活動データ
タイム
06:35
距離
12.0km
のぼり
1072m
くだり
1070m
活動詳細
すべて見る今年のGWは島根県の三瓶山に初挑戦。 福岡県からだと高速使っても移動に6時間ぐらいかかるので前日からのテン泊としました。 中国自動車道から浜田自動車道に入り、大朝ICで下りてあとはナビ任せに下道を行く。 GW初日にしては全く渋滞していませんでした。 江の川沿いに離合不可能な道幅の箇所があるので要注意です。 スーパー、コンビニとも少ないので買い物はお早めに。 昼前に北の原キャンプ場到着。 さすがにキャンパーが多いので、当日のディキャンプ料金500円+1泊料金1000円を払って先に設営して寝床を確保した後に有名?な三瓶バーガーを食べにいく。 店はキャンプ場の入り口にあり、昼飯時でもあったのでかなり混雑していました。 待つことしばしでエッグバーガーのセットを調達。 自分的には今まで食べたハンバーガーの中で一番旨かった(*´ω`*) 食後は腹ごなしがてら近くの「三瓶小豆原埋没林公園」を車で見学に行く。 キャンプ場で割引券をもらったので半額の150円で入れました。 大した期待はしていなかったけど、地下施設と展示そこにされている埋没巨木の大きさに圧倒されました(;゜0゜) じっくり見学したあと西の原方面まで迂回して北の原キャンプ場に戻るとかなりテントの数が増えており、端の方に張ってたマイテントにもご近所さんが出来てました( ̄▽ ̄;) 明日は早いので5時前から晩酌を始めたら酒が足りなくなったので管理棟に行ったところ、ビールやらチューハイやら沢山売ってました。 もう少し酒を追加してからカレー炒めご飯でシメて歯磨きがてら洗い物を済ませ、寝具以外の装備を車に片付けてから9時前に就寝。 騒がしくなく熟睡出来ました。 翌日は5時前に起きて昨日買ったカシワ飯弁当で朝食。 寝具とテントを撤収し、山行装備を確認したりトイレに行ったりしてから出発。 まずは名号登山口まで車道歩きしつつウォーミングアップ。 青少年センターから右折して登山道に入ると朝日に眩しい新緑と野鳥の声がお出迎え。 これだけでもはるばる島根県まで来た甲斐がありました(*´∀`) 男三瓶山への分岐を曲がらず、立派なトイレの前を素通りして女三瓶へ。 トイレを過ぎてしばらくすると傾斜がきつくなり、特に山頂直下は灌木が迫って歩き辛いですがあっという間に電波塔が林立する女三瓶山頂にとうちゃこ。 少し霞みがかかっていて遠方は見えませんが、迫力ある男三瓶山とその後に行く子三瓶孫三瓶に囲まれた室の内のカルデラが綺麗です。 強風の中ひと休みしてから男三瓶山へ。 一度下ってから時々現れる急斜面をこなしていくと、ガイドブックに難所と記されていた犬戻しに着きました。 両側がかなりの急斜面で岩も点在しており、滑落すれば良くて大怪我的な場所ですが道はそこそこ幅がありほぼ平坦ですので普通に歩けばまず問題なし。 しかし強風時や濃霧時は踏み外さない様に注意が必要で、積雪時に雪庇が出来ている場合は特に厳重な注意が必要と感じました。 女三瓶から1時間程で本日最高峰の男三瓶山に到着。 山頂直下の山小屋はかなり綺麗で木の香りも清々しく、思わず泊まりたくなりましたが付近に水場がないのがかなり辛いですね。 だだっ広い男三瓶山山頂をしばらくうろついてから子三瓶への下りにかかります。 下りの傾斜はかなり急なのに加え、浮き石が多いので特に落石注意です。 鞍部の扇沢まで下ってひと休みし、平坦な道をしばらく歩いてから子三瓶への登りに取りつきます。 100メートル弱の急登を登れば行く手の右側に広がりを持つ子三瓶山頂に到着。 さっきまでいた男三瓶山が結構遠くに見えます。 子三瓶山頂は一面クマザサで、見晴らしは良いですが炎天下や悪天候時は長居出来そうにありませんでした。 子三瓶から風越の鞍部までがまた急斜面で、浮き石多く落石注意です。 風越の峠は名前の通り風の通り道になっていますが、北東の室の内方面か反対の女夫松登山口方面のどちらかに少し下れば風裏は探せると思います。 孫三瓶までも100メートル弱の高低差がある急斜面を頑張って登ります。 孫三瓶山頂はベンチがいくつかあり、南南西方面へ少し奥行きがありますが女三瓶、男三瓶、子三瓶の中では一番こじんまりとした山頂です。 ベンチが満席だったので頑張って太平山を目指します。 孫三瓶からは今までと違い自然林の緩やかな稜線道になりますが、太平山までは思ったより距離がありました。 ここが山頂?的な太平山にはリフトで上がって来た観光客も多く居ましたが、ちょうど昼飯時でベンチも空いていたので昨日の昼に調達して少しカピカピになったコンビニおにぎりで昼飯とします。 ひと休みしてから出発し、左手に室の内展所、右手にリフト乗り場の鞍部までちょこっと下って女三瓶までの最後の150メートル弱の登りにかかります。 道はかなり綺麗に整備されており、リフトで上がって来た観光客が沢山登っている中をダラダラ登るとほどなく女三瓶山頂に戻って来ました。 朝は淋しかった山頂展望台は観光客が結構いたので山頂へは行かず、かなり古い鉄塔の横を巻く道に入って名号登山口への登山道へショートカット。 あとはのんびり下って1時間程で北の原キャンプ場に到着しました(^-^)v ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 三瓶山は九重、阿蘇、霧島など火山の荒々しさを今に残すほど山の歴史が浅くなく、かといって祖母傾山、多良経ヶ岳、英彦山の様に太古の昔に火山であっても今はそうと判らなくなってしまった山達よりは若い、なんと言うか「柔らかい火山」といった趣のある山でした。 ルートは概して歩きやすく、犬戻しの滑落と男三瓶から扇沢及び子三瓶から風越までの落石に留意すれば危険箇所はほぼ無いので体力があれば初心者にもオススメです。 今回は新緑でしたが、紅葉時期は更に美しくなっていると思いますので秋にまた行きたいと思います。
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