鳳凰山 青木鉱泉を起点に中道登山道から三山を巡る

2016.05.05(木) 日帰り

活動データ

タイム

11:48

距離

15.7km

のぼり

2088m

くだり

2092m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 48
休憩時間
1 時間 10
距離
15.7 km
のぼり / くだり
2088 / 2092 m

活動詳細

すべて見る

ゴールデンウィーク中の山行きに鳳凰山をチョイス。今日は中道経由なので林道沿いのスペースにとめようかとも考えたが、下山時に近く水やトイレのことなどあり青木鉱泉の駐車場に駐車することにする。朝4時半前に青木鉱泉の駐車場に着く。駐車しているのは10台ほど、予想以上に少ない。 40分ほど林道を歩き中道登山道へ入る。九十九折を進み、林道を横切ると気持ちのいい笹原の中を高度を上げる。 笹原は2000メートルくらいで終わり針葉樹の樹林帯となる。2100メートルくらいから残雪が現れる。御座石までくると空気がヒンヤリとして気持ちいい。段々と残雪が現れる頻度と量が多くなり、2500メートル付近には登山道わきの掘れたバンクにつららもある。薬師岳手前の急登にはまとまった残雪が現れるが、踏み固められている上に凍結もないためアイゼンを付けるほどでもない。 薬師岳に登り詰めると正面に北岳がドーンと現れる。思わず「素晴らしーい」と漏らすと、すぐ左から降りてきた山ガールが「素晴らしいけど風が強くて飛ばされちゃう」と中道を降りていく。 確かに風が強い。けど、雪の残る白根三山があまりに凄すぎて、狂ったように写真を撮りまくる。そして観音岳までの稜線を夢見心地の幸せな気分で歩く。相変わらず風が強いが冷たい風ではないので、さほど苦痛ではない。 観音岳で小休止し地蔵岳へと急ぐ。北斜面には雪が残っていて、下りでは少し滑る。赤抜沢の頭で北岳とお別れしてお地蔵さん達の前に出る。すると物凄い強風が吹きつけ、飛ばされる砂が顔を打ち付ける。何とかオベリスクの根元までたどり着き、写真を撮り早々にザレ場を下る。 風が吹き下ろすこともなくなり、登りではいつも難儀するザレ場を飛ぶように降りていく。樹林帯をさらに進むと鳳凰小屋に着く。小屋ではお兄さんが2人だべっている。ここでしっかりとエネルギーを補給し、一気に青木鉱泉を目指す。五色滝、白糸の滝を楽しみ、登山道から少し入った所にある残り2つはパス。 新緑の中を黙々と歩き、青木鉱泉に到着する。 風は強かったが、おかげでクールダウンしながら快適な山歩きとなった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。