カチコチの木曽駒ヶ岳

　雲一つ無い天気。ただし、山頂の気温は、マイナス10数℃。 　８時始発のバスに乗る予定だったが登山者が多く乗れず、8:30近くのバスになり、ロープウェイも目前で定員、次の便でまで待つことに。 　登山道は、雨が降ったためアイスバーン状態の所が有り、先週滑落して２名死亡、１名重傷の事故、本日の登山道もその時と同じと説明される。 　予定より大幅に遅れて千畳敷に到着。１２本アイゼンを付けて出発。 　千畳敷はパウダースノーだったが、浄土乗越に近づくにつれて斜度がきつくなり、雪も硬くなる。以前はここから夏道と合流したが、今回は直登のトレースのみ。 　トレースを進むとステップが無くなりアイスバーンの急登、ピッケルで身体を確保しながら、蹴り込んで前爪２本のみで登る。 　浄土乗越から木曽駒ヶ岳までもアイスバーン状態、風も強く頬が痛くなった。 　山頂に着くも寒いので早々に下山。 　冬靴、アイゼン、スコップ等冬山装備、大腿四頭筋が痛い。