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山登り・アウトドアの新定番

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宝永の爆風に煽られて

サクチャンさん YAMAP Meister Black

  • YAMAPマイスター:ブラック
  • 自己紹介:私は、静岡県東部に在住する山歩きの初心者です。
    2015年8月に息子と富士山に登頂したのを機に、山歩きの楽しさにハマリ、主に近隣の沼津アルプス、愛鷹山塊、そして富士山で山歩きを楽しんでいます。
    2016年は、下記3件を目標としております。
    1)富士山登頂(御殿場口登山道)
     2016/07/10達成
    2)愛鷹山塊縦走(東進、西進)
     2016/05/06(東進)達成
    3)沼津アルプス縦走ピストン

    皆さんの活動日記を参考に、安全第一を旨とし、目標達成に向け、研鑽を重ねて参りますので、よろしくお願い致します。
  • 活動エリア:
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1961
  • 出身地:
  • 経験年数:3年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

富士山

2016/05/04(水) 19:16

 更新

宝永の爆風に煽られて

公開

活動情報

活動時期

2016/05/02(月) 07:18

2016/05/02(月) 16:34

アクセス:334人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 1,521m / 累積標高下り 1,505m
活動時間9:16
活動距離12.29km
高低差1,412m

写真

動画

道具リスト

文章

 今回は、富士山へ山歩きに行って来ました。 但し、4月の山歩きはゼロなので、弱い脚力が更に弱体化しています。そこで、トレーニングを兼ね、大好きな富士山の、大嫌いなスコリアの上を歩くことにしました。
 今回の目標は、往路に御殿場口登山道を七合目まで登り、復路に宝永山を経て大砂走りを下る計画としています。
 駐車場は、今年の4月28日に冬期閉鎖解除された、御殿場口新五合目駐車場です。5月2日朝7時の時点での利用者は、私を含めて5台でした。尚、登山道の通行禁止解除は、7月上旬頃に実施されるとのことです。
 尚、YAMAPアプリのバージョンアップに伴い、アプリは再インストールしたのですが、地図を再ダウンロードしておらず、この日はYAMAP起動不可です。このため、GPS地図と軌跡記録機能は、Geographicaを利用しています。
<山行記録>
 御殿場口登山道入口から大石茶屋までは、桜の花見を楽しめました。
 大石茶屋を通過すると、樹林が視界から消え、スコリアの大平原の遥か彼方に、主と宝永の威容を目にすることになります。ここは、今回で4回目ですが、「いや〜、遠い。行ける気がしない。」と、毎回思ってしまいます。
 二郎坊迄は、主と宝永に徐々に近付けることを励みに、只ひたすら、ザクザク、ズル、を繰り返します。そして、二郎坊にたどり着く頃には、「行ける!」と、勘違いしてしまいす。バカだね〜。
 二郎坊から傾斜角度が上り、脚が重くなり、新六合目に到達する頃には、「いや〜、辛い。無理。」と、今回も弱音を吐く始末。
尚、弱音を吐きながらへたり込む私を尻目に、軽快なステップを踏みながらぐんぐんと登って行く逞しい青年がおりました。私は、彼の後ろ姿に男を観ました。
【動画1】https://youtu.be/YpKyOo9VPeg
又、六合目小屋が、倒壊していました。雪崩か、土砂崩れによるものと思われます。
 新六合目を超えた辺りから、登山道が残雪に覆い隠されている箇所が頻出します。しかも、残雪の底を雪融け水が流れ、その水が土砂を押し流しています。
【動画2】https://youtu.be/i0n2hgnaZIU
ピッケルで、残雪を上から突き、踏み抜きそうな箇所を避け、恐る恐る歩きました。しかし、標高2700mを超えた辺りから、氷化していたり、クラックが入っている箇所が現れ、氷で滑るし、雪崩の恐れもありで、とても通れません。それを避けるため、大きく迂回したり、ゴジラの尻尾の様なギザギザの溶岩の上を渡り歩いたりと、まるで鋸岳の登攀トレーニングの様相です。
備忘録として、残雪の縁は氷化しており、未熟者はアイゼン必携。チェーンスパイクでは歯が立たない。
 六合目の宝永遊歩道との分岐点には、這う這うの体で辿り着き、崩れるように座り込みます。行動食を飲食するのですが、異様にマズく感じます。しかし、そこからは、白く縁取られた宝永山を真正面に見られ、暫くの間、その容姿に見惚れていました。落ち着きを取り戻しましたので、次の行動を決定しなければなりません。当初計画の七合目方面を見上げ、「焦り、過信、無知、無理」を自問し、無理だと自答。七合目を断念し、宝永山へ向かうことに決定しました。
 六合目の分岐点からの宝永遊歩道も、甘くはありません。なんと、遊歩道が見当たらないのです。残雪に覆い隠されている箇所、崩落している箇所、雪崩そうな箇所、落石しそうな箇所、等々を通過し、やっとの思いで、下り六合に辿り着きます。
 眼前に、白く縁取られた宝永馬の背が迫ります。しかし、まるで氷壁で、簡単には上り越せません。ピッケルを雪に深く突き刺し、それを支点に登り、宝永馬の背の南斜面に這い上がります。
 宝永馬の背の南斜面を宝永山へ向かって進むと徐々に聴こえてきます。宝永第一火口を吹き上がる地響きの如く、爆風が吹き荒れているのです。
【動画3】https://youtu.be/sk6l834H5Lg
 宝永馬の背で吹き荒れる爆風は、身体を激しく煽り、呼吸をも妨げ、宝永山頂への接近を拒みます。「おっかね~よ~」。それでも、一歩一歩、宝永山頂へと歩を進めます。
【動画4】https://youtu.be/9f7JTWtHJNE
 さあ、宝永山頂です。今回も、ここへの道のりは、大変厳しいものでしたが、大いに勉強させて頂きました。
 尚、宝永山頂では、4名(男女各2名)のグループにお会いしました。彼等は、御殿場口新五合目駐車場から御殿庭ルートを廻り、大砂走りを下るとのことで、彼等の方が先に駐車場へ帰着しています。

 最後に、今回の山行では、高地での残雪通過等の経験を積み、更に、0コケ、0怪我で無事に帰着することができました。
富士山、宝永山、家族、そして、皆様に感謝します。
m(__)m

 


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