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山登り・アウトドアの新定番

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剱岳を見ながら、別山で朝食を(北ア、立山)

JunJunさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介: 引きこもり系パソコンヲタクが、デジカメを手にしてからはカメラとレンズの沼にハマり、被写体を求めて街を徘徊するように。が、街の被写体を撮りつくし限界を感じていたところ、齢五十にして初めて地元の北アルプス立山への登山に参加。この時から山の美しさに目覚めて山の撮影の魅力にハマる。
     以降毎週お天気が良ければ北アルプス北部や、地元の山々をデジカメを持って徘徊するように。年老いても元気に街や山をデジカメを持って徘徊できるようになるため、トレーニングと食事にも気を使う健康ヲタクでもあります。
  • 活動エリア:富山
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1963
  • 出身地:
  • 経験年数:5年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

立山

2016/05/15(日) 07:39

 更新

剱岳を見ながら、別山で朝食を(北ア、立山)

公開

活動情報

活動時期

2016/05/13(金) 08:18

2016/05/14(土) 11:05

アクセス:711人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 1,742m / 累積標高下り 1,743m
活動時間26:47
活動距離17.05km
高低差747m
カロリー12625kcal

写真

動画

道具リスト

文章

【アクセス】
 富山県側からは立山駅から室堂までの料金は往復4,310円です。今の時期はケーブルカーの始発は7時です。

【お天気】
 1日目 晴れ〜ガス〜晴れ
 2日目 晴れ

【感想/記録】
 GWに行きたかった、奥大日岳〜立山三山周回はお天気が悪く結局行けずじまい。ようやくお天気が安定してきたようなので、休暇を頂きこのルートに行ってみる事に。立山の周回は残雪期は急坂の、富士ノ折立と雄山神社の岩峰が核心部ですが、別山から時計回りに行くと、どちらも登りになるので難易度が下がります。また、剱御前小舎に泊まると別山からの御来光が拝めます。雷鳥沢キャンプ場からだと御来光に間に合うように別山に行くには、暗い真夜中に雪の急坂を登るので、ちょっと厳しいと思います。室堂から剱御前小舎へ直に行くと時間が余りますので、ここは奥大日岳へ寄ってから剱御前小舎へ行くとちょうど良い時間になると思います。

 黒部アルペンルートのホームページでは、5月13〜14日はかなり混み合う予想でした。5月15から16日は2016年G7富山環境大臣会合が開催されますので、その影響でアルペンルートも混み合うのでしょうか。ケーブルカーの始発は7時でしたが、混雑を見越して少し早めの6時過ぎに立山駅の駐車場に到着するも、やっぱり平日のため閑散としていました。切符売り場は6時半前には既に空いていて、始発の室堂までの往復切符は難なくゲット。でも美女平の高原バスは始発が7時40分発なので、待ち時間がありそうと思ったら臨時便を出してくれて8時過ぎには室堂に到着。

 室堂で登山届を提出して今回はまず雷鳥沢に降りて、奥大日岳を目指します。室堂の朝の気温は11℃ほどかなり気温は高く、しかも快晴で日差しが強くて暑つかったですね。雷鳥沢から登り返しますが、称名川にはまだ橋が架けられていませんので、少し上流のスノーブリッジを渡ります。歩いていると暑くなるので、すぐにジャケットを脱ぎました。ようやく室堂乗越付近に着き、ここから奥大日岳まではアップダウンを繰り返します。夏道はまだ出ておらず、雪が少ないので所々雪が切れて夏道や、藪を横切る所が出てきます。雪稜の幅がかなり狭い場所も剱岳側に近寄り過ぎると、雪庇を踏み抜く恐れがあるので注意が必要です。あって、滑落には注意です。

 奥大日岳の夏道は山腹をトラバースしますが、積雪期の基本は雪稜を登っていきます。奥大日岳の雪稜が始まるポイントは標高2350mほどなので、これよりなるべく標高を上げずに、トラバース気味に進むと楽でした。斜度がキツくなる手前でピッケルを出して、ポールは1本にし、風が強く吹いてきたのでアウター着て頂上を目指します。頂上までは急登のピークを何回か登り返し、ようやく稜線に出ました。トレースが薄くコースがやや不明瞭でした。気温が高いので、アイゼンを着けていてもスリップします。12時頃にようやく快晴の奥大日岳の頂上に到着すると、剱岳から立山、薬師岳などの山々が見えました。撮影をして昼食を食べていると、あっという間にガスって真っ白に(´Д` )。これでは撮影できないので、また自分のトレースを追って引き返しました。

 帰りはさらに気温が上がったせいで、雷鳥坂の雪が腐って登りはスリップするため、登る効率が悪く踏み抜きも多数ありました。鞍部から剣御前小舎までの登り返しは結構キツく、休みながらようやく夏道に出たと思ったら、 また雪道の細いトラバースがありアイゼンを装着し慎重に進みました。16時頃にようやく剣御前小舎に到着し宿泊の手続きをして、先ほど登った奥大日岳や室堂平を見ながらビールで祝杯です。

 夕食後は夕日を撮影しに近くの剣御前山へ行きましたが、風が強くてアウターを着ていても寒かったです。屋内で着ていたモンベルのインシュレーション、U.L.サーマラップ ジャケットを脱いできたことを激しく後悔。残念ながら雲があってきれいな夕陽を見るとはできませんでしたが、雷鳥と出会うことができました。明日は別山からの御来光を見るために3時起きなので、8時前には就寝しました。

 翌日はiPhoneのタイマーで3時になんとか目をさまし、窓から外を見るとガスって真っ白。これでは御来光は無理かなと思いましたが、空を見るとガス越しに薄く星が見え、もしかしたらと期待しつつ準備をして4時過ぎに剣御前小舎を出発。別山北峰から多少雲に隠れてましたが、御来光を拝むことができました。さらに朝日を浴びた剱岳や谷雲が流れる真砂岳や立山を見る事ができ感激。ここで剣御前小舎で頂いた朝食を、贅沢にも朝日を浴びる剱岳を見ながら食べて充電完了。この恐らく何万年前から続いている素晴らしい光景を、ちっぽな自分が見ることができて本当に感無量です。昨年に引き続き今年も剣御前小舎に泊まって、ご来光を見に来た甲斐がありました。

 別山からは雄山を目指しますが、この先は雪や氷に覆われた岩稜帯が続き、ちょっと緊張します。幸い別山から真砂岳は夏道が出ており、問題はありませんでした。最初の核心部、富士ノ折立への急坂はほとんど夏道でしたが、途中の雪は氷化しており端を通ってクリア。しかし富士ノ折立直下の急登の夏道は氷化した雪に覆われていたので、横の浮き石だらけの坂をなんとか登りました。

 富士ノ折立からの稜線は時期が早いと雪稜を歩けるようですが、もう時期が遅く所々に大きなクレバスが口を開けており、雪庇の崩落やクレバスへの転落も考えられ夏道に戻りました。夏道は所々クラストした雪や、氷化した固い雪に覆われて核心部となっていました。つぼ足では危険なので、装着しやすいセミワンタッチアイゼンを付けたり外したりして、雄山神社のある岩峰にまで到着。ここは最後の核心部で、夏道を行くように岩峰を右側へトラバースするか、岩峰を登るかの2つの方法があります。岩峰のトラバースは夏道が日陰となるので氷化して危険と判断し、岩峰を3点支持で登って雄山神社に到着。

 別山から雄山までは誰一人として出会わず、ここでも雄山神社や、周りの景色を独り占めできました。時間はまだ早かったので休息がてら雄山神社で撮影し、行動食を食べてから下山。下山時はスキーやスノボを背負ったBC系の方が多数登ってこられました。雄山から一ノ越はほとんど雪はありませんでしたが、浮き石が多いように感じられ、ちょっと時間をかけて一ノ越まで降り、一ノ越からは雪原を通って室堂山荘前のベンチで昼食を食べてから、室堂ターミナルに戻って終了でした。室堂ターミナルはゴールデンウィーク後でしたが、まだ観光客でごった返していました。

 今回は立山三山を縦走するため、浄土山まで行きたかったのですが、別山の雪原で踏み抜き右膝を岩に強打する痛恨のアクシデントに遭遇(´Д` )、こんな時に限ってモバイルバッテリーが逝ってしまいiPhoneの充電が不十分、快晴で暑くてペットボトルのお茶を飲んでいたら、残りが少なくなってしまったと、不安材料が重なり今回は浄土山への登頂を断念しました。今日のヤマテンの立山の天気予報は午前中は晴れ〜曇で午後から曇りでしたが、室堂のライブカメラを見ていると1日晴れていたようでした。下界は標高1,000mから雲がかかっており山に行きたいとは思えない曇り空でしたが、写真の通り実際には立山は雲海の上で良く晴れていました。

 剱御前小舎は1泊2食付き(朝食またはお弁当)で1万円(昨年は確か9,500円)でした。宿泊者は16人ほどで、ほとんどがBC系の方でした。宿泊者が少なかったためか、今回も広い一室を一人で利用できました。剱御前小舎は5月31日でいったん営業を終了し、7月1日から再開します。ビーコンはBCAの最新機種だったトラッカー3を税込49,800円で購入しました。どうせなら一番良いものをと思って買ったのですが、ビーコンの価格差は主に探査能力です。トラッカー3はデジタルの3アンテナで探査能力が優れているとの事でしたが、よく考えるといつもソロの自分は探査するよりも、探査される確率が圧倒的に高いわけで、そうなら安いシングルアンテナのビーコンで十分でした。山遊びは中々お金がかかりますね(汗)。

【注意点】
 気温が高く雪は腐り気味で踏み抜くところも多数ありましたが、雪は締まっているので、スノーシューやワカンはもう必要ないと思います。晴れていると紫外線が強力で、日焼け止め対策が必須です。
 一部氷化した真砂岳〜雄山までの登山道があるので、アイゼン、ピッケルは必須です。 富山県の条例で11月と4月~5月に登山やバックカントリーで立山に入山される方は、入山届の提出&ビーコン携帯が義務化されています。しかしもう雪崩れることは無いと思います。むしろスリップによる転倒や落石に備えて、ヘルメットが万が一の際役立つと思います。
 積雪期の立山周回はそれなりに難易度が高いと思いますが、雪が柔らかい、あるいは適度にクラストした時期なら、アイゼン、ピッケルを効かせて登下降できそう、雪稜がしっかりとしている時期では雪稜歩きが楽しめそうな感じです。しかし、今回のように時期が遅くなると溶けた雪は氷化し、雪稜はクレバスと崩落の危険があって、時期が早ければ難易度が高く、遅いと簡単とは一概には言えなさそうです。

【コース状況】
・室堂〜奥大日岳 室堂乗越付近までは赤旗が設置されていますが、奥大日方面はトレースが少なくコースはやや不明瞭。夏道はほとんど出でおらず基本は尾根の雪稜を行きますが、藪や夏道を横切ったして分かりづらいです。
・奥大日岳〜剱御前小舎 室堂乗越辺りから赤旗が設置されていますので、問題は無いと思います。夏道になって最後の細い雪稜は雪が腐っていたので大丈夫だと思いますが、滑落すると振り出しに戻りますのでアイゼンを付けました。
・剱御前小舎〜別山 夏道が一部雪に覆われていますが、急な斜面では無いのでつぼ足で問題無いと思います。
・別山〜真砂岳 ほとんど夏道ですのでつぼ足で問題無いと思います。
・真砂岳〜富士ノ折立 富士ノ折立直下は氷化した斜面でアイゼンとピッケルで直登するか、横の浮き石だらけの斜面を登ります。
・富士ノ折立〜雄山 雪稜を歩ければ簡単なのですが、クレバスがあって崩落の危険があるので夏道が無難です。夏道は所々氷化した雪に覆われているので、アイゼンとピッケルが必須です。雄山神社へは夏道のトラバースすると氷化したところがありそうなので、岩峰の直登が無難だと思います。
・雄山〜室堂 雄山からの斜面はザレてスリップに注意、一ノ越の雪原は雪が腐っているのでつぼ足で問題ありませんでした。

【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
 965
 652
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
 153
  55
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
 16
 12
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
 173
 109
ウォーキングの距離(km)
 20.78
 14.85
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
 25152
 18,660
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
 54〜121
 42〜104
体重
 62.7 -> 62.2

 今回は多めに水分を取っていたためか、あまり体重は減りませんでした。いつも減った体重は翌日には元通りなので、水分不足かもしれませんね。

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