20160515恵庭岳1320④~恵庭岳西峰ピストンポロピナイ迂回コース

2016.05.15(日) 日帰り

活動データ

タイム

07:53

距離

8.0km

のぼり

1046m

くだり

1048m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 53
休憩時間
2 時間 31
距離
8.0 km
のぼり / くだり
1046 / 1048 m
40
3
1 30

活動詳細

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山頂は強風、眺望は最高、西峰にも挑戦してきました。登山者は意外に少なく6組、山頂までは私たちの他1組でした。ザックを岩塔直下に置き、恵庭岳山頂~恵庭岳西峰をピストン(スマホもザックの中に入れっぱなし 1時間30分)。 過去に3度挑戦したが、まだスッキリ綺麗なオコタンペ湖、支笏湖をはじめ、周りの山々や360°のパノラマを見ることが出来なかった。NET情報やYAMAP情報をみて、いつも羨ましく思っていた。2014/9の集中豪雨による支笏湖周辺や登山口が決壊、2015/10頃の情報では大規模な倒木により、2.5合目から5.5合目位まで登山道が塞がれ通ることが困難な状況であるとの情報で遠ざかっていたが、冬・春山は北東尾根コースを中心に登っている情報を見ながら、山友とのタイミングを調整していた。札幌近郊の春山は終焉、夏山への狭間のこの時期、芽吹く前の見通しの効くこのタイミングに登りたくなり、山友に提案し登ることにした。天気予報では晴/曇だったので、今日は良い条件が整ったと山頂を目指した。途中凄まじい範囲の倒木を見ながら、6合目まではところどころに少量の残雪があったが第一見晴台までは風もなく快適だった、ここから第二見晴台までは殆ど残雪の上を歩いたが踏み抜くことは少なかった。第二見晴台に着くと突風が吹きさらしていたが、大丈夫だから行こうと本峰岩塔を目指した。風の良い影響で、青空ではないが雲がなくスッキリした超遠望を見ることができ、絵になる最高の風景を体感、画像に収めた。ここからの尻別岳1107~羊蹄山1893~ニセコ連峰、小漁岳1235~空沼岳1251、札幌岳1293迄の稜線、小喜茂別岳~喜茂別岳1177、並河岳1258、中岳1388~無意根山1464への稜線、余市岳1488まではっきり見え、最高の景観で、特に羊蹄山1893の雄姿には暫し見入っていた。岩塔下にザックをデポして登ったが、岩搭直下のロープ場附近は突風が吹き、身をさらわれるような状況だったが、細心の注意を払ってピークハント。ウィンドウブレーカーがバタバタと唸っている中、素早く画像に収めて5分で撤退、岩塔下まで下山。岩塔下から恵庭岳西峰を目指して、前峰岩頭の麓をトラバース、尾根を歩き、岩峰を回り込み、ハイマツ漕ぎ、小岩を超えて西峰に登頂。ここからの景観は、本峰岩塔からでは見ることのできない絶景が待っていて、オコタンペ湖や奥潭が間近に目に飛び込んでくる。1972年に開催された札幌冬季オリンピックの滑降種目は西峰直下の尾根で実施され、当時の選手目線で確認できたり、オコタンペ湖からの水流が支笏湖に注ぎ、オコタンペブルーが支笏ブルーを創っている様が確認できた。丹鳴岳、フレ岳、後方に白老三山(南945・968・北945)、支笏湖対岸の風不死岳1102、樽前山1041も素晴らしい。西峰も岩塔だが山頂は草木が生えているので危険度も感じなく、西峰から見る本峰岩塔のアングルも見逃せないので、新緑の季節や残雪登山も再チャレンジしたい。

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