活動データ
タイム
04:19
距離
14.0km
のぼり
229m
くだり
2106m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る5月1日(日曜日)新穂高右俣林道ルート 今回はソロの一人旅。日帰り登頂の計画です 3月に予定してた槍ヶ岳でしたが、いろんな理由で5月初になってしまった。 でも、それがのちに、山小屋にすくわれることになる。 朝、4時に登山者専用駐車場からスタートしました モバイルのヤマップが新しくなったせいか、うまく起動しません。 アインインストルして再ダウンロードしたら、起動しました。 その後、2日目も同じ症状が出たので、再インストールで起動 結果、初日のデータが消えてしまいました。軌道ルートが2日目のしかありません。 ロープウエイの奥の駐車場横。林道をひたすら歩きます 真っ暗の中、不安が一杯です スタートして直ぐ、雨が降ってきました。 ゴアのジャケットを着て、ザックカバーをかける いやだなーと思いながら、汗だくでひたすら歩く。 詳しいコメントは写真の方で紹介します。 槍平まで5時間、ここで少しトイレ休憩。 テント泊の方が5張りくらいいました ここから樹林帯を通過してくのですが、ここからが長い雪道、 途中からホワイトアウトになってしまい、先が見えません。 途中、すれ違った方が、こんな事を言いました。 乗越まで行くと、急風とホワイトアウトで、歩けなくなるよーって。 えーって思いましたが、行けるとこまで行こうと。 すでにスタートして6時間、朝10時頃、 風が弱まったところでカップ麺を食べます。 振り返ると、この場所から山荘まで強風とホワイトアウトで4時間かかってます 食べといて良かったです 案の定、乗越まできたら、風速27mくらい(山荘で聞きました) もう立っておられません。 実は、その時、近くにソロの方が2人いました。 どうする?って聞かれて相談します 私は、明日、仕事があるが、せっかく9時間以上もかけてここまできた。 念願の槍ヶ岳の思いが強く、仕事はどうでもよくなった。 取り合えず山荘に逃げ込もうと、伝えました。 その方2人も日帰りだったのですが、私が先頭をきったので一緒についてこられました。 四つん這いになりながら、ピッケルを突き刺し、飛ばされないように、ゆっくりと一歩づつ前進、 雪道にトレースがありませんが、竹串が差してあるので道しるべになります 山荘まで100mのT看板を見つけたときは、歓声がわきました。 飛ばされないように、這いつくばって、3人同時にかけこんだ。 山荘の方に予約してませんが、気持ち良く受け入れていただきました。 よくよく、振り返ると、山荘が営業していなかったら、途中撤退してたでしょう 翌日の天候に期待しましょう 部屋についたらザックカバーは吹き飛ばされて無くなってました。私の身代わりになってくれたのか!? 結果、初日、槍ヶ岳山荘まで登り10時間かかりました。 水分も十分に取れてなく、もうヘロヘロです。 2日目、朝4時に起床、日の出を見に外へ出ます 昨日と、うって違って、天気が回復してます 風は相変わらずありますが、まあ、これくらいは3000m級では当たり前。 昨日撮れなかった写真を撮りまくり、 ソロですので、撮って頂いたり撮ってあげたり 御来光は少ししか見れませんでしたが、十分満足です 後は、山頂アタックです 下から見てると、中央付近の雪の谷で立ち往生、 撤退する人、時間をかけて登る人、まちまちです。 行ってみないと分からないので、アタックしました 途中、クサリ場はある所はいいのですが、やっぱり、雪の谷がある所に来て見ると、 何もサポートするものがありません ピッケルとアイゼンで登るしかありません。 もし、滑ったら、下まで真っ逆さま。命はありません。 いつもならザイルを持っていきますが、今回に限り車に置いてきてしまいました。 最後の長ハシゴはまで、すぐそこ、 急斜面を見つめる事、5分くらい。 確かに、アイゼンとピッケルを信用すれば、クリア出来そうです しかし、下山の時に後ろ向きに降りる事を想像したらゾッとします。 私のピークはここまでとしました。 ちょっと悔やまれますが、仕方がありませんね。 今度は、十分な装備でチャレンジします 初の槍ヶ岳!まあ、上等でしょうか、、。 下山4時間30分 トータル14時間30分の登山でした。 ありがとうございました 槍ヶ岳山荘のスタッフブログ 5月1日、参考になります🎵
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