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片貝山荘ノートと黒部の里山 鋲ヶ岳 861M

ソラリスさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:気が付けば29年間、会社に勤めた事になります。出身は富山なのですが、首都圏勤務が長く、元々、車やバイクで全国を巡るのが好きで、何時の間にか山を訪れて旅行を兼ねて愉しむ山旅スタイルになっていました。何となく各位の山行日記の投稿が高山植物に似ているのかなと感じてます。メンバーさん一人一人の投稿が花です。花の愉しみ方は人其々で、自分はひっそり咲いている花を探すのが好きなようですが、百名山登山に憧れ、残りは8ですので華やかな花にも強い憧れが在りそうです。投稿は減りそうですが時々、花を探しにYAMAPを訪れたいと思っています。
  • 活動エリア:富山
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1964
  • 出身地:富山
  • 経験年数:10年以上
  • レベル:初心者
  • その他 その他

僧ヶ岳・駒ヶ岳(越中駒ヶ岳)

2016/05/12(木) 12:25

 更新

片貝山荘ノートと黒部の里山 鋲ヶ岳 861M

公開

活動情報

活動時期

2016/05/08(日) 15:37

2016/05/08(日) 18:49

アクセス:390人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 1,423m / 累積標高下り 1,431m
活動時間3:12
活動距離37.67km
高低差861m
カロリー201kcal

写真

動画

道具リスト

文章

最近、東京出張と夜間立ち会いが多かったせいか、風邪で体調を崩してしまい、なんとか、5/6に出社して帰省中の同僚と飲みに行ったり、近場を散策したりで、久しぶりに穏やかな富山の週末を過ごす事が出来ました。諸事情も在って、遠出も出来ないのですが、近年、GWは富山が一番良い処だと思っています。(笑) 

5/7は新月で、夜中の満潮時にホタルイカの身投げが見られた日で、地元の新聞でも青白く光る夜の海辺の写真が紹介されています。体調不良の為、今回、見送りましたが、自宅へ帰る途中にホタルイカを食べたくなって(笑)、ホタルイカミュージアムだけは訪ねてきました。

5/8は魚津漁港の蜃気楼の様子を見に行った後、小川寺の千光寺に寄りました。千光寺の奥の院が僧ヶ岳に在り、僧ヶ岳とは縁が深い場所なのですが、片貝川と布施川の下流の街の小川寺地域は自分の叔母の出身地で、春には獅子舞いが在って嫁に貰うなら小川寺の嫁を貰えと云われた歴史が在る地域です。片貝川上流を遡ると、毛勝山登山口と僧ヶ岳登山口が在り、傍に片貝山荘が在ります。

毛勝岳は物心が着いてから、ずっと眺めてきた山で、憧れの山です。去年の秋、地元の高校の山岳部出身で毛勝に登った会社の同僚が、片貝山荘に通じる道路で田中陽希さんに会ったそうなのですが、山荘の中には片貝山荘ノートが在って、噂通り、直筆の日記が手書きで遺されていました。

以前、NHK BSで放送されたパタゴニアエクスペディションレースの若き田中さんの姿を偶々、テレビで見ていた事が在ったのですが、リーダーの地図読み間違えに直面した若き日の田中さんの血気盛んな姿やグレートトラバースの番組でも、神仏に手を会わせる真摯な姿勢が印象に残っています。ノートに記入された田中さんの日記や田中さんを応援している人の日記を眺めていると当時の様子が偲ばれます。

この後、気になっている初雪山、朝日岳、雪倉岳を眺めに、僧ヶ岳稜線の鋲ヶ岳を散策してきました。30分も歩かないうちに山頂に着いてしまう黒部の里山なのですが、嘗ての限界集落で誰も住まなくなった静かな場所です。眼下には宇奈月温泉街が眺められ、谷筋からトロッコ電車の汽笛がこだまして、黒部川越しに後立山連峰が眺められます。今日、初めて気が付いたのですが、日没が近くなると、僧ヶ岳稜線の影が白馬岳に写っていました。

海も近く、湾曲を描く富山湾と能登に沈む夕陽が美しい場所なのですが、黒部ではGW頃に田植えを行う農家が多く、日本海に沈む夕陽に輝く水田や黒部川と、黒部扇状地の散居村の変わっていく様子を飽きもせず山頂で眺めていました。(笑)

今年は早くも雪が融けて花季も終わりなのか、花は少な目でしたが、登る時に、俯き加減に咲いていると思っていたイワカガミがお日様に向かって咲いている姿と下山しながら日本海の夕陽と水田の写真を写している時に、大きな花びらを目一杯広げて夕日に向かって咲いている辛夷の逞しい姿が印象に残りました。

今回、ホタルイカの身投げは見れませんでしたが、ホテルイカが身投げするのは産卵で月の光を頼りにして泳ぐホタルイカが産卵で力尽きたり、月が見えないと方向を見失うからだと云われています。今年のGWは立山でも突如天候が崩れて、残念な遭難事故が発生しましたが、登山だけでなく人も目標がなければ、生きていけないのは同じなのかもしれません。

片貝山荘ノートには、田中さんの想い出になる空間を有難うと感謝の言葉が綴られていたのですが、そんな富山の自然が見せてくれる風景に感謝を忘れない事が大事な感じがしたGWになりました。

もう1つ大事な事を書き忘れてましたが、僧ヶ岳稜線の鋲ヶ岳は標高861Mで麓の登山口には、黒部まきば牧場から快適な車道が伸びています。黒部牧場では、美味しいソフトクリームが食べられます。家族連れや体力に不安がある方も標高差150M程度しかなくて登山道も快適です。物足りない方は、稜線の先が烏帽子岳、僧ヶ岳、越中駒ヶ岳への縦走路になっています。

登るにつれて里山の杉林がブナ林に変化して、烏帽子尾根の稜線に出ると富山湾と後立山の眺めを見ながら、稜線歩きが愉しめますが、その愉しみは、まさに登山そのものです。誰にでもお薦めできる黒部の里山だと思っています。(笑)

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