世界遺産の雪山へ VS 最強寒波 ~羅臼岳スノーピークハント⛄️~

2019.02.09(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 2
休憩時間
1 時間 26
距離
30.4 km
のぼり / くだり
1928 / 1929 m
3 36
3 52
2 26
2 43

活動詳細

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最強寒波が襲来した知床の羅臼岳にアタックしてきました😃 スタート時の気温はなんとマイナス31℃。それを見て少し怯むものの、実際に歩き始めるとラッセルで暑い暑い😅💦 知床横断道路は完全ノートレースで、平均的にスキーでも膝下ラッセルでした⛄️ ノンストップで知床峠までたどり着くも、10Km近く重たいラッセルをしてきたので、もうすでにバテバテ💦 知床峠から見る羅臼岳はキレイに晴れ渡っていたので、「天気がイイうちに早く山頂を制覇しよう。」と思い、すぐにルンゼ入り口に取りつきました。 ルンゼ下は前回よりも少しは雪が増えた印象でしたが、巨大なシュカブラが形成されていて、その波を越えて行くのに少し時間を食いました。雪はカチカチなので、スキーアイゼンを装着🎵 スキーを脱ぐと踏み抜くので、ギリギリまでスキーで登って行きました😉 ルンゼ下の大きな岩のところでアイゼン、ピッケルにチェンジして、シートラすることに。 こんなカチカチ雪だし、枝や岩が埋まりきっていないので、どうせ滑走はできないのですが、いつかの目標の「厳冬期の知床縦走」の練習として、あえてシートラで登りました。 ルンゼに取りかかるも、序盤のラッセルの疲れとシートラによるウェイトアップによりペースが上がらず…💦 山頂直下までたどり着くと、さっきまで晴れていた空は少しガス気味に…心配していた寒さはさほどではなく、風も知床としてはありふれた強い風で、さほど気にはなりませんでした。 山頂に到達すると、いつもの恒例行事として、埋まった山頂標識の掘り起こし工事を行いました🎵 いつにも増して氷が分厚くて、少し時間を要しましたが、無事に掘り起こし完了😁 ガス気味で眺望はイマイチでしたが、オホーツク海を埋め尽くす流氷がしっかりと見えました😃 さて、下りもシートラのままで行きました😅 南西ルンゼの雪は場所によってはカチカチを通り越した氷で、アイゼンでさえも滑るので、とにかく安全第一で😉 斜面下の方は、アイゼンだと踏み抜くので早くスキーに履き替えたくなり、アイテムチェンジをするも、カチカチだし、枝がいっぱい出過ぎ。。。これではスキーはまずいなと思い、かといって、またアイゼンを履くほどのものでもなかったので、スキーを担いでブーツのままで歩いて行きました。 スキーを担いだ歩きで、なおかつ踏み抜くので、この区間が本当に苦痛でした😥 やがて、ルンゼ斜面の下まで下りてそこでようやくスキーをセット。 …例年であれば滑走できるはずの南西ルンゼも今年は雪が少なすぎるので、滑走は上級者にしかできないかもしれません(少なくとも自分にはムリです😅) 帰り道はまた知床横断道路をせっせと下りて、途中で少し「愛山荘」に寄り道して偵察してくることに🎵 前から気になっていた小屋で、その存在は知っていたのですが、場所を調べてもよく分からず、たどり着くことができずにいましたが、ようやく見つけました❗️ すごく立派な小屋でした😃今度小屋を拠点に知床を歩き回ってみたいと思いました。 寄り道をしていたため、ゴールに着いたのは日没後。。。 今回はラッセルが続いたかと思えば、カリカリだったりして、いつもよりもやけに進みが悪く、時間がかかってしまいました… それでも、知床の冬のあの独特な世界が好きなので、また行きたいと思います⛄️

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