活動データ
タイム
03:26
距離
5.2km
のぼり
492m
くだり
491m
活動詳細
すべて見る前日は暴風の中のテント泊。 夜半には風も止んだので、予報通りの快晴に期待して4時前に起きました。 しかーし! 雨がパラついている! 二度寝して5時半に起きたものの、状況は変わらず。 鳥達のさえずりに癒され、パパッとホットサンド焼いて撤収。 峠の茶屋駐車場着は7時。 4割くらいの入りでした。 登山口も曇り空。 心なしか小さな雨粒も。 スタートは薄手のポーラテックを着ましたが、樹林帯を抜けて脱ぎました。 雪は無くなり、階段上りで汗ダラダラ。 雪道の方が歩きやすかった…^^; 上もほぼ無風かと思いきや、雪渓に近づくにつれて風が強くなったため薄手のウィンドシェルを羽織ります。 気温6.6℃、風速6〜7m そして雪渓。 汚ねー 笑 あの新雪に覆われた真っ白な雪渓を知っているだけに切なかったです。 2本トレースがありましたが、下を行きます。 しかしいきなり一歩目が凍結しておりイヤな感じ。 さらに避難小屋側のラストは結構な段差を「よっこいしょ」。上がった段差部分は凍結。 さらにイヤーな感じ。 戻る時どうすんだろ…。 それが非常に嫌で、避難小屋の中でしばらく考えました。 茶臼岳登って、ロープウェイで下りちゃおうかと考えた時、愛知から来たというソロの山屋さんとお会いしました。 一昨日は安達太良山で−8℃の吹雪。 昨日は男鹿岳を藪漕ぎしてきたらしいです。 今は茶臼岳から戻って、これから朝日岳、三本槍岳のコースに向かうらしい。 うん。 俺も行こう。 と昨年秋以来の朝日岳に向かいました。 剣ヶ峰を超えるとやはり風が強い。 途中鎖場を上る時に足を止めました。 「引き返そうか…」悩むこと数十秒。 しかし、先行した例の山屋さんがこちらを振り返った気がしたため、歩を進めました。 途中やはり風が強い状況でしたが、それでも風速12mでした。 (ちなみに、今回より風速計(温度計付き)を導入しています。機器に頼る訳ではなく、自分の体感とデータを照合して感覚を身に付けるためです。) そのまま岩と砂利の勾配を登ります。 ちなみに、今朝方の雨のためか前日の吹雪のせいか、滑りやすい砂利が湿っていて歩きやすかったです。 朝日の肩を抜けて山頂へ。 山頂では、「ここから見る茶臼岳が好きで、そのためだけに来るんです。」という男性とお話ししました。 皆それぞれ山の楽しみ方があっていいですね(^ ^) 自分も1900m峰まで行きたいところですが、今日は時間の制約もあるため朝日岳から引き返します。 朝日岳に向かう方が増えてきましたが、山慣れしていない感じの人が多かった気がします。 鎖場ではさらに風が強くなり、背中側から吹き付けられて押される場面も。 すれ違う時に大丈夫かなぁ…と思っていたら、少しして女性の悲鳴が… 風の強さに驚いたようでした。 峰の茶屋避難小屋着。 風速7m。8.8℃。 さてさて、いよいよ雪渓を戻ります。 誰か先に行かないかなぁと少し待っていましたが、誰も行かないので、自力で判断。 上のトレースを行くか、下のトレースを行くか… 多少上の踏み跡が増えている気がしたので上を選択。 一度上がってから下がる形ですが、多分大丈夫でしょう。 しかし…これが間違い。 進むと、基本は登りのトレースで、しかも今日ではなさそう。 一足だけ下った形跡あり。 むむ… こりゃ自分には厳しい。 チェーンアイゼン持参していましたが時すでに遅し。 もう行くしかない。笑 使える踏み跡は使って、合わないところは自分でキックステップで足場を作りながら進みます。 格好良く言うと、「ステップを切りながら」なのかな⁉︎ 登り方向は良いものの、下に向かい始めると中々の恐怖感。 そして何とか渡り終わったところで振り返ると、後続のご夫婦が上のルートを進んでくる! 責任重大?二人が渡り終えるのを確認するまでハラハラドキドキでした。 さらに、これから三斗小屋温泉へ向かうという別のご夫婦に「大丈夫でした?見ていて大丈夫かなって心配してました。」と声をかけられる始末。笑 無事だったからいいものの、これからは面倒くさがらないでアイゼン付けます。 という訳で、自信ができたり、反省したりと中身の濃い山行でした。
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