活動データ
タイム
33:01
距離
37.6km
のぼり
2537m
くだり
2537m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るGWの後半に残雪期の奥穂高岳へ上高地から登ってきました。 今回歩いたコースは、 1日目:上高地〜横尾〜涸沢ヒュッテ(泊) 2日目:涸沢ヒュッテ〜穂高岳山荘〜涸沢岳〜奥穂高岳〜涸沢小屋(泊) 3日目:涸沢小屋〜横尾〜上高地 です。 3月に西穂を登頂した時からGWに奥穂を登ると決めていたので、GW前半の奥穂での遭難事故等、不安要素はありましたが決行することにしました。 自分が奥穂にアタックした日は、穂高岳山荘から上での雪の状態が悪く、県警の常駐員からの指導もあって、ほとんどの人が登頂を断念していました。 自分も奥穂登頂は諦め、割と簡単に登頂出来る隣の涸沢岳に登って帰るつもりでしたが、山荘前のテラスで一緒になったKさんと涸沢岳を登ったところ、涸沢岳頂上からは奥穂登頂ルートの全容を確認することができ、何か登頂出来そうな気がしてきて、Kさんとも意気投合したので、一緒に奥穂へアタックすることにしました。 最初に岩場に設置された梯子を二本登った後、高さ20メートル位の雪壁に取り付きますが、この雪壁が登頂ルートの核心部でした。ほとんど垂直の壁を僅かにあるステップを頼りに登って行くのですが、ミスは絶対に許されず、ここはかなり怖かったです。この雪壁をクリアーすれば山頂まで危険箇所は幾つかありますが、慎重に通過すれば問題無かったです。(但しミスは命取りです) 奥穂高岳山頂からは、流石に日本第3位の高峰だけあって言葉では言い表せられ無い程の大絶景でした。幸い曇っていた割には展望は良好で、晴れの日とはまた趣が違った展望を楽しめました。 下山は登ってきた時よりも更に慎重になりました。特に核心部の雪壁の下りは登り以上に怖かったです。(西穂頂上直下の雪壁が簡単に思える程、奥穂の雪壁は手強かったです) 無事、奥穂高岳に登頂出来たのもKさんと一緒だったからです。Kさんと会っていなければ今日は奥穂登頂を断念していたと思います。 その後、涸沢小屋でもKさんと同部屋となり、色々とお話しをさせて頂きとても楽しかったです。 また何時か何処かの山でお会い出来たらと思います。 念願だった残雪期の奥穂高岳に無事登頂できたので、来年のGWは残雪期の槍あたりに挑戦したいと思います。(気が変わる可能性が大いにありますが...)
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