、今日は絶対いい天気だ‼️と確信していたので、頑張って4時半に起床して、あまり遠くない、でもそこそこ標高が高くて、景色の良い山へ行こうと考える(贅沢な注文ですねw) はじめは八ヶ岳の赤岳、権現岳あたりを考えてみましたが、なにしろ風が強い予報。瞬間最大風速なんでしょうけれど、30メートルって何⁉️😂 そんなわけで八ヶ岳は行きたかったけれど却下。 もう少し気軽に出かけられる山、できれば雪山〜♫と思っていると、ありました‼️風の影響をあまり受けずに登れて、行程も短く、雪も楽しめて景色の良い山🏔😆 はい、瑞牆山に決定〜‼️\(^o^)/ という事で出かけます。 自宅を出ると空には雲ひとつなく、富士山や御坂山塊のシルエットがクッキリ。 南アルプスもクッキリ。 車を走らせていると、そのうちに農鳥岳がモルゲンロートに染まる。美しい。 ルームミラーで富士山をチラ見しながら走る💨 瑞牆山荘のトイレは冬季閉鎖中なので、手前の瑞牆湖ビジターセンターでトイレをお借りする。 増富温泉から先は道路に雪は無いものの、凍結箇所が所々にあるため注意。今日のままの道路状況であれば、二駆スタッドレスでも上がれそう。 瑞牆山荘近くの無料駐車場は閑散としていて一台車があるのみ。支度して歩き始める。 はじめは雪が無いが、まもなく雪が出てきて、薄付きながらも人が踏み固めた後なので滑る。 すぐにチェーンスパイクを履く。そのまま富士見平へ。 トイレ休憩を取りつつ、この先もチェーンスパイクで行くかどうしようか考える。 しかしこの先日当たりが悪い区間であり、天鳥川に向けての下りがあるため、凍結を考えて12本アイゼンにチェンジ。ストックはピッケルに持ち替える。 岩や根の露出が多く雪は少ないが、やはり凍結はある。アイゼンの爪にカリカリとした氷の感触を感じながら歩いていく。 天鳥川に着くと、小規模なスケートリンクのような 氷があった。アイゼンなのでしっかりと噛んで進める。氷のついた岩を登りながら、こりゃアイスクライミングみたいだねぇ😆とガシガシ登っていく。 ……ん❓ ……あれ❓ あ!道を間違えた😆💨 氷の世界にテンションが上がり、違う方向に進んでしまった😅すぐに戻り正規の道へ復帰。 あ、桃太郎岩があった‼️良かった良かった😆 道は雪がまだ少なく、12本爪はオーバースペック気味。本来ならばチェーンスパイクにもう一度戻した方が楽に歩ける。しかし、今日はミックスの路面をアイゼンで歩くトレーニングも兼ねてしまおう!と変な気合が入り、そのまま進む。 雪のないところを通過したと思ったら、ガッチリ凍結していたり、岩の上に雪が薄く乗っているだけだったり、何もないように見えて極薄の氷の張った岩だったり。 歩きにくさはMAXですが、そのままガシガシ進む。 2000メートルを超えてくると、雪も本格的に登山道に残っている。新雪の下はガチガチの氷なところも多い。 瑞牆山は夏道において岩をダイナミックによじ登って行くような登山道で、斜めになった一枚岩などにも靴のソールをベタッとつけて、力技で身体を持ち上げるような場面も多い。 そこに雪が付いて冬道になるとどうなるか。 上がるのが非常に厳しいところが出てきます。 前爪を蹴り込んで上がろうにも、岩の隙間に付いた雪が締まっていないので蹴り込めず、平らな場所に足を思い切り上げ身体を持ち上げるのですが、アイゼンの爪の高さ分足を余計に上げてさらに身体を持ち上げるというのは難しいです。 そしてフロントポインティングできるような出っ張りがあればまだ良いですが、そんな都合の良い出っ張りもない。岩に対してアイゼンをフラットに蹴り込んでも無理というもの😨 今回そんな時に大活躍だったのがピッケル。 固く締まった雪面に打ち込んで身体を持ち上げるというのはよくやりますが、今回は雪がサラサラなのでそれは出来ず、代わりに木の根に引っ掛けて身体を持ち上げたり、倒木に打ち込んだり岩の隙間にねじ込んで身体を確保したりして使いました。 ストックで登ったり、簡易スパイクなどで登られている方もいましたけれど、私はそんな素晴らしい運動神経も体力も持ち合わせていないので、完全冬山装備でのぞみました。 そんなこんなで夏道より30分くらい時間をかけてゆっくり安全に登ってきまして、ようやく山頂直下の黒森分岐に到着。 ここまでくればあとは鎖のかかる岩場をクリアして、ハシゴを越えれば山頂です。 鎖場は足場の雪が締まっていて通過しやすかったです。 山頂に出ると、とびきりの青空‼️ 心配していた風も標高が低いためかそれほどでもありません。 金峰山、小川山、八ヶ岳、南アルプス、御嶽山、中央アルプス、そして3日目の正直‼️富士山が美しいその姿を堂々と見せています‼️ わーい‼️\(^o^)/ヤッター🗻😆💕 と心の中でガッツポーズしながら、景色をグルリと楽しみ、アイゼンダッシュで自撮りして(笑) そんな事をしていたら大ヤスリ岩の写真を撮り忘れました(笑)セッカクミズガキヤマニキタノニー😭 さて、風がそれほど強くないといってもそこそこ吹いているので、冷え切らないうちに下ります。 下りは登ってきた感触からチェーンスパイクで下りることにしました。雪の下の凍結箇所を注意して行こう、と自分に言い聞かせます。 そして数カ所ある一枚岩の下り。 下りなので足がうまく届けばヨッコラセとおりますが、ダメなところは一瞬お尻で滑り台状態となり、 下に着地します。ほんの少しなのによく滑ります。 なかなかスリリング😅 そして樹林帯に3つある鎖場は一番上の鎖場が最も危険。雪も薄付きでツルツルしているため、途中から木の根を頼りにエスケープしますが、一瞬大きく滑りました。危なかったぁ😅残り2つの鎖場は岩の横を通る事がスムーズに出来るので気をつけて下りれば大丈夫です。 しかし、登りは一気に標高を稼ぐルートのため大変でしたが、下りるのは早いですね😅 雪が少なくなってきたなと思ったらもう桃太郎岩まで帰ってきました。 そこからは天鳥川からの登り返しをこなし、富士見平小屋へ。 小休止して、すぐに瑞牆山荘へ。 雪が溶けて土が露出した路面も増えていましたが、凍結箇所もあり、山荘近くまでチェーンスパイクは履いて下りてきました。 初めて行った厳冬期の瑞牆山は岩・雪・氷のスリリングなアスレチックでした。 もっと雪が多い年はどんな様子なんだろう?と思ってもみましたが、今日登った感じでは、金峰山の方が行程は長いけれど、歩きやすいなぁという印象です😊 山三昧、楽しんだ三日間。 明日からはしばらく仕事が続くけれど、充電完了、頑張ります😊🌟
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