道標調査 (桜井市北東部)

2019.02.14(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 51
休憩時間
10
距離
34.7 km
のぼり / くだり
1315 / 1439 m
5
1 37
29
8 27

活動詳細

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1年半ぶりの桜井市北東部の道標調査。 おもに明治期の地図のルートでめぐります。 今回道標は新たに1基見つかりました。 榛原駅を出発して鳥見山西山麓の集落をめぐり桜井市小夫へ抜け、 龍王山南の一本松から柳本へ下る予定でしたが、 タイムオーバーで長谷寺駅へ直行して帰りました。 調査は毎回こんな感じでのんきにやってます♪

額井岳 旧旅籠あぶらや前の道標(文政11年)からスタート。「右 いせ本か以道」「左 あをこ江みち」ここは伊勢本街道と青越伊勢街道(伊勢北街道)の分岐点。以前はこの角に南都銀行榛原支店が立っていたが2015年に解体された。となりには榛原町道路元標。 
旧旅籠あぶらや前の道標(文政11年)からスタート。「右 いせ本か以道」「左 あをこ江みち」ここは伊勢本街道と青越伊勢街道(伊勢北街道)の分岐点。以前はこの角に南都銀行榛原支店が立っていたが2015年に解体された。となりには榛原町道路元標。 
額井岳 取り壊し前の南都銀行榛原支店と道標 (2012/10/5撮影)
取り壊し前の南都銀行榛原支店と道標 (2012/10/5撮影)
額井岳 新しく建った家の壁面塗装のためにラッピング(養生ね)された姿。ステキ♪ (2015/8/2撮影)
新しく建った家の壁面塗装のためにラッピング(養生ね)された姿。ステキ♪ (2015/8/2撮影)
額井岳 少し上がって墨坂傳稱地を案内する道標(昭和15年)。奈良縣奉祝会によるもの。
少し上がって墨坂傳稱地を案内する道標(昭和15年)。奈良縣奉祝会によるもの。
額井岳 寄り道。西峠会館下の道標(享保6年)。
寄り道。西峠会館下の道標(享保6年)。
額井岳 「(梵字) 奉納西國卅三所 為二世安樂 …」
「(梵字) 奉納西國卅三所 為二世安樂 …」
額井岳 南面はとても見辛い。「右 いセ道 左 かいばやくし道」 戒場薬師(戒長寺)を案内している。
南面はとても見辛い。「右 いセ道 左 かいばやくし道」 戒場薬師(戒長寺)を案内している。
額井岳 旧道を通り、小鹿野集落を目指す。
旧道を通り、小鹿野集落を目指す。
額井岳 小鹿野集落のはずれにある板碑。
小鹿野集落のはずれにある板碑。
額井岳 ちょっと文字の判別はできないね。
ちょっと文字の判別はできないね。
額井岳 こちらは西国巡礼碑だけど道標ではなさそう(今のところ)
こちらは西国巡礼碑だけど道標ではなさそう(今のところ)
額井岳 鳥見山を目指します。
鳥見山を目指します。
額井岳 鳥見山公園(勾玉池) 標高約600m
鳥見山公園(勾玉池) 標高約600m
額井岳 明治地図の破線道を下りたいのだけど取り付きが見つからない。てきとーに入っちまえ!
明治地図の破線道を下りたいのだけど取り付きが見つからない。てきとーに入っちまえ!
額井岳 道はあったが方向が違う。
道はあったが方向が違う。
額井岳 これか!
これか!
額井岳 これでした♪
これでした♪
額井岳 笹藪がしばらく続く。
笹藪がしばらく続く。
額井岳 道を見失う…。
道を見失う…。
額井岳 見つけた☆
見つけた☆
額井岳 下の車道へ出てきた。しばし車道を歩く。
下の車道へ出てきた。しばし車道を歩く。
額井岳 宮垣内集落下。旧道跡を行きたいのだけど…、ここから降りるのか。。いやな予感。
宮垣内集落下。旧道跡を行きたいのだけど…、ここから降りるのか。。いやな予感。
額井岳 怖すぎてまともに進めない。落ちてケガしそう。ここは引き返そう。
怖すぎてまともに進めない。落ちてケガしそう。ここは引き返そう。
額井岳 萱森集落への途中の青面金剛さん(寛政12年) こちらも道標を兼ねてはいない。
萱森集落への途中の青面金剛さん(寛政12年) こちらも道標を兼ねてはいない。
額井岳 白木集落のお地蔵さま。こちらも道標ではない。と思う。
白木集落のお地蔵さま。こちらも道標ではない。と思う。
額井岳 あ、これは♪ なるほど、この前の石垣の遺構はこういう用途だったんだね、きっと。
あ、これは♪ なるほど、この前の石垣の遺構はこういう用途だったんだね、きっと。
額井岳 北白木集落への途中、川と獣除け柵に閉じ込められた。やっと突破口を発見!
北白木集落への途中、川と獣除け柵に閉じ込められた。やっと突破口を発見!
額井岳 北白木集落。板碑もお地蔵さまも道標ではないようだ。
北白木集落。板碑もお地蔵さまも道標ではないようだ。
額井岳 青面金剛さんと名号碑。こちらもちがう。
青面金剛さんと名号碑。こちらもちがう。
額井岳 芹井の東の丁字路を明治の旧道は突っ切って登っていたようだが、このあたりからも登れそう♪ また次回。
芹井の東の丁字路を明治の旧道は突っ切って登っていたようだが、このあたりからも登れそう♪ また次回。
額井岳 ちなみに芹井の東の丁字路を西へ行くとこれらの道標がある。「道標好き」必見の道標☆
ちなみに芹井の東の丁字路を西へ行くとこれらの道標がある。「道標好き」必見の道標☆
額井岳 小夫嵩方集落から真平山、ではなく、真平山手前の751mピーク。
小夫嵩方集落から真平山、ではなく、真平山手前の751mピーク。
額井岳 ちょっと寄り道。1年半ぶりに三谷の道標を見に行く。この道は都祁から旧藺生峠を越え、三谷、瀧倉を通り初瀬方面へ抜ける古道だったように思う。深い切通しがよい雰囲気を醸し出している。
ちょっと寄り道。1年半ぶりに三谷の道標を見に行く。この道は都祁から旧藺生峠を越え、三谷、瀧倉を通り初瀬方面へ抜ける古道だったように思う。深い切通しがよい雰囲気を醸し出している。
額井岳 しばらく行くと…、
しばらく行くと…、
額井岳 道標が寝っ転がっている。「(梵字) 右 だけ(嵩方) 左 いう(藺生) 道運信士」 いい感じにお日さまの光が。
道標が寝っ転がっている。「(梵字) 右 だけ(嵩方) 左 いう(藺生) 道運信士」 いい感じにお日さまの光が。
額井岳 寝地蔵には行きません。ここを左へ、小夫へ下る。
寝地蔵には行きません。ここを左へ、小夫へ下る。
額井岳 雪がチラホラ。
雪がチラホラ。
額井岳 県道との合流点に…、
県道との合流点に…、
額井岳 「向テ 右 藺生ヲ圣テ小山戸ニ至ル 縣道 上 並松ニ至ル 下 初瀬ニ至ル 小夫青年会」 200m南にも小夫青年会による同様の道標がある。
「向テ 右 藺生ヲ圣テ小山戸ニ至ル 縣道 上 並松ニ至ル 下 初瀬ニ至ル 小夫青年会」 200m南にも小夫青年会による同様の道標がある。
額井岳 しばし北へ進み、笛吹明神前、左の「化粧壺」案内板の足元には…、
しばし北へ進み、笛吹明神前、左の「化粧壺」案内板の足元には…、
額井岳 先ほどと同じく小夫青年会による「縣道 上 並松ヲ圣テ白石方面ニ…(埋没) 下 初瀬ニ至ル 左 修理枝ヲ圣テ苣原 丹波市方面ニ至ル 小夫青…(埋没)」
先ほどと同じく小夫青年会による「縣道 上 並松ヲ圣テ白石方面ニ…(埋没) 下 初瀬ニ至ル 左 修理枝ヲ圣テ苣原 丹波市方面ニ至ル 小夫青…(埋没)」
額井岳 そしてこれは今回見つけた道標☆ 正面「右 都介野村ニ至ル 左 苣原ヲヘテ 丹波市ニ至ル」
そしてこれは今回見つけた道標☆ 正面「右 都介野村ニ至ル 左 苣原ヲヘテ 丹波市ニ至ル」
額井岳 左面「(右矢印) 小夫 修理枝…(埋没) 初セ町ニ…(埋没) 小夫…(埋没)」 これも小夫青年会によるものだね。
左面「(右矢印) 小夫 修理枝…(埋没) 初セ町ニ…(埋没) 小夫…(埋没)」 これも小夫青年会によるものだね。
額井岳 修理枝集落北はずれ。
修理枝集落北はずれ。
額井岳 そして修理枝公民館前には…、
そして修理枝公民館前には…、
額井岳 たっくさんの石造物が並んでいるが、その片隅の…、
たっくさんの石造物が並んでいるが、その片隅の…、
額井岳 こちらもじつは道標。読むのはちょっと苦労した(読めてないけど)。「 (梵字) 奉納四國西國納経○(供?)…(養?…) 右 たきのくら(瀧倉) … せりゐ(芹井) ○(は?)せ 道? 知枝… 左 す?ぐ? …(なら?・なバり?)」 修理枝は知枝と呼ばれた時期があったようだ。
こちらもじつは道標。読むのはちょっと苦労した(読めてないけど)。「 (梵字) 奉納四國西國納経○(供?)…(養?…) 右 たきのくら(瀧倉) … せりゐ(芹井) ○(は?)せ 道? 知枝… 左 す?ぐ? …(なら?・なバり?)」 修理枝は知枝と呼ばれた時期があったようだ。
額井岳 タイムオーバーで帰ることにします。このまま山越えすると山中で夜になっちゃうからね! 最寄り駅の長谷寺駅まで小夫街道で約10km。
タイムオーバーで帰ることにします。このまま山越えすると山中で夜になっちゃうからね! 最寄り駅の長谷寺駅まで小夫街道で約10km。
額井岳 笠山荒神社参道の道標。(昭和42年)
笠山荒神社参道の道標。(昭和42年)
額井岳 笠山荒神社参道の道標。(昭和38年)
笠山荒神社参道の道標。(昭和38年)
額井岳 長谷寺前の笠山荒神道の道標(享保11年)「笠山荒神道 従是廾八町」
長谷寺前の笠山荒神道の道標(享保11年)「笠山荒神道 従是廾八町」
額井岳 そしてラスト、超有名☆ 伊勢辻の道標。くさ餅食べたい…♪ ではまた! ^-^/
そしてラスト、超有名☆ 伊勢辻の道標。くさ餅食べたい…♪ ではまた! ^-^/

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