相戸岳　時計回り周回

山道が終わり民家の裏手に出た時、小屋の屋根に上がっていたご老人が「もう登ってきたか。」「早いねぇー。」と声を掛けてきた。山菜を採っている老婦人にもあいさつしたら、少し遅れておなじような会話。人と人の素朴なふれあいだけど、遇ったら無視しない。都会ではあまりない。気持ちよくて嬉しい瞬間だ。 まだ時間も体力も有り余っているので、教龍寺を通り過ぎ白山神社の奥の階段を上って参拝することとした。社までは見上げるほど結構な高さがある。僕はノンストップで数えながら登ったが途中で分からなくなった。（後で調べたら１８５段らしい）。境内から見ても鳥居両脇の大杉のデカさといったら壮観この上ない。元和三年（１６１７年）この地に白山神社が創建された時に植えられたとされている。 ルート上ほとんど眺望がないことも、頂上の開け方や広さも轡野権現山と雰囲気が似ていると思った。 山県市三山めぐりは釜ケ谷山を登れば完成。眺望はあまり良くなさそうだから、天気のコンディションが芳しくないときにやろうかな。