木曽駒ヶ岳・空木岳・越百山-2019-02-16

2019.02.16(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 35
休憩時間
1 時間 56
距離
4.1 km
のぼり / くだり
516 / 517 m

活動詳細

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また木曽駒です。今日は巻きポカの具合を試すのと、ホワイトアウトを経験してみます。 先週木曽駒で3人亡くなったそうです。宝剣で二人、もう一人は別の山。千畳敷でも滑落があったそうです。 気を引き締めて慌てず行きます。 雪は先々週よりも10センチ程積もってました。八丁坂までワカン。そこからはアイゼンで乗越浄土まで。一歩一歩確実に刺してゆきます。キツイですが順調です。 乗越浄土に着くと、朝あんなに真っ青だったのにもう何にも見えません。風も25mです。 巻きポカは・・・305さん・・済みません(汗)手袋自体がそもそも駄目だったかもしれません。また指先の感覚が無くなってしまいました。再び小屋の裏で再装備です。手の平にも足先用のカイロを入れ出発。完全なホワイトアウトでは無く地面は時々なんとか見えます。スマホは頻繁に出せないので、滑落しそうな処に行かない様コンパスを頼りに進みます。中岳越え、緩やかな地形になると、つい安心してルートから思いっきり外れてしまいました。 手の平は温かいですが指先はやはり感覚無くなっちゃいました。時々しゃがみ、手袋の中で指先を抜いてカイロを触り回復させました。 乗越に戻ると・・誰も居ない・・ 中岳で一人すれ違っただけでした。千畳敷から一人も上がってこない。皆さん乗越から引き返したようです。 風メチャ強かったですから。 ・・と思ったら、宝剣から二人降りて来られました。一人の方は何と・・ 木曽方面へ、滑落し、うつ伏せのダブルアックス状態のまま落ちたので5m程で止まったそうです!! 運が良いというのか・・危うく連続で大惨事になるところでした。 千畳敷ホテルでその方たちと話をしました。厳冬期のサギタルや宝剣に登ると時のアイゼンやピッケルは一般の物とは全く違うそうです。ガチガチの氷でも跳ね返らずに刺さり、ピッケル一つ5万円もするそうです。 そんな装備であっても、気を少しでも抜くとえらい事になってしまうのですね・・

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