祖母山 千間平コース(ピストン往復)

2014.10.18(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 37
休憩時間
40
距離
10.2 km
のぼり / くだり
972 / 976 m
1 43
45
28
1 36

活動詳細

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10月のさわやかな秋晴れの中、百名山の祖母山の千間平コースをピストン往復してきました。 さて、突然自分ルールなのですが、登山の前には可能な限り、ちゃんとした(?)トイレのある施設に寄ることにしています。 今日の登山口の最寄のそれっぽい施設は「トンネルの駅」だなぁ、とちゃんと下調べをして早朝出発しました。 …が、午前6時前に到着したのですが、まだ開いておらず… 「~の駅」と言う施設は道の駅と同様に、早朝深夜でもトイレ休憩ができると思い込んでいたのが大間違いでした。反省です。 さて北谷登山口までは2~30分位、離合困難の未舗装道路を通ることとなります。底をけずらないようにゆっくりと注意して運転すれば、よほど車高の低い車でなければ大丈夫です。 ただ、雨の後は嫌だろうなぁ、という感じではあります。買ったばかりの新車の時も嫌だろうなぁ、という感じでもあります。 登山口に午前6時40分位に到着。 10台くらいはとめられそうな一番奥の段の駐車場が空いていましたのでそこに駐車して準備を始めます。 尚、登山口にも比較的ちゃんとしたトイレがあります。 準備を済ませて、午前7時過ぎに出発。 今回は体力的に自信がありませんでしたので、風穴コースは遠慮して、ファミリーコースの千間平コースをピストン往復します。 登山口からしばらく森の中の道をもくもくと進んでいきます。 一合目の標柱近くで、少し道に迷いかけましたが、それ以外は迷う箇所もなく、よく整備された道です。 合目表示も登山口から山頂までの距離を10等分しており、山頂・登山口・次の合目までの距離が記載されている親切設定。 ペース配分に役に立ちます。整備自体は悪くないのですが、登山道は1週間程、雨が降っていないはずなのに、けっこうズルズルします。 あまり急登!、といった箇所はないのですが、下山のときは注意しないとね、という道を登っていきます。 1時間ほど、森の中を進んでいくと尾根にでます。傾斜も緩やかになり、のんびりゆっくりと森の中を進んでいきます。 尾根筋はすこし下る箇所もありますが、いずれにせよ、なだらかな傾斜でとても歩きやすいです。 三県境を過ぎたあたりから、徐々に紅葉が始まっていることを感じさせてくれます。 そのような中をすすんでいくと、突然!といった感じで開けた広場にでます。 この突然!の度合いは久住のソバハッケになんとなく似ています。 『千間平』です。ここにきて初めて気付いたのですが、登山口からここまで展望が利いていた記憶がありません。 ずっと森の中をあるいていたような気がします。(この場所も展望はありませんが…)もしかして人が少ないのはこれが原因? 端っこにお地蔵さんがいましたのでちょっと挨拶をして先に進みます。 ここからは、すこし傾斜がきつくなり始め、日頃の運動不足がたたり、ぜぇぜぇ、ふぅふぅ言いながら登ります。 ゆっくりと時間をかけ9合目へ、山小屋との分岐。 ここの看板の『祖母山』のレタリングが結構イイね!、山小屋は下山時に覗いてみよ~、などと思いながらラストスパート。 最後はちょっとガレ場もでてきて、なんとか山頂へ。 登山口から2時間40分の標準タイム。 ここでようやく展望が利くのですが、360度見渡せる絶景。いままでの苦労・疲労が吹き飛びます。 傾山・久住連山から阿蘇山まで見渡しすことができます。 直下の山肌はまだまだではありましたが紅葉も見られました。 もう少ししたらもっと綺麗かもしれません。 頂上では最初5合目で追い抜かれた人しかいませんでしたので、山頂『ほぼ』独り占めができました。 下山時には7~8名になっていましたが、それでもじっくりと山頂を堪能できました。 さて、下山時に覗いてみようと思っていたQ(9)合目の山小屋ですが、すっかりと忘れていました。 次回は立ち寄ってみたいと思います。 下りでは、団体さんを始め、登ってくる登山者と2~30人とすれ違い、このコース・山に人気がないわけではない、と気付かされました。 また、尾根筋については下りも快適ですが、山頂直下と尾根筋から降りて山腹に入ったあたりのズルズルはちょっとだけ難儀しました。 とくに4.5合目あたりの急坂は何度もコケそうになりながら慎重に降りていきました。 実は、登りの時もこの箇所でズルズルして、2~3分かけて登った難所(個人的に)です。 ここの急坂を終えたあたりで、ナイスミドルな登りの登山者とすれ違いました。 挨拶を交わした後、ナイスミドルがこの難所をどのようにクリアするのかを観察してみましたが、予想に反してスルスルっと、ものの10秒もせずにクリアされていきました。 自分の未熟さが身にしみた瞬間です。 気を取り直して、森の中をずんずんと進み、登山口へ到着。 対向車がきませんようにと願いながら、帰途につきます。 13時くらいに登山口を出発しましたが、この時は2段目の駐車場は満車。 3段目の駐車場にちらほらと車が見られるといった状況でした。 きっとみんな風穴コースを楽しんでいるですよね。 次回ここに登る際には、もっと体力をつけて風穴コース&Q合目山小屋を楽しみにしていようと思います。

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